グルメ

福岡の食文化に新たなスパイスを!「クボカリー」から始まるネオローカルなカレー

2022年01月28日 11:00 by すー大将 or すえぴー (末次優一)

日本屈指のグルメの街、福岡。そんな”美食の宝庫・福岡”で進化・トレンド化する料理は数知れず。今回はネオローカルなデリバリーフードを、天神と博多エリアをメインにご紹介!舌の肥えた地元民も納得の料理を自宅やオフィスなどで楽しみましょう。
●Didi Food公式サイト:https://www.didi-food.com/ja-JP/food/

もつ鍋、水炊き、ごまさばをはじめ、福岡には地元民も愛してやまないローカルフードが数多く存在します。そんな中、食通の間で人気を博しているのがスパイスカレー。名称通りスパイスを使ったカレーですが、基本の素材はスパイスと塩だけという潔さ。ごまかしの効かない1杯に、次々とカレーマニアが虜になっていきました。今回は福岡スパイスカレーの走りともいわれる、名店「クボカリー」のオーナー久保さんにお話を伺いました。


本場インドでの修行経験や、福岡市東区にある「ハラールフード マルハバ」のジャマールさんのもとでカレー作りを学び、本場の味をより日本人が食べやすいスパイスカレーを研究してきた久保さん。ワンプレートで複数のカレーを味わえる商品を提供していました。口コミやメディア、SNSによりクボカリーは拡散され、カレー好きのみならず多くの人の胃袋へ。
スパイスカレーは福岡でブームとなりましたが、そんな中で新型コロナウイルス感染症が日常に影響を与えはじめます。飲食店は時間短縮営業や休業といった影響を受け、久保さんはコロナ禍を逆手に勝負に打って出ることに!これまでの「あいがけ」を完全にやめ、1品カレーだけシフトチェンジしたのです。

 

あいがけを楽しみにしていた人にとっては残念だと思いますが、「MAXの力で丹精込めて作ったカレーを食べてほしい!」というのが久保さんの思い。インスタ映えもしないかもしれませんが、一緒に働くスタッフと意見を重ねながら考案したメニューは、今提供できる最高のレシピだといいます。クボカリーをきっかけにスパイスカレーに興味を持ってもらう―。ひと時のブームではなく、福岡の定番としてスパイスカレーを押し上げたい―。そんな思いでクボカリーは福岡のネオローカルフードであるスパイスカレーを支えているのです。


●スパイスカレーの架け橋に!
先に述べたように「クボカリー」のスパイスカレーは基本的には塩とスパイスと食材本来の味のみとシンプル。それが飽きのこない味を生み出しています。実はレシピも毎日変わっているそうで、久保さんの好みに合わせて日々アップデート。

ちなみにDiDi Foodでデリバリーすることも可能だそうで、クボカリーでは配達されてすぐに食べることができるように、こぼれにくく強い容器を使用してデリバリーしているんだとか。美味しいスパイスカレーを味わってもらえるように提供までの時間もスピーディーであることを心掛けているそうです。それでは、Didi Foodで注文可能なメニューをご紹介したいと思います。

 

●食べ飽きない!THE スパイスカレー「スパイシーチキンカレー」
初めてスパイスカレーを体験する人も背負わず軽~く食べることができるバランスの取れた味。食べ飽きないだけでなくリピートしたくなるシャープなスパイス感がたまりません。添えてあるパクチーと付け合わせで味変で楽しむことができます。

 

塩とスパイス以外に余計な味付けをしないスープに、大きくカットされた鶏もも肉の旨味がギュッ。これぞ、”THE スパイスカレー”。チキンとスパイスが優しく絡み合い自然と食が進む定番メニューです。


●ガツンと!独特なスパイシーさが魅力「ダークポークカレー」
濃厚で深みのある味。しっかりスパイシー感を楽しみたい人にはこちらがオススメ!じっくりと焦げないように炒めた玉ねぎ、水分を飛ばして凝縮させたトマトが濃厚でコクのある味を演出。そこにパウダースパイスを強めに使い、カレーに濃厚さを与えています。一口目からガツンとスパイシーかつ欧風カレーのような旨さが感じられる味わいです。こちらも食べ応えのあるお肉がゴロゴロ。スパイシーチキンカレーと比べ、辛みが増しているので辛いカレーを好む人にもおすすめの一杯です。

 

●久保さんのこだわり!熟成猪山の幸キーマカレー
「奥八女ジビエ食肉センターくろ木」の猟師さんが、猟銃で一発仕留めした猪を、10日間ほど水分蒸発させ旨味をしっかりと凝縮した猪肉を使用。そのため、ジビエ特有の臭みなどを感じることはありません。


食材にはタケノコ・しめじなど和風テイストに調理された山の幸と合わせています。山の幸の代表格・猪肉本来の味を楽しんでもらうために、ホールスパイスで香りをまとったキーマカレーで提供されます。こだわりが詰まった一品です!

 

●3度おいしい!特製チキンビリヤニ
ビリヤニはインドやその周辺国で礼拝やお祝いの際に食べられる”ハレの日” の料理。パエリア、松茸ご飯と並び世界三大炊き込みご飯の1つと称されているんだそう。クボカリーのビリヤニの特徴は、鶏ガラスープで炊き込んだお米。日本人が食べやすい味つけとなっており、ホールスパイスによって香りも濃厚なんです。

ビリヤニ本来の味、ビリヤニの付け合わせとして定番のライタと呼ばれるヨーグルトソース、クボカリー限定の付け合わせスパイシーチキンのグレイビーソースと3度の味変を楽しめる一品となっています。調理できる量が限られているため、提供できるのは10食程度と少なめ。ご注文はお早めに!


届いたスパイスカレーをすぐに食すのはもちろんだが、配達ならではの食べ方を久保さんに伺ったところ、「キーマカレーだと温泉卵、ほかにもウインナーなどをトッピングしても楽しめる」と教えてくれました。新しい食べ方の提案ですね。

Didi Foodはお店とお客様をつなぐ架け橋として今日も美味しいを運びます。あなたの求める一食にクボカリーのスパイスカレーはいかがでしょうか?ご紹介した飲食店はフードデリバリーサービス アプリ” Didi Food“で楽しむことができます。





【DiDi Food 注文受付時間】毎日 11:00~21:00

 

 

取材・文:すー大将 or すえぴー (末次優一)
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プレイス情報PLACE

スパイスカレー クボカリー大名店

住所 福岡市中央区大名1丁目4-23 ロワールマンション大名 101
TEL 092-732-3630
営業時間 店内飲食11:00~20:00(通し営業)/テイクアウト・デリバリー11:00〜21:00まで受付可能
定休日 なし(年末年始休み有り)

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