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LOVE FMのDJ Sachが“けんせつ小町”に聞いてみた!(2)

2022年10月28日 12:00

「けんせつ小町」をご存知ですか?
「けんせつ小町」とは建設業で働くすべての女性の愛称です。
建設現場で働く技術者、技能者、建物の設計者、技術を開発する研究者、それからプロジェクトを進める営業担当、会社の運営を支える事務職など、活躍の場は多岐にわたります。

今回は、けんせつ小町として活躍する松尾建設株式会社 原直子さんにLOVE FM「スイッチオンDAYTIME」DJ Sachがお話を伺いました。


――まず建設業で働こうと思った理由を教えていただけますか?
建設業に興味が特にありませんでした。正直、就職するときが就職氷河期世代、働き口がなかなかないなかに佐賀県庁、佐賀県が土木公務員を募集していて技術職でした。大学で工学を専攻していたこともありここであれば採用していただけると思い受験し、合格したところが建設業の入り口です。ただそれからはすごく面白く、ハマっています。
 

――原さんは技術士でもあり、1級土木施工管理技士でいらっしゃるそうですね。
「もっともっと現場に詳しくなりたい!」という私の建設愛が、現場での経験はもちろんですが、仕事の幅を広げるために勉強して「1級土木施工管理技士」という資格も取得しました。経験があれば誰でも受験することはできます。現場にいると知識も増えていきますので、ぜひ挑戦してほしい資格です。女性もこの資格があれば建設業でやっていくのに十分な資格ですので自信をもって現場に出ることができるようになると思います。
 

――いま、どんなお仕事にたずさわっていらっしゃるんでしょうか。
今の仕事は土木工事の施工管理になります。一般的には現場監督さんといわれるものです。施工管理で何を管理するかというと工程管理、品質管理、原価管理、安全管理などが主なものです。基本的には現場で起こるで、機械を動かすこと以外はなんでも行います。


――ということは事務所内にいることもあれば現場の重機のそばで確認したり、作業されたり、オールマイティにされているんですか?
オールマイティまではできませんが、現場作業が半分と事務所でパソコンの作業が半分くらいだと思います。
 

――仕事のどんなところに、どんなときにやりがいを感じますか?
現場が終わったときに「原さんのおかげで」と所長さんがおっしゃってくださいました。みんなチームワークでそれぞれ役割をもって動くので、自信がない中で行っていましたが役に立ったんだと思いやりがいを感じました。基本的に好きなことですし、大きな機械で土や資材、機材を動かすので毎日様子は変わっていきます。夕方の終業時間に変化をみて、日々完成に近づいていく感じをうっとりと眺めています。マニアですね。


――プライベートなことも少し聞いてみたいと思います。オフはいつになりますか?
日曜日は基本的にお休みです。土曜日も休めるときがここ最近は増えてきています。


――お休みの日も規則正しく生活されていますか?
朝はゆっくり起きて過ごしてます。あとは娘と買い物に行ったりしています。


――趣味は?(今はまっていること)
最近は筋トレを始めてちょっと面白いなと思っています。パーソナルジムなんですが、使っていない筋肉を動かすというところが面白いです。トレーナーの方に使っている筋肉と使っていない筋肉を教えてもらっています。
 

――娘さんがいらっしゃるとおっしゃっていましたが娘さんはお仕事に対して理解はされていますか?
今小学校6年生で「ちょっと、どうかな?」というところはあります。理解してほしいとは思っています。高校3年生の息子は理解していると思います。


――これからの目標・将来の夢をなんでしょうか。
今の現場が楽しいので、この延長線上でより現場で役立つ知識や経験のように現場をよく知って、一緒に働いているみんなの役に立てるように頑張りたいと思っています。

 

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