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どんたく目前!コレを読んだら行きたくなる、ハウ・トゥ・どんたく!

※このイベントは2023年5月4日(木・祝)をもって終了しました。

2023年05月02日 15:00

1179年以来、約830年もの歴史を持ち、毎年見物客として200万人を集める福岡の祝賀行事“博多どんたく”が今年もいよいよ5月3・4日の二日間、春のゴールデンウィークで沸くまちなかで開催されます。
と言われましても…と思っているそこの君!「どんたく」ってそもそも何のお祭り?どこで何がありようと?結局どう楽しんだら良いの?というどんたく初心者なお悩み、ここですべて解決いたします!

■「どんたく」って何?
「どんたく」は、1179年に始まったとされる「松ばやし(※)」が起源とされる博多の“祝賀行事”です(※「松ばやし」は、もともと1/1〜1/7(15の説も)の“松の内”と呼ばれる期間に福を祝う行事。それぞれの流[ながれ]の人々が正装し、時の権力者の邸宅を参り、舞や囃子[はやし]を披露していた)。
 その後一時中断と再開を繰り返すも、明治12年にはオランダ語の「Zondag(ゾンターク、休日の意)」から名前をもじり「博多どんたく」として再開。現在のかたちになったのは昭和37年のこと。

■何がありようと?
まず、「どんたく」は正式名称を『福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり』といい、「博多松ばやし」「市民によるどんたくパレード」そして「市内各所の演舞台でのパフォーマンス」が開催されている事をおさえましょう。

「博多松ばやし」
福神・恵比寿・大黒という三福神と稚児を含む一行が、福岡や博多のいろんな場所を訪問・祝賀して回ります。この2日間で、馬に乗った三福神と法被を着た一行を見つけたら、それこそが「博多松ばやし」!

「市民によるパレード」
同じく5月3〜4日に開催される市民によるパレード。老若男女が入り交じる様々な出演団体(約650団体・33,000人!)が思い思いの仮装をまとい、しゃもじを叩きながら呉服町〜福岡市役所前よかしば広場までを練り歩きます。また、町内数カ所に設置された舞台や広場でも踊りを披露します。

■楽しむコツは“非日常”感!
ここまで紹介した「どんたく」。結局「じゃ、どう楽しめば…?」という方も多いでしょう。答えはこれズバリ“非日常”感に身を任せよ!です。

この2日間はまず、福岡で一番にぎわっている呉服町〜天神までの大きな公道が一時通行止めになり、朝から晩まで大勢の参加者が華やかな衣装で踊り歩き、さらにそこにキラキラ電飾がマブシイ超豪華な「花自動車」まで走ったりするわけで、これ冷静に考えると、かなりのノボせモンな行事ですよね。春の陽気が心地よいこの日に、何を見るでもなく賑やかな人々の流れにまかせて歩くだけでも、不思議と幸せな気持ちがこみあげ、へらへらとニヤついてしまいます。

さらに絶対に外せないのは「総踊り」!最終日の夕方から、呉服町〜市役所までの道路や広場で一斉に開幕する脅威のダンス・ナイトです!一般の来場者の参加も自由な“総踊り”は、どんたくのテーマ曲「ぼんち可愛いや」をはじめ数曲をエンドレスで数時間、皆で円になって踊り明かすというもの。前後の見目麗しいおばあちゃま方の振付けを真似しながら、道路のド真ん中で音楽にあわせて踊っていると、ほとんど野外フェスの会場にでも来たような高揚感とトランス感で完全にハイになり、非日常の快楽にとことん溺れることが出来ます。

さあどうですか。コレを見てもまだ行かないでいられますか。ちなみに筆者は小学生の頃から毎年“総踊り”を欠かさない生粋のどんたくラバーです。

今年、コレを読んだあなたと一緒に踊れることを楽しみにしています。それでは会場でお会いしましょう! ぼ〜んち可愛いや寝んねしな〜♪
 

●当日の交通規制はこちらをチェック!
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/news/86/




過去のどんたくの様子

博多どんたくEVENT

期間 2023年5月3日(水・祝)~2023年5月4日(木・祝)
イベント公式URL http://www.dontaku.fukunet.or.jp/

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