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年に2回だけ!光の航路を船上から楽しめるツアーに行ってきた!

2022年01月21日 15:00 by はたゆう

世界遺産の大牟田三池港に年に2回だけ表れる絶景「光の航路」をご存知でしょうか?
1月と11月頃の年2回約10日間、三池港の航路先端から閘門を抜け三池港展望所まで、ほぼ一直線の「光の航路」を見ることができるのです。今回は、その「光の航路」を船上から楽しめる親子ツアーに参加してきたので、その模様をお届けしたいと思います!

西鉄バス「三池港」のバス停から降りてすぐの三池港から船が出港。すぐ隣には広場があり、光の航路の写真撮影をする方も多く訪れます。

出港前に、国土交通省 九州運輸局の方より船や港について、子ども達にも分かりやすく説明がありました。日本の資源の輸入輸出の99.6%は船で運ばれている事、海運、港湾、造船等、日本の海事産業の内、日本の船の建造量の約3割は九州が占めている事など、参加した子ども達はクイズ形式で楽しく学んでいました。そして、小型船では着用を義務付けられているライフジャケットについての説明も。

実際に参加した子どもが、ライフジャケットを着用し、空気を入れる体験もありました。手動はもちろん、水を検知し自動で膨らんだり、遭難した時に少しの息で鳴らす事ができる笛が付いていたり、遠くからも発見しやすいオレンジ色である事など、子どものみならず親御さんも話を聞き入っていましたよ。

乗船中は、ボランティアガイドの方が大牟田の歴史を織り交ぜながら説明を聞くことができました。

三池港の形は上空から見るとハミングバード(ハチドリ)の形をしています。そんな三池港は、日本で唯一の閘門式ドック(写真↑)を持つ港。閘門は、巨大な2枚の鋼鉄製の扉を干潮時に閉めて、三池港の水位を8.5m以上に保ちます。こうする事によって、水位を保つよう水を堰き止め、三池港内では1万トン級の船舶の船荷を上げ下ろしすることができるのだそう。

船上では、参加した親子で写真撮影をするなど和気あいあいとした雰囲気でした。

残念ながらイベント当日は曇りで、光の航路を見ることはできませんでしたが、晴れていたら↑のような奇跡のような景色を見ることができますよ。
次回は1/29に開催予定なので、気になる方は下記をチェックしてくださいね!
https://www.city.omuta.lg.jp/kankou/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=16198
※大牟田市内の小学生とその保護者の方限定のイベントです

取材・文:はたゆう
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