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松浦のアジフライが食べ放題!高コスパの定食を長浜市場近くで発見!

2022年07月25日 11:00 by 深江久美子

長崎県松浦市といえば、アジの水揚げ量日本一といわれアジフライの聖地。そのアジフライの自動販売機が天神などに登場したことは、天神サイトでご紹介したので記憶に新しいところでしょう。ファンとしては福岡で手に入るなんて夢のよう・・・・・・だったのですが、なんと、駅とは無縁な長浜市場近くのビルにも同じ自動販売機があるとタレコミが・・・。これは調査しないといけません!


これこれ、見覚えのある自動販売機を発見!場所は那の津通りと大正通りが交差するあたり。手前と奥に “アジフライ”の文字が書かれた看板があり、「三陽食堂」という飲食店がありました。

 

意を決して店内に入ってみました。中は木を基調としたシンプルで清潔感のあるデザインです。


席に着く前に注文をします。お会計は完全キャッシュレス。現金は使えないのでご注意ください。メニューを見ると2種類のアジフライ定食。そのうち、1つは食べ放題!?お店の人に聞くと「アジフライ定食(880円・税込)」には3枚のアジフライが提供され、5枚以上食べられるなら「アジフライ食べ放題(1,100円・税込)」がおすすめだそう。たくさん食べたいという人は挑戦してみてくださいね。
※食べ放題にはご飯、汁物はつきません

 

女性は3枚で十分かも……とのことで、通常の「アジフライ定食」を注文しました。しばらくすると運ばれてきました。ついにご対面!


汁物には自動販売機にもある<いかしゅうまい>が丸々一つ入っていました。優しい出汁の味が胃袋にしみわたります。

 

し・か・も、ビックリしたのが博多名物の“ごまさば”が食べ放題ということ。なんて太っ腹なんでしょう。好きなだけ自分で小鉢に取るスタイルとなっていました。これだけでもご飯が食べられちゃうくらい特製のタレと胡麻が浸みこんでいましたよ。


それでは熱々のうちにいただきま~す。カラッと揚がった格別なアジフライは外はサクッ、中はふわっふわで望んでいたそのもの。福岡で松浦のアジフライが食べることができるなんて贅沢。タルタルソースとウスターソースを付けてどうぞ。

 

店内のモニターにはアジをはじめとした漁獲・加工やマグロの養殖の様子が映像で流れています。「三陽食堂」を運営しているのは中央区長浜に本社を構える「株式会社 三陽」という水産会社で、松浦港にグループ会社が加工工場を持っているんだそう。そのため、水揚げされた刺身レベルのものをそのまま加工・冷凍。鮮度が高く、旨みや身の弾力のあるアジフライを提供できるというわけなんです。

 

理由を知ってなるほど納得。だから、福岡で味わえるようになったんですね。営業時間は11:30~14:00という短時間にはなりますが、アジフライ好きなら行く価値大。水色ののぼりと自動販売機が目印です。サクッ&フワッなアジフライを堪能してください。

 

取材・文:深江久美子
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プレイス情報PLACE

三陽食堂

住所 福岡市中央区長浜2丁目3-6
TEL 092-791-3446
営業時間 11:30~16:00
定休日 土日祝、水曜不定休(魚市場が休みの日に準じます)

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