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旅とファミリーとニューバランス。 Alex Stevensに漂うグッドバイブス。

2020年12月25日 21:00 by 下田 浩之

ジョージア州アトランタで生まれ、日本、ハワイ、インド、オーストラリアなど、世界中を転々としながら音楽活動を行うアーティスト、Alex Stevens。現在は、一度も暮らしたことがないという福岡をベースに活動しながらも、彼の周辺には人が集まり、自身のサーフミュージックを体現するような、陽気で緩やかな時間が流れている。

―世界を転々とするようになったきっかけは?

家族の関係で世界の様々な都市で暮らしました。オーストラリアとインドは自分探しの旅でしたね。高校を卒業する時にやりたいことが特になくて。ちょうどオーストラリアに音楽プログラムを学べる学校があったのでまずは行ってみようと。小さなクラスだったんですけど音楽の事を詳しく教えてもらえました。インドはマザー・テレサの施設でのボランティアに参加した感じですね。インドでは路上でギターの演奏もしました。当時の演奏はきっとひどいものだったと思いますが、とても良い思い出ですね。

―旅に出る事、またはアクティブに過ごす事による音楽への影響は?

旅を続けるうちに音楽性も変わった気がします。特に、日本に帰ってきてからは大きく変わりました。それまではフォーキーな音楽を好んでいたのが、日本に帰ってきてからは、ファンク、ソウルディスコ、ブラジルなど様々なジャンルを聴いて自分のスタイルが変わっていった気がします。きっかけはサーフィンですね。海に向かう途中に友達の車でいい音楽がたくさんかかっていたんですよね。

―福岡で今のスタンスを築くためには苦労もあったと思います。

福岡に来て最初の頃は友達が一人もいなかったんですけど、以前佐賀の伊万里でライブをしたことがあって。そこで知り合った方に、港にあるピースライブハウスをおすすめしてもらったんです。日本語もろくに話せなかったんですけど温かく迎えてくれて。ライブハウスのジャムセッションに参加したりして、そこでの縁が重なってバンドを組むようになりました。徐々に友達も増え、自分の音楽を聴いてもらえる機会も増えていった気がします。今日の取材場所でもあるcomo es imaizumiでいま働いているんですが、ここで働けていることも、このカフェでたくさんの友人や先輩と出会えたのも福岡の人の良さを感じますし、巡り合わせを感じます。

―11月25日(水)にリリースしたデビューEP『IMARI』について教えてください。

IMARIというタイトルは自分の実家がある佐賀の伊万里から付けました。コロナの影響で実家に戻った時に、実家の小屋でデモを録っていたんです。最初は暗いフォークソングだったんですけど、こんな時期だしハッピーな曲を毎日歌い続けたいという希望もあったので、気持ちの良い明るいアルバムに仕上がりました。外出が難しい時期ではありますがぜひ晴れの日に外で聞いてもらえれば嬉しいです。

リード曲「Jammin’ Low」

今回のEPで「Still Mine」と「Beach House Club」では、yonawoから斉藤雄哉がギターで参加してくれて、ミックスは「the perfect me」が担当してくれています。どちらもお願いしてすぐに快諾してくれて。yonawoはお願いして1時間でメンバー全員で来てくれて(笑)みんなのおかげでデモ期から考えると全く違う曲みたいになって本当に嬉しかったですね。

―12月26日にホームcomo esでリリースパーティーを開催されるそうですね?

12月26日(土)にはcomo es imaizumiで『IMARI』のリリースパーティーも開催します。コロナでフェスが自粛続きの中、大きな音を出せる喜びを噛みしめながら演奏します。スペシャルメンバーでの開催となりますのでぜひ遊びにきてほしいです。

―ニューバランス福岡の1周年を記念したエキシビションにも参加されているそうですね。

はい、今、僕が気になっているシューズを展示させて頂いています。元々、バイト先のcomo es の先輩が996というモデルを履いていてかっこいいなと思っていました。その先輩からもとにかく履きやすいと聞いていたのでとても気になっていました。

――現在発売中のモデルで気になるもの はありますか?

セレクトモデル:SUFMOC

スタイリッシュでアウトドアでも使えそうです。紐がないのでスリッポン感覚で履き心地もよさそうですね。サーフィンに行く時に履いてみたいです。

取材協力:como es imaizumi Instagram 


Alex Stevens『IMARI』
発売:2020年11月25日(水)
定価:1,500円+税
品番:VBCD-0108
収録曲:
1. Beach House Club
2. Love Like She Do
3. Jammin’ Low
4. Golden Hour
5. Still Mine

Alex Stevens 1st EP release party @ como es
2020.12.26 (SAT) 19:00 start
1,000 yen (W/1drink)

Alex Stevens
ジョージア州アトランタで生まれ、アメリカと日本のハーフ。後に日本、ハワイ、インド、オーストラリアと各国様々な都市を転々としながら楽曲を作ってきたSSW『Alex Stevens』(本名:Alexander Graham Wallace Stevens)彼が今、在住している地、福岡を拠点に本格的な音楽活動を開始した。7月にノンプロモーションの中、リリースされた「BEACH HOUSE CLUB」は彼の陽気な人柄を表すような緩やかなテンポとフィールグッドなギターサウンドで展開され、後半のストリングスとブラスサウンドが合わさった多幸感溢れるグッドミュージックでApple Musicでは「アコースティック・サマー」、「カフェ・ミュージック」。Spotifyでは「Early Noise Japan 」などの公式フラッグシッププレイリストに選出され話題となる。そんな中、今回リリースされる自身初となるEP『Mine to yours』には注目のアーティスト達が参加している。収録曲「Still mine」とEPバージョンとして新録される「BEACH HOUSE CLUB」では、今飛ぶ鳥を落とす勢いのバンドyonawoから、先日chelmicoの楽曲への客演でも話題となったギターの斉藤雄哉が参加。また今作の楽曲ミックスは福岡が生んだ若き鬼才、自身も「the perfect me」として感度の高い音楽リスナーから支持を受けレコーディングエンジニアとしてもその手腕を発揮する西村匠が担当している。自身の陽気な人柄を表すような緩やかなテンポとライトメロウなメロディで綴られる今作は、まさに彼がこれまで歩んできた事で得たボーダーレスな感性とワールドワイドなセンスが感じ取れる仕上がりとなっている

取材・文:下田 浩之
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