グルメ | 新店舗オープン

見て楽しい、味わっておいしい。東京で人気のバルが今泉に登場

2023年05月19日 11:00 by 深江久美子

東京・学芸大学で人気の囲炉裏バル「Carbo(カルボ)」は、フランス料理店やバルセロナの星付きレストランで修業を積んだシェフが営むお店。47都道府県を周って、各地でパエリアを作る旅をした際に好印象を持ったという福岡の地で、この度、4号店となる洋食居酒屋「カルボ」が今泉にオープンしました。
 

カウンター越しから臨めるオープンキッチンの中央には焼き場。伊万里焼のオリジナルタイルで彩られ、焼き場の火と合わせて市場をイメージしています。この炭火炉端焼で調理した各国の郷土料理が楽しめるんですが、特筆すべきは九州の食材や郷土料理を洋食にアレンジした創造性のあるメニュー。それでは、自慢のお料理をご紹介しましょう。


●からし蓮根カルボstyle
熊本名物のひとつ“からし蓮根”から着想した独創性あふれるメニューです。カリカリに焼いた豚足はもっちり。厚みのあるシャキシャキな蓮根でサンドしています。マスタードソースがぴりっとアクセントになっています。


●鮮魚のパリパリ包みあげマッシュルームソース
その日の鮮魚(白身)を糸状のパスタ“カダイフ”で包んだ逸品。サクッと頬張るとパリッ、中に入った魚はふっくらとして違う食感が一度で楽しめます。温かいうちにマッシュルームのソースをたっぷり付けてどうぞ。カルボ1番の人気メニューだそうで、これは絶対に注文して欲しいお料理です。


●トリュフ薫 鉄鍋餃子 ラビオリ仕立て
博多の鉄鍋餃子のようなビジュアルですが、なんと餃子の皮の代わりにラビオリを使用しています。包まれた餡はずっしり。刻まれたトリュフがたっぷり入っていて、食べると最後にトリュフがふわっと香ります。


●イカスミのパエリア
熱々のパエリア鍋のまま、運ばれてきたのはこちら。イカが1匹まるごと使われるという大胆な一皿です。香ばしい匂いが立ち込め、食欲がそそること間違いなし。ちなみに国際大会で2年連続準優勝したオーナー直伝のパエリアです。


●ホタルイカとアスパラガスのタリオリーニ
シェフが得意とするパスタの1つで、ホタルイカとトマト、アスパラガスなどが使われています。自家製の平打ちパスタはもちもち。しっかりした味付けで、イタリアンパセリのすっきりと爽やかな風味と相まってお酒がすすむ一品です。


立ち飲みのバーカウンターも完備。ビールやウイスキー、ワインはもちろんですが、サワー系やカクテルなど幅広くラインナップが揃っています。
 

写真左からグレープフルーツを絞った「生スプモーニ」。そして、自家製のレモンチェッロをサワーに仕立てた人気のオリジナルカクテルです。シェフが腕を振るう料理と一緒に楽しめますよ。


「ヨーロッパなどの海外に出向いたり、各国のInstagramをチェックして、世界中のトレンドからヒントを得ている」とオーナーシェフの由利さん(写真右)。福岡に移住した店長 高田さん(写真左)と一緒に、今後も郷土料理をアレンジしたり、九州博多のエッセンスを取り入れたレシピにチャレンジしていくそう。初の地方進出となる「カルボ」、九州料理を再構築した驚きと個性あふれる料理でワクワクしてください。

※文章中、高田店長の「高」の字は、正しくは《はしご高》です。

 

取材・文:深江久美子
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プレイス情報PLACE

Carbo(カルボ)

住所 福岡市中央区今泉1丁目17-14 二十四節季2F B1B2

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