まち

2022年はこうだった!天神のまちを記事でふりかえる!

2022年12月31日 11:00 by 深江久美子

2月にロシアのウクライナへの軍事侵攻にはじまり、安倍元首相が銃撃され亡くなるなど衝撃的なニュースが国内を駆け抜けた2022年。物価の上昇や、急激な円安など不安定な1年でありながら、withコロナのライフスタイルにも慣れ、旅行などの消費が生まれ少しずつ経済がまわり出しました。そんな激動の1年、福岡はどんな年だったのか振り返ってみたいと思います。


【福岡三大祭り、3年ぶりの開催】
毎年GWに開催され国内各地からの観光客で賑わう「博多どんたく」、福博のまちに夏の訪れを知らせる「博多祇園山笠」。そして筥崎宮で9月に行われる「放生会」。新型コロナウイルスの影響で2020年、2021年は中止となりましたが、各自が感染対策を施し市民が待ちわびたお祭りが大々的に開催され、まちに本来の活気が戻りました。
 

【はじめまして!新施設のお目見え】
天神ビッグバン第1号の天神ビジネスセンターの地下に「天神イナチカ」が4月オープン。ランチ難民になりかけていた天神ウォーカーにとって救世主になったのでは?そして、同じ時期に博多区の青果市場跡に「ららぽーと福岡」も誕生。等身大のガンダムや九州初のキッザニアなど人気コンテンツを擁し、九州各地の注目度も高かったようです。


【コロナピークとなった福岡の夏】
国内でピークを迎えたのが2022年7月から8月にかけての夏、いわゆる第7波。過去最多となる陽性者が発生し、福岡でも感染が広がりました。収まったと思えば新たな変異株が登場・・・・・・と埒が明かないですが、そろそろ終息して欲しいものですね。


【ホークス、リーグ優勝を逃す・・・】
終盤までもつれた2022年のペナントレース。最終戦でロッテに敗れ、同じ勝率ながらも直接対決の勝利数からオリックス・バッファローズの優勝が決定。九州中が涙したことは記憶に新しいでしょう。悔しいけど、これぞメークドラマ(古っ!)。ドラマチックな結末は筋書きのないスポーツの醍醐味です。来年こそはやっちまえ!


【西九州新幹線かもめ 開業】
福岡とは関係はありませんが、長崎県・長崎駅と佐賀県・武雄温泉駅をつなぐ国内最短距離の新幹線が開業。福岡から長崎までの移動時間が約1時間20分に短縮されました。ただし、問題点が残っているのもしかり。


【冬の風物詩 クリスマスマーケット】
天神~中洲~博多を繋ぐクリスマスの灯り。11月から12月は最も福岡がきらめくシーズンになります。キラキラ輝くイルミネーションは冬の寒さを一瞬忘れさせてしまうくらい幻想的。ホットワインを片手にみんなが笑顔になったイベントです。


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そして、もうすぐ2023年がはじまります。
春には複合ビル「福岡大名ガーデンシティ」が開業し、待望のラグジュアリーホテル ザ・リッツ・カールトン福岡も誕生します。各方面にポテンシャルが高いといわれる福岡の真骨頂を発揮するときかもしれません。

ピョンピョン跳ねる兎のように、誰にとっても2023年が飛躍の年となるといいですね。


※一部、写真は過去のものを使用しています
 

 

取材・文:深江久美子
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