グルメ | 新店舗オープン

火鍋伝道師 菰田シェフの火鍋が九州上陸!命をかけたスープを味わおう!

2022年06月02日 11:00 by 深江久美子

著名人にもファンが多いという、日本を代表する中国料理人 菰田欣也さんが手掛ける火鍋。その火鍋を中心とした「ファイヤーホール4000」がBOSS E・ZO FUKUOKAにオープンしました。菰田さんがシェフを務めるお店としては国内で4店舗目、西日本初というからニュースです!


どうしても激辛イメージが先行する四川料理ですが、料理人のフィルターを通し日本人好みの味にアレンジ。オリジナルの甘辛麻辣スープ(写真右)は、辛いだけでなく、本来のコクを味わえる旨味のあるスープになってるそう。山椒の実なども入っていて辛さの中に爽やかさも!一方で生薬をブレンドした美肌薬膳スープ(写真右)は数時間煮込んだナツメ、にんにく、大根、豚肉が入っていて滋味深スープに仕上がってます。


本日は「ファイヤーホール4000 おすすめコース(4,400円・税込)」をご紹介します。火鍋には新鮮な豚肉や野菜など、地域に根付いた食材を使用。「4種類のきのこなんて嬉しい~!」と思っていたところ、目についたのがお肉の部位。豚バラ、ロース、レバー、ホルモン・・・・・・なんだか多くないでしょうか?実は注文が片寄るとほかの部位が余ってしまうことから、様々なお肉を取り扱い、余った部分はミンチにして使うことで食材をまわしているそう。食品ロスをも配慮している鍋とは恐れ入りました。


季節の彩り野菜盛り合わせ。火鍋は根菜類との相性もバッチリ!


スープに火をかけると食欲そそる香りが漂ってきました。まずはスープをひと口。特に編集部が感動したのが薬膳スープ。もともと淡泊で飲みやすいスープなんですが、時間が経つにつれ食材本来のエキスが抽出され徐々に変化していくのです。最終的には煮詰まったナツメ、にんにくもホロホロになり、味わい深くまろやか~になっていました。どちらもクセになること間違いなしです。


中国で営養薬膳師の免許を取得している菰田シェフ。メニューにはスープに使われる生薬・食材と効能がイラストで描かれていました。食べて美味しいはあたりまえ、健康につながる料理はカラダも喜ぶご馳走です。
 

スープがぐつぐつしてきたら、はじめに野菜を投入しました。彩りもキレイ!お肉は火加減を見ながらしゃぶしゃぶ。タレや薬味を使わず、スープを飲みながらいただく鍋となっています。こちらに湯葉やさつまいもでできた春雨、〆の麺、杏仁豆腐までの満足コースとなっています。ぜひ、命をかけたスープを堪能してくださいね。


こちらは福岡限定の火鍋もつ鍋(3,850円・税込)。自慢の2種類のスープでもつ鍋いただけます。

 

そして、人気NO.1という麻婆豆腐は油を極力使わずに調理。+100円で中辛、+200円で激辛に変更でき、本格的な味を楽しめます。ほかにもエビチリや最強ニラレバなどの逸品メニューが揃います。ランチタイムにはご飯、スープ、漬物が付いた定食(1,100円~)も登場。しかも、ご飯は1杯無料です!


湿度の高い中国・四川省で、発汗を促し体内にたまった老廃物を外に出す・・・・・・という食養生の考えを用い誕生した四川料理。食べ終わった頃には満腹で眠くなるどころか、体がスッキリ目覚めたような感じすらしました。自慢の火鍋と、菰田シェフが命をかけて作るスープを余すことなく味わってくださいね。

 

取材・文:深江久美子
このライターの他の記事を読む


プレイス情報PLACE

ファイヤーホール4000

住所 福岡市中央区地行浜2-2-6 BOSS E・ZO FUKUOKA 3F

グーグルマップで開く.

関連するトピックスTOPICS

PAGE TOP