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100万人の心を揺さぶったバンクシー展!70点もの作品が福岡に上陸!

※このイベントは2021年10月31日(日)をもって終了しました。

2021年07月16日 11:00 by 深江久美子

イギリスを拠点に活動し、世界で最も注目されるアーティスト バンクシー。数々の作品は世界のアートシーンに衝撃を与え、みる者の心を鷲掴みにして離しません。2018年から世界を魅了し巡回した「LANDIC presents BANKSY~GENIUS OR VANDAL?~(バンクシー展 天才か反逆者か)」が7月2日(金)にここ福岡でもはじまりました。


今回の展覧会は複数のコレクターの協力のもと、70点以上のオリジナル作品や版画、立体オブジェクトが集結。バンクシーワールドをじっくり間近で感じられる機会となっています。テーマは消費・政治・戦争など12に分かれ、それぞれの作品の背景にある社会性をあぶり出します。


オープニングセレモニーでは、バンクシーがジャケットを手掛けたブラーの楽曲にあわせ青木裕司さん(河合塾/世界史)が登場。パレスチナ問題や消費至上主義、政治的問題への意識が高く、社会情勢と一緒にサイト・スペシフィック・アート(場所の特性)という点から観ると更に面白く鑑賞できると教えてくれました。中でも印象的だったのは「バンクシーは、すーっと人の脳内に入ってきて挑発する」という言葉。作品を通してバンクシーから疑問を投げかけられ、各々がそれぞれの解釈をすることでしょう。その過程までがバンクシーの作品なのかもしれません。

「LANDIC presents BANKSY~GENIUS OR VANDAL?~(バンクシー展 天才か反逆者か)」は、7月2日(金)~10月31日(日)まで開催。
    

福岡より初登場のバンクシーの代表作「ラブ・イズ・イン・ジ・エア」の貴重な三部作版「スロウワー」


EUからのイギリス脱退をめぐって繰り広げられた議論をシンボライズした作品。イギリスと欧州本土を結ぶ地位様港町にある家の壁に描かれた。
 

グラゥプリング・フック


監視社会をテーマの作品。中央下のモニターには自分の姿が写ります。
 

世界各地に描かれたバンクシー作品
 

取材・文:深江久美子
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LANDIC presents バンクシー展 天才か反逆者かEVENT

会場 UNITEDLAB
期間 2021年7月2日(金)~2021年10月31日(日)
時間 10:00~20:00(最終入館19:30)
イベント公式URL https://banksyexhibition.jp
お問い合わせ バンクシー展福岡イベント事務局(mail:2021banksy-fukuoka@ss-live.ws)

プレイス情報PLACE

UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)

住所 福岡市中央区大名1-3-36

グーグルマップで開く.

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