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秋の花々が咲き渡る!「チームラボフォレスト」の秋の景色

2021年10月16日 11:00 by 深江久美子

アート集団チームラボが福岡市にオープンした常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」。9月18日(土)からは期間限定で秋の景色が登場します。

チームラボの作品は、季節によって変化することも特徴のひとつです。本展においても、実際の季節とともに移ろう作品が、今の時期だけ秋の装いに変わります。高低差のある立体的な世界は、秋の花々でできた動物たちが歩き回り、季節限定で複数の作品が秋の様相に!

 

「捕まえて集める森」は、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい「学びの空間」です。スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていきます。

 

花々は、季節ごとの花々がゆっくり移ろいながら、咲いています。その花々でできた生き物たちが、高低差のある立体的な世界に生息しています。花々は、誕生と死滅を永遠と繰り返し続けながら、生き物を形作り続けます。

 

花々は、季節ごとの花々がゆっくり移ろいながら、咲いていく。その花々によって、動物は生まれる。花々は、誕生と死滅を永遠と繰り返し続けながら、動物を形作り続ける。人々が花々に触れると、花々は散っていく。人々が触わり続け、動物の花々が散りすぎると、その動物は死んで消えていく。

 

「ふわふわな地形」は、非常に柔らかい立体的な坂です。様々な色の粒が、地形に沿って高いところから低いところへと流れていき、粒の重なりによって地層模様を描いていきます。人がいる場所は沈むので、沈んだ場所に粒が集まってきます。歩くと粒は弾けて混ざり、地層模様が変化していきます。

 

「群蝶図」。この空間に人々が誰も入らなければ、この空間は、真っ暗で何も存在しない。人々がこの空間の中に入り、じっと静かにした時、群蝶は人々の足元と壁に触れた手から生まれ、空間の中を舞う。群蝶は、季節ごとに色を変えながら舞い、人々が触れると死んでいく。

 

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではないんだそう。全体として、以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続けます。今この瞬間の絵は二度と見ることができません。
 

【チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券】
●住所:福岡市中央区地⾏浜2-2-6 BOSS E・ZO FUKUOKA 5F
●料金:大人(16歳以上)2,200円・税込、小人(15歳以下)800円・税込
●HP:https://www.teamlab.art/jp/
 

 

取材・文:深江久美子
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チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券

住所 福岡市中央区地⾏浜2-2-6 BOSS E・ZO FUKUOKA 5F

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