
まち
天神から高速バスで行ける!いま、大注目の温泉地「長門湯本温泉」(2)
2022年07月23日 11:00 by 深江久美子
有名雑誌などで紹介され、温泉はもちろん、まちづくりも注目されている長門湯本温泉。西鉄高速バス「おとずれ号」が誕生し、福岡からのアクセスが容易になりました。メディアツアー2日目はまちづくりのお話も含めてご紹介したいと思います。
>天神から高速バスで行ける!いま、大注目の温泉地「長門湯本温泉」(前編)

おはようございます。「星野リゾート 界 長門」の朝食は純和食。焼き魚や烏賊しゅうまい、だし巻き卵をはじめ、お米に合う昆布梅やかんぴょうの胡麻和えなど、胃に優しい付け合わせが並びます。その場で温めて出される汁物は、地元の食材がふんだんに入った具沢山なお味噌汁。トロトロのお豆腐と地元名物ゆずきちのジャム入りのヨーグルトは手作り。朝から豪華な朝食で一日の活力がみなぎります。

朝食で腹ごしらえした後は、川原に降りて散歩はいかがでしょう?サラサラと流れる音信川のせせらぎ、風になびく青く茂った樹々の葉っぱ、そして最高の青空が広がっています。毎日の忙しい日々を忘れ、時間が止まったような贅沢な時間を過ごせます。

長門湯本温泉の観光まちづくりを語るうえでキーとなるのが、こちらの立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」です。温泉街のシンボルとして、時代の節目ごとに建て替わってきましたが、施設の老朽化と利用客減で公設公営での営業が2017年に終了となりました。そんな温泉街を立て直そうと、大谷山荘や玉仙閣などの地元有志が名を連ね民間施設としてリニューアルしました。

奥には<神授の湯>伝説に登場する住吉大明神の像が鎮座
温泉が湧き出る岩盤の真上に建てられている「恩湯」は、源泉からの距離ゼロという全国でも貴重な公衆浴場!浴槽の足元から湧き出ており、正真正銘の源泉かけ流しです。通常ならば熱~い源泉ですが、ここは約39℃と体温に近いぬる湯。フレッシュなお湯で極上の浴感を堪能できます。長門湯本温泉の元湯である「恩湯」はまちの人たちにとって宝物のような存在なのです。

風呂上りは畳が敷かれた休憩室へ。山口県名産の小野茶を使ったソフトクリームや、クラフトビールで涼みましょう!

公共交通機関では行けませんが、貸切バスで観光客が多く訪れる絶景スポットへ!奉納された123基の鳥居が100m以上にわたって並ぶ景色は来る人を圧倒させます。本来は下から上に行くのが正しいルートらしいですが、上から下に行く人が多いんだとか。みなさん、お間違いなく!鳥居の上にお賽銭箱が設置してあり、そこにうまく入ると願い事が叶うといわれており、たくさんの観光客がチャレンジしていました。

旅の最後に足を伸ばして欲しいのが「おとずれ号」で行ける道の駅「センザキッチン」。仙崎地区の“センザキ”と“キッチン”を掛け合わせて名づけられています。地元の人や観光客の人気スポットとなっており、地元の新鮮な食材が一堂に手に入る場所。こちらで購入した魚介類などをBBQで食べられる場所や、長州地鶏の焼き鳥専門店があったり飲食スポットも充実しています。バラエティに富んだメニューが揃っていましたよ。
時間は刻々と過ぎ、あっという間の1泊2日はここまで。おとずれ号に乗って帰路につきます。

★今なら8,000円の「そぞろ歩きっぷ」が5,000円で発売中!
【西鉄高速バス 福岡~長門湯本温泉/おとずれ号】
●運賃:片道4,000円(窓口・WEB)、往復7,000円(WEB)
●所用時間:約2時間45分
●HP:https://nishitetsu.yumotoonsen.com/
高速バス往復乗車券と長門湯本温泉で使えるクーポン(3枚綴り)がセットになった企画乗車券「そぞろ歩きっぷ」も販売をスタート。しかも、8月31日(水)までは5,000円で購入できる運行開始キャンペーンを実施中。ぜひ、夏休みの思い出づくりに利用してみてはいかがでしょうか?

各対象店舗のおもてなし(例)
気になるクーポンの中身は……、山口の郷土料理が味わえる「瓦そば 柳屋」では瓦そば単品をセットに無料アップグレード!萩焼深川窯の器を気軽に楽しめる「cafe&pottery音」でも萩焼でお抹茶が楽しめますよ。

老舗の高級旅館「大谷山荘」では、クーポン1枚でロビーラウンジ「山草花」で[わらび餅・ 夏みかんヨーグルト・ 夏みかんスカッシュ ・コーヒー(ホットorアイス)]から1品サービス!いろんなお店が趣向を凝らしサービスを提供してくれ、旅の気分を上げてくれます。

伝統を重んじながら、革新的な発想で生まれ変わった温泉地 長門湯本温泉。新しく生まれ変わった先には、地元のモノ・コトに気軽に触れられる幾つもの体験がありました。きっとそこには、あなたの心に触れる何かがあるはずです。ぜひ、実際に足を運んでそれが何なのか探しに行ってみてください。
取材・文:深江久美子
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