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マリンワールド米でできた⁉米ストローの誕生秘話をピック!

2024年05月05日 11:00 by はたゆう

今春、開業35周年を迎え「かいじゅうアイランド」のリニューアルオープンや “人”と“動物”の一体感を感じられる新エリアが新たに2つ誕生する等ますますパワーアップしているマリンワールド海の中道
そんなマリンワールドのすぐ隣にある国営海の中道海浜公園に、ビオトープがある事をご存知でしょうか?「いのちの池」という、人口池の水辺に小さな田んぼがあり、希少淡水生物の生息域外保全に取り取り組んでいます。また、春には稲の苗を植え、秋には刈り取りを行いマリンワールドのスタッフが大切に育てています。



そんな「いのちの池」で採れたマリンワールド米と言っても過言ではない、マリンワールドのお米を使ったオリジナルストローが開業35周年を記念して誕生しました!

ストローというと、昨今では多くの飲食店がプラスチック製から紙ストローにする流れが多く見受けられますが、そんな中新たな素材”米”でできたストローを福岡にある株式会社UPayが手掛けています。株式会社UPayでは、完全植物由来の「米ストロー」を日本で初めて国内製造で行っており、数多くのメディアに取り上げられ、また福岡市が行っている福岡市トライアル優良商品にも認定されています。

時間が経つとふにゃふにゃになるのでは?と思われがちですが、1時間使用しても溶け出したり味に変化を与えない無味無臭で、水分を吸収しても膨らむことなく使うことができ耐久性も十分。また、お米は砕け米などを使っておりフードロスを削減。また、原料の米とコンスターチは完全植物性なので、脱プラで環境問題に貢献した商品なのです!使用後は、茹でてパスタにしたり、油で揚げると煎餅のようなお菓子ができます。また、完全植物性のため土壌分解されるので、自宅にコンポストがある方は、肥料などとして循環利用できます。

何故、マリンワールドと株式会社UPayがコラボしたオリジナルの米ストローが生まれたのか?それは、昨年10月14日、15日に天神中央公園西中洲エリアで開催されたイベント「COMMON POINT」がきっかけでした。

「COMMON POINT」は、海と人、人と人、地域と都市が繋がりを、LOVE FMとパタゴニアが発信する新しい環境・社会の共創イベント。身近なファッション、食、音楽などを通じて、海の魅力や複雑な環境課題を「美味しく」「楽しく」理解してもらい、福岡を含む九州地域の環境問題への新たな視点と具体的な行動への架け橋となることを目指したものでした。マリンワールドは、出展ブースに掲出されたサスティナビリティのポイントを巡るスタンプラリーとして参加、株式会社UPayは福岡市トライアル優良商品のブース内で米ストローの販売を行いました。

そこに訪れたマリンワールド広報担当の方の目にとまり、実際にその場で米ストローを試してみて、その製品の素晴らしさに共感しコラボレーションの話が進みました。

↑イラストレーターのミヤタチカさんがデザイン。また、米ストローには「MARINE WORLD」の印字の施しも。

このマリンワールドオリジナルの米ストローは、マリンワールド内のショップで購入する事ができます。またマリンワールド内にあるレストラン「restaurant Reilly」のドリンクに付いてくるストローも米ストローが利用されていますよ。マリンワールドに行った際は、是非手にとってみてはいかがでしょうか?

取材・文:はたゆう
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マリンワールド海の中道

住所 福岡市東区西戸崎18-28

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