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お茶活で香り立つ毎日を。お茶の基本を知る、心と体をリフレッシュする方法

2023年06月10日 11:00 by 深江久美子

日常的に親しまれているお茶は、アジア(一部をのぞく)では“チャ”、ヨーロッパでは“ティー”と呼ばれて世界中で嗜まれています。発祥の地・中国から各地に広がり、その土地の環境に適した茶葉が栽培され、紅茶やハーブティー、ルイボスティー、緑茶などとなり、今ではさまざまなお茶が普及されています。
 

そんな1杯のお茶は、潤いとくつろぎを毎日の生活に与えてくれる必要不可欠な存在。ぜひとも豊かでほっこりした時間をご提案したいもの。というわけで、博多リバレインモールにある「ハナミズキ エフスタイル」店長の原田さんにお茶をおいしく楽しめるヒントを伺ってきました。お茶活で、心も、体も、リフレッシュしちゃいましょう!


■STEP1/茶葉本来の味を知るにはティーバッグ
何げなくに利用している人も多いティーバッグって、今更だけど超絶便利なんです。茶葉を量らずとも適温適量のお湯を注げばOKなので、誰でも簡単においしいお茶が作れます。カップの縁からそっと入れましょう。パッケージの裏に蒸らし時間なども書かれているので、最初はきっちり守って味わってみてください。


■STEP2/おいしい淹れ方はあの人をイメージ
ティーバッグを卒業したら、ティーポットにチャレンジ。コツはドラマ「相棒」に登場する右京さんほどでなくとも、少し高い位置からお湯を注ぐのがポイントです。勢いよく注ぐと空気が増えて茶葉が広がりやすくなり、香り立ち、エキスが抽出されるんだそう。ぜひ、試してみてください。


■STEP3/茶葉の産地を知ろう!
続いて注目すべきは産地です。キリッとした味わいが楽しめるダージリンティーは、同じインドでもインド北東部や、ヒマラヤ山脈の麓に広がる山岳地帯で主に生産されていたり・・・・・・。ミルクティーなどで楽しめるアッサムティーはアッサム地方(インド北東部)で作られます。同じセイロンティーにも産地別の種類があるので、いろいろ試して好みのお茶を探してみましょう。


■STEP4/アレンジは無限大?五感をフル活用して味わおう!
もちろん、とことん王道のクラシックティーにこだわって嗜むのもOK。香りづけされたフレーバーティーを楽しむのもよし。ミルクやレモン、はちみつなど自由自在にアレンジして、お気に入りの飲み方を見つけましょう。原田さんのオススメは濃い紅茶で作った氷をアイスティ―に浮かべたり、濃いめの紅茶を無糖の炭酸水で割る飲み方。これからの季節にピッタリですね。上級者になると自分でブレンドする人もいるんだとか!


■STEP5/水出し茶のススメ
紅茶・緑茶に限らず適温のお湯が推奨されていますが、あえて水出しすることで思わぬメリットも。渋みが減るので味がまろやかになり、カフェインも抑えることができて良いことづくめ!寝る前や出社前にマイボトルにポイっといれておくと、数時間後にはおいしいお茶のできあがり。
 

それでは最後に四季にあわせた香り高い紅茶やハーブティーがそろう「ハナミズキ エフスタイル」がオススメする、この時期だけのフレーバーティーをご紹介します。豊かで充実したひと時をお過ごしください。


紅茶(ダージリン)と緑茶のブレンドにマスカットと洋梨の香り付け。爽やかなフレーバー「シェル・ダ・ジュール」は水出しアイスティーと相性抜群だそう。濃く出したお茶を炭酸で割ったり、フルーツを入れたりしても良さそう。ティーバッグの販売もあります。


ベルガモットが香るアールグレイティーに甘くジューシーな白桃の香りが楽しめる「白桃&アールグレイ」が今年も“夏の人気フレーバー”として登場。キレイな花びらも入っているので視覚的にも楽しめるお茶です。


お茶は、香り立ち、味わい深く、心と体をリフレッシュさせてくれる存在です。日常の喧騒から少し離れ、お茶活を通じて自分自身と向き合いましょう。茶葉の選び方や淹れ方、アレンジの方法を知ることで、より一層お茶の魅力に触れることができます。
「ハナミズキ エフスタイル」では、原田さんをはじめとした専門知識を持つスタッフがいます。ぜひ、立ち寄ってみて、お茶にまつわるお話やオススメを聞いてみてくださいね。心身をリラックスさせながら、香り高いお茶の世界を堪能してください。

 

取材・文:深江久美子
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ハナミズキ エフスタイル

住所 福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレインモール B2F

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