
まち | その他
2020年、コロナ禍での天神での闘い
2021年02月18日 11:00
世界が一変した2020年。新型コロナウイルスの脅威を前にみんなが、一丸となった一年。2020年、天神での闘いの記録をふり返ります。
天神ビッグバンによる再開発が進む天神地区では、現在多くのビルの建て替え工事が進んでいます。1976年開業した『天神コア』は、コロナ禍の3月31日にその44年の歴史に幕を降ろしました。
「コア」とは中心、核という意味。文字どおり、福岡の中心であり、天神の要。さらには九州各地の若者から〝ファッションの聖地〟と呼ばれ、時代の最先端、最新最旬のトレンドを発信し続けた中心的な場所でした。爽風が吹き抜ける開放的な屋上は音楽ライブのステージにもなり、『Surfer Girl』など地元のセレクトショップを集めた4Fフロアは、瞬く間に全国区で話題にもなりました。まさに天神若者カルチャーの中心地(コア)だったのです。


閉店直前の〝最後の花道〟は、緊急事態宣言直前の暗雲の中。『天神コア』の運営室は苦渋の決断を強いられ、断腸の想いで開催セレモニーはオンライン開催となりました。
●44年の歴史に幕!最後の天神コアの姿
https://tenjinsite.jp/topics/topics/70094

春の盛りを迎えたころ、福岡のまちもかつてない「冬」を経験することに。まず商業施設の一部で始まった飲食フロアの営業時間短縮は、やがて〝全館〟に拡大します。そして、ついに4月7日に福岡県を含む7都道府県を対象に「緊急事態宣言」が発せられ、九州最大の繁華街・天神はいつもの賑わいを失いました。テレビが伝えるその閑散、寂寥(せきりょう)とした通りの様子が異様な〝形相〟であったことは今でも脳裏を離れません。


↑緊急事態宣言後の天神。西鉄天神大牟田線の西鉄福岡(天神)駅からは通勤客の姿が消え、商業施設は休業が相次ぎ、まちはまるで“ゴーストタウン”のように静まり返った。
世界中の何もかもが様変わりした2020年。これからはニューノーマルな時代の幕開けです。福岡ビル・天神コア・天神ビブレ跡地の開発「福ビル街区建替プロジェクト」でも、天神の未来志向シーンとしてポストコロナに対応した安全・安心なビルへの計画変更がありました。
外部環境の変化に対応すべく、感染症対応・環境負荷低減・BCP対応の強化・ユニバーサルデザインの推進を行うほか、オフィスの基準階面積を拡大するなど、商品性の向上を図ることで、国内最高水準の大型複合ビルを目指していくそうです。

「福ビル街区建替プロジェクト」では「創造交差点」を開発コンセプトに商業・オフィス・ホテルなどで構成される大型複合ビルを計画中。

企業間のコミュニケーションを促すコワーキング、カンファレンス、ラウンジ空間なども配置予定。設計変更に伴い竣工時期を変更し、2024年度内に開業予定。
※デザインは今後変更になる可能性があります
●創造交差点「福ビル街区建替プロジェクト」
http://www.nishitetsu.co.jp/new_fukubiru/
●天神ビッグバン 公式サイト
https://welovetenjin.com/bigbang
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