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地産地消からはじめよう!みんなで食を考える『ニッポンフードシフト』
2022年11月22日 11:00 by 深江久美子
人を育み、活力・原動力となる“食”は、私たちにとって生きるために必要不可欠なもの。しかし、食料自給率や環境との調和、新しい生活様式、健康への配慮、食育、サプライチェーンの状況など、現代の日本社会が抱える食の課題は山積みです。ららぽーと福岡で11月12日(土)、13日(日)に開催された『ニッポンフードシフト』は、農林漁業者・食品事業者・Z世代が一緒に “日本の食”の問題について考えるイベントになりました。日本や世界がどう変化すべきか、私たちができる食のヒントを探りたいと思います。
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オープニングステージには、農林水産大臣政務官 藤木眞也氏やタレントの川瀬良子氏が登場。農業高校出身で実家は米麦大豆の専業農家だという藤木氏は「食から日本を考える『ニッポンフードシフト』の取り組みは官民共同で展開している。イベントを通して日本の食や農について考えるきっかけとなってほしい。ぜひ、消費者のみなさんは地元の農産物を食べて応援してほしい。」とお話ししました。
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続いて、JA青年部の方、Z世代を代表した学生、推進パートナー企業の方も登場。生産・流通・小売の現場を体験した学生によるトークセッションをはじめ、マルシェ、ワークショップ、展示・体験コーナーと内容盛りだくさんのイベントを紹介すると、「ニッポンフードシフト~!」と全員がガッツポーズで開会宣言。
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2日間にわたり開催されたイベントでは合計7つの多彩なトークセッションが行われました。記念すべき1回目はJA青年部の取り組みや活動について、九州の農業を学んだ福岡キャリナリー農業の学生さんたちが深堀り。“1年を通して比較的温暖な気候である九州は魅力的な土地”ということや、“サラリーマンと違って自分がやればやるだけ成果につながるので収入が良い”など、Q&A形式でどんどん答えてもらっていました。
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九州の食文化を伝えたいという「久原本家」は食育にも力を入れています。この日はお馴染みの“茅乃舎だし”と“茅乃舎合わせ麹味噌二十割”を使って味噌玉作りのワークショップが行われました。大人も子どもも集中して真剣な眼差し。即席のお味噌汁を自分で手作りでき、参加者は食への関心が高まったのではないでしょうか?
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ららぽーと福岡の3Fにある「シェア畑」監修による種植え体験コーナーもありました。“サラダレタスミックス5”と“赤丸はつか”の種植えで、参加すると種を植えたポットのプレゼント。1週間ほどで発芽するそうで、育つと家で安心安全な野菜を食べることができます。貴重な体験は自宅に帰ってからも続きます。
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いつも新鮮な野菜や旬の食材を使ったデリやスイーツが人気の「MARKET351」からはマルシェが登場。九州産の青果がズラリと並びます。注目は100円の佐賀の早生みかんのつめ放題!イベントのスタートと同時に人だかりになっていました。藤木政務官が話したように、地物を地元で消費することも“食の問題”を解決法の1つですね。
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ららぽーと福岡内にあるテナントさんも出店。“LOCAL MUJI”というプロジェクトで地域の良いものを紹介している「無印良品」からは有機栽培にこだわった浮羽や嬉野のお茶や、福岡の老舗醤油屋「ジョーキュウ醤油」の調味料が販売されていました。
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農業をオシャレに昇華させた「ららマーケット」。“ららぽーと福岡から畑をはじめるなら!“をテーマに、ららぽーと福岡で揃えられるアグリ用品が展示されていました。ファッション性の高い作業服から農業をはじめるのもアリ……ですね(笑)?
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“和紅茶をフィーチャーすると日本農業のフューチャーが見えてくる”とブースを構えていたのは龍谷大学農学部の淡路ゼミのみなさん。産地で直接調達した和紅茶と、ゼミの活動でお世話になった地域の加工品の販売をしていました。13日(日)には和紅茶の名人が監修した茶葉の手揉み体験も行われたそうです。
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こちらは福岡キャリナリー農業・食テクノロジー専門学校の学生さんのブース展開。トークセッションで披露した米粉サンドウィッチに使用した九州各地の農産物を販売していました。実際に足を運び農家で体験したことを消費者に熱く伝えている姿も印象的でした。「将来は生産者の気持ちを汲み取って作りたい」と頼もしい学生さんもいましたよ。
日本の食について考える機会となった『ニッポンフードシフト』。課題を解決するヒントは以外にも身近なところにありました。国産はもちろんですが、まずは九州7県の新鮮な農畜産物を手に取ることが私たちの役割。そこから生産者や現場の思いに寄り添って、食の未来について考えるのもいいかもしれませんね。
●気になるコンテンツがいっぱい!「ニッポンフードシフト」
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
取材・文:深江久美子
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