1951年の開園以来、九州最大の都市・天神（福岡市）に寄り添い続けてた須崎公園は、新しい拠点文化施設の建設ともにリニューアルが決まり、約3年間の休園に入ろうとしています。現状が大きく変わる須崎公園の森をテーマとし、現代美術アーティスト・オーギカナエの展覧会を福岡県立美術館1Fの彫刻展示室で開催。記憶に残したい須崎公園の森を通して＜人と森＞についてもう一度考える展覧会です。

須崎公園は福岡県立美術館や福岡市民会館と隣接し、これまでもさまざまなアートイベントが開かれてきました。オーギカナエも、また2000年に須崎公園を使ったイベントに取り組んでいます。本展ではオーギカナエ本人の作品に加えて、2021年6月に開催したワークショップの成果物もあわせて展観し、＜人と森＞の関係についてもう一度考えます。

※須崎公園は2021年7月5日～2024年3月のあいだ工事のため閉鎖される予定でしたが、閉鎖開始が延期されています。閉鎖が始まる時期は現時点では未定です。


●スザキの森のアートピクニック
https://fukuoka-kenbi.jp/event/2021/0629_13598/
「福岡県立美術館コレクション展Ⅱ　特集２　ようこそedukenbiへ！」展関連企画〈スザキの森のアートピクニック〉は、オーギカナエ（現代美術アーティスト）によるワークショップ「森のフロッタージュ」（6/1-6/27）・「森の肖像画」（6/27）および展覧会「森で会いましょう」の三部で構成されています。本展は第三部「森で会いましょう」となります。また、同時開催中の「福岡県立美術館コレクション展Ⅱ　特集２　ようこそedukenbiへ！」でもオーギカナエの作品が展示中です。