福岡市街を一望できる「アゴーラ福岡⼭の上ホテル＆スパ」のビアテラスといえば、福岡で最も予約が取れないことで知られています。今年9月に10周年を迎える当ホテルのビアテラス、2023年はどんな感じなんでしょう？LOVE FMのDJ Annaちゃんと一緒に行ってきたので、お料理に、ドリンクにすべて包み隠さずレポートしたいと思います。

やって来たのは4月某日、到着は黄昏時。辺りを見渡すとオレンジ色から青色に移り変わる幻想的な空が広がっていました。ロケーションだけでも贅沢なのが分かりますよね。今回のスタイリッシュなビアテラス「クール＆ラグジュアリービアテラス2023」は10月31日（火）までの期間限定で開催されます。

ここからは気になるお料理をご紹介しましょう。

まずは肉の塊から焼き上げてくれる人気の「Butcher’sGRILL」から。絶妙な火入れの肉の塊をスタッフが切り分けてくれます。そこに付け合わせのローストした野菜を添えれば、たちまちメインディッシュに。ジャポネソースとの相性が抜群でしたよ。すべてのお料理をエグゼクティブ・シェフの吉武大輔氏がプロデュースしています。

地産地消の取り組みの一環として朝倉や久留米、浮羽の野菜や、福岡市内にある地元農家の食材を取り入れている「野菜の宝石（生野菜）」。バーニャ・フレイダのソースと、しょうゆまめソースの2種でいただけます。そのままでも味が濃く甘いんです。スティック状の人参はパキッと茎まで食べることができました。

料理を取り分けるAnnaちゃんも食欲そそる料理にニッコリ。

冷めてもおいしいトマトカツレツはひと口サイズにカットされています。衣はサクッと、お肉の旨味はギュッ。揚げ物なのに余分な脂も少なく、食欲がなくてもサッパリ食べられそう。トマトソースを付けていただきます。ビールとの相性も◎。
 

豊富なメニューの中でも編集部のイチ押しは写真左の「牛バラ肉と大根の赤ワイン煮込み」です。上品なコクのある赤ワインソースでじ～っくり煮込まれたお肉はホロホロと口の中でほどけていきます。大根も同様に柔らかく味が染みわたっていました。編集部のスタッフは「5杯いけるっ！」と豪語。おかわりしていました（笑）。

ここで問題。Annaちゃんが掴んでいる黒い球体はなんでしょう？

炭の中にひっそりとランダムに置かれた球体の正体は『イカ団子』でした。オブジェのような料理は吉武シェフの遊び心の表れですね！表面は真っ黒で、中は真っ白。弾力のある団子はイカの味がしっかりするので何も付けずにいただきましょう。

続いてドリンクのご紹介。キンキンに冷えたグラスにAnnaちゃんが注いでいるのはハイネケン。自分でビールサーバーを操作するのもビアガーデンならではの楽しさです。ほかに、ビールは一番搾りとギネスがありました。

ハイボールは5種のウイスキー銘柄から選んで作ることができます。自分で割合も調整すできるので濃いめ、薄めなど好みに合わせて。また、バーカウンターにはカシスやピーチツリー、ライチなどのリキュールも各種そろっていて女性におすすめ。オリジナルカクテルを作ることもできます。

ノンアルコールのカクテル、モクテルも5種類ありました！フルーツがふんだんに使われていて色もキレイ。これならアルコールが飲めない人もお酒の雰囲気が楽しめテンション爆上がり！？

食べたい料理を好きなだけお皿に盛ったらみんなでカンパ～イ！豪華なビアテラスのはじまりです。気の置けない仲間と楽しい時間をさらに楽しく。

こちらはビアテラスで使用されるコースターです。障害のある人の創作活動を支援するPICFAの取り組みに賛同し、彼らのアートを採用。どれも元気がもらえるデザインになっています。全12種類あり、1枚100円で販売する予定もあるそうです。

食事の〆は別腹のスイーツ！暖かいコーヒーやお茶と一緒にどうぞ。
 

お腹が満たされた頃には陽も沈み、市内のキラキラ輝く夜景を一望。この日は遠くで花火が上がっていたようで偶然にも目にすることができました。そんなサプライズを後に宴もたけなわ。夢のような2時間は終了しました。

アゴーラ福岡⼭の上ホテル＆スパの「クール＆ラグジュアリービアテラス2023」は博多駅～薬院～ホテル間の無料シャトルバスが運行しているのでアクセスも心配不要。あなたも充実したビアテラス体験をしに出かけてください。