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2022 White Bless Christmas ―冬のウミテラシが願うクリスマスー

2022年11月11日 11:00

毎年、私たちを楽しませてくれる大丸福岡天神店 エルガーラ・パサージュ広場のクリスマスツリー。今年のクリスマスツリーは、深刻な「海洋プラスチックごみ」問題を多くの人たちに知ってほしいと考え、日本一海ごみが流れつく「対馬市」と連携して年間で注目度が高いクリスマスツリーを利用し海洋プラごみ問題の現状を広く伝えます。


日本一海ごみが流れつく「対馬市」の深刻な「海洋プラスチックごみ」問題。世界でも問題になっている海洋ごみ問題に対して、考えるきっかけになってほしいと実現したプロジェクトです。海のプラスチックごみの量は年々増え続けており、毎年約800万トンのプラスチックごみが海洋に流出しているという試算や、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるという試算がされているそう。メインツリーは冬の海を見守る幻想的なウミテラシ(※)や白い波を表現しています。

※ウミテラシ(海照らし)とはモクセイ科/ヒトツバタゴ。国指定の天然記念物で、対馬では国内最大級の3000本が群生。一斉に咲く白い花が山肌を白く染め、海面に明るく映えることから「ウミテラシ」と呼ばれる。


 

【クリスマスツリー点灯式セレモニー】
点灯式セレモニーでは、九州を中心としたSDGs活動に携わる団体や学生と連携し、対馬市の海洋プラごみ問題をはじめとした環境問題を情報発信。また、対馬出身のアーティストをはじめとしたライブイベントも開催。

●時間:11月12日(土)14:00開始(点灯時間は18:00)
●場所:エルガーラ・パサージュ広場
●主催:博多大丸 協力 対馬市
●制作協力:日比谷花壇、九州産業大学造形短期大学部
 

【海ごみサンドアート】
対馬のリサイクル工場や海岸のゴミを目の当たりにし、「この事実を多くの人に伝えたい!」と九州産業大学造形短期大学部の「対馬SDGsミライテラシプロジェクト」として学生7名を中心に海ごみサンドアートを制作しました。

●学生:合田 夢/佐藤あかね/三浦 遙/香月 彩那/徳原 星菜/菖蒲 千花/米田 航(教授 井上 博樹)
●株式会社イングラHIQU DESIGN ディレクター/非常勤講師 野呂 英俊
●デザイナー/OG平川 葵

▲対馬の海岸に漂着した海ごみ

▲九州産業大学造形短期大学部学生による制作の様子
 

【対馬のグルメ食べ尽くし!「まるっと対馬マルシェ」】
行列必至のクエ鍋の提供や、ガラポン抽選会などイベントも盛りだくさん。対馬の魅力をたっぷり味わえる3日間です。自然豊かな対馬の美味しい産品をぜひお楽しみください。

●日程:11月11日(金)~11月13日(日)
●時間:10:00~19:00(※最終日は18:00)
●場所:エルガーラ・パサージュ広場

・とんちゃん(冷凍)500g(950円・税込)

・クエ鍋 各日限定100食限定1杯(500円・税込)

・対馬の塩カフェオーレベース500ml(1,850円・税込)

 

プレイス情報PLACE

大丸福岡天神店

住所 福岡市中央区天神1丁目4−1
TEL 092-712-8181
営業時間 10:00〜20:00

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