グルメ

うどん・蕎麦のはじまりは博多区 承天寺、発祥地から約50mにある「春月庵」

2022年06月30日 17:00 by 深江久美子

ラーメン県だと認識されている福岡ですが、日常的に食されるのはうどんの方が多かったりします。どちらにせよ、ラーメンもうどんも福岡の二大麺であることは間違いありません。だけど、知っていますか?博多旧市街にある承天寺には饂飩・蕎麦発祥の記念碑があるんです・・・。
 

多くのメディアに紹介された“博多うどん”は、各店の努力で東京進出をはたし全国的にも知名度を得ました。特に福岡では圧倒的存在。一方で蕎麦はちがいます。気軽に食べられるうどんと比べると、福岡っ子にとってはハードルが高いみたい。天神サイトとしては蕎麦の良さに改めて知って欲しい、サクッと食べて欲しいーー!ということで、勝手ながら月イチ(30日=蕎麦の日)で蕎麦を応援していくことにしました。
 

最初に紹介するのは、承天寺の目と鼻の先にある「春月庵 承天寺前店」。ここでは古来のうどんを再現した<博多中世うどん>が味わえます。が、今日の目的は蕎麦!
 

ここでは昼時(11時~14時)は同じ料金で3玉まで注文が可能!様子を伺っていると意外にも3玉を注文する人も多くビックリ。スーツ姿の男性も多く、近隣サラリーマンの活力源になっているよう。
 

暑い日だったからなのか<おろしぶっかけ>はすでに売り切れ。ぜひ、次こそは食べてみたい!カウンターの隅っこに座って<ごぼ天ざる そば>を一玉で注文してみました。
 

つゆを付けず、数本の蕎麦を箸でつまむ。こちらの蕎麦は粗挽き。黒い粒々が練り込んでありました。口に運ぶと上品な蕎麦の香りが微かに広がります。1本1本がキュッとしまっていて、コシ・弾力ともに力強い。のど越しで味わう江戸っ子に怒られてしまうかもしれないが噛み応えがある。パリパリで厚めのごぼ天は蕎麦つゆに付けていただきました。
 

一玉で注文していた<ごぼ天ざる そば>でしたが、食べ進めるとお腹にまだ余裕がある。少食ぶるんじゃなかった~~。なんて後悔していたら「お蕎麦、追加しますか?」とお店の方。まさに天の声。このお店ではラーメンならぬ、蕎麦とうどんの替玉までも可能なんです。ちなみに、14時から16時までは料金そのままで何玉でも注文がOKに。お言葉に甘えて蕎麦一玉とつゆを追加することにした。ん~、満腹!蕎麦湯までいただきごちそうさま。
 

●本日の蕎麦「春月庵 承天寺前店/ごぼ天ざる そば」
http://www.heiwafoods.co.jp/hakataudon/shop_joutenji.html
 

こちらが聖一国師によって開山された承天寺。新緑が美しく凛とした空気が漂っていました。「春月庵 承天寺前店」に行ったら、お参りして博多旧市街を散歩するのもいいかもしれません。

饂飩・蕎麦発祥之地之地の記念碑

ほかにも饅頭や博多祇園山笠の発祥の石碑があり、承天寺が博多文化の礎を築いてきたことが分かりますよ。
 

取材・文:深江久美子
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