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withコロナに備える!天神の企業や商業施設のコロナ対策はどうだった?

2020年08月23日 18:00

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、4月に天神地区の商業施設は閉店となりました。オフィス出勤も制限され、様々な企業が対応に追われた中で業務を遂行しなければならない状況でした。緊急事態宣言が開けた現在もコロナ感染が収束したわけではなく、withコロナ時代として新しい価値観が見出だされています。

福岡天神のエリアマネジメント組織「We Love 天神協議会」は、会員企業従業員へ対応をアンケート。現状を共有し可視化しました。コロナとの新しい日常に向けた気付きとなりそうです。
[調査日時:2020年6月29日(月)~7月10日(金)、サンプル数:54]

【回答企業の業種】



【Q1】緊急事態宣言中で、「従業員への対応」でどのような取り組みがありましたか?(複数回答可)
「テレワークの導入・推進」(85.2%)が最も高く、次いで「営業活動・打ち合わせのオンライン化」(74.2%)、 「時差出勤」(64.8%)の順。 「雇用従業員数・役員等の削減」「対策なし」の回答はなかった。


【Q2】緊急事態宣言後で、「従業員への対応」でどのような取り組みがありましたか?(複数回答可)
「営業活動・打ち合わせのオンライン化」(70.4%)で最も高く、次いで「テレワークの導入・推進」(66.7%)「時差出勤」(63.0%)の順。テレワークに関し、緊急事態宣言中よりは、パーセンテージは下がっている。引続き社内の密を避ける対策が続いている。
「時差出勤」については、緊急事態宣言後もあまり変化はなく、継続して実施されていると思われる。


【Q3】会食について、従業員へ何かしらの制約・依頼を行う対応はありましたか?(複数回答可)
何かしらの制約を行っているところが全体9割に上った。その中で、「仕事上の付き合いの会食の全面禁止の対応をした」(64.8%)、「仕事上の付き合いの会食の人数制限の対応をした」(38.9%)が多かった。


【Q4】従業員の通勤について制約・依頼を行う対応はありましたか?(複数回答可)
「時差通勤の導入をした」(63.0%)が最も高く、「出勤の禁止をした」「自家用車・自転車・徒歩通勤の許可・依頼をした」、 「特にしていない」はいづれも20%台であった。


【Q5】テレワークやWEB会議システム、時差出勤などを導入している場合、社内でどのようなポジティブな声がありますか?
【テレワーク】
・通勤時間がない分、時間を有効に使えた。
・社内が密にならない。
・業務に集中して取り組め、仕事の生産性があがった。
【WEB会議】
・出張を全てWEBミーティングに切り替えた。
・会議時間の短縮ができた。
【時差出勤】
・時間をずらして出勤する事により、通勤時の混雑(密)を避ける事ができた。

【Q6】テレワークやWEB会議システム、時差出勤などを導入している場合、社内でどのようなネガティブな声がありますか?
【テレワーク】
・PC、通信料の負担。
・資料の持ち運びが制限される。
・コミュニケーション不足。
・業務効率が在宅ネット環境に大きく左右される。
・新人の育成、教育がしづらい。
・労務・業務の管理がしづらい。
【WEB会議】
・会議のクオリティに限界を感じる。(同時にしゃべることが難しいので、会話が活発にならない。)
・カジュアルなコミュニケーションができず、チームワークの醸成が困難。


《オフィスや会議等の対策について》
【Q7】WEB会議システムやチャットツールなどを活用していますか?活用している場合、どのようなツールを活用していますか?(複数回答可)
「Zoom」(65.8%)が最も高く、次いで「Teams」(28.9%)。


【Q8】感染拡大防止策として、オフィス内で行った対策はありますか?(複数回答可)
対策をしていないオフィスはなく、「マスク着用の推奨・義務化」「入口に消毒液等の設置」は9割以上の企業で対策がとられていた。


【Q9】現在、感染拡大防止対策で「困っていること」などありますか?あればどのようなことに困っていますか?
・いつまで対策を行わなければいけないのか、やめどきの判断が難しい。
・共用部分の接触感染防止(テーブル等の使用前後の消毒対応の徹底不足など)


【Q10】感染拡大防止対策や働き方について、他社に聞いてみたいことや、知りたいことなどありますか?
・コロナ対応に向けた研修の有無。対策防止の運用ルール。
・テレワークの導入により、会社の生産性に変化はあったか?
・換気対策について。休憩室の対策。(食事中の会話は慎むように通達しているが、守りきれていない現状有。)


《商業施設・飲食業など接客のある事業者に質問》
【Q11】館内(施設内)で、どのような感染拡大防止対策を行っていますか?(複数回答可)
「入口等に消毒液の設置」(100%)、次いで「従業員によるマスク着用の推奨・義務化」「HP等で感染防止策などの周知」。「お客様にマスク着用の推奨・義務化」も70%以上の高い結果となった。


【Q12】その他の取り組み例
・トイレ、エレベーター、喫煙室の人数制限。
・現金やカードの手渡し禁止、EC(ipad等)を使っての商品販売。
・手荷物預かりやベビーカー貸出の停止。
・入口と出口の利用制限。


【Q13】現在、感染拡大防止対策で「困っていること」などありますか?あればどのようなことに困っていますか?
・不特定多数のお客様を対象とした、対面キャンペーンが困難になった。
・コロナ対策のための特別清掃に費用がかかり負担が大きい。
・マスクの着用をしていないと入店できないレギュレーションになっているが、熱中症のリスクがある中で、(マスクを)義務ではなく推奨レベルにするタイミングをどうするか。


《あなた自身のことを聞かせてください。》
【Q14.現在のまだ新型コロナウィルスが収束していない状況で、あなた自身の働き方や、会社の対応、オフィスの状況について、想うことなどがあれば教えてください。
【社内の状況】
・コロナ前の勤務体制に戻りつつあるが、事務所スペースを別拠点にもうけるなどの検討が必要。
・会社業績に関する危機意識がすべての従業員に伝わっていない。
【今後について】
・会社も自身も働き方を見直すきっかけにすべきだと感じてる。自身の役割を再認識した上で、業務のブラッシュアップをしたいと思っている。
・新しい事業展開ができるチャンスととらえている。


【Q15.新型コロナウイルス発生以前と現在を比較して、変わったと感じることをあえて挙げるとすると、どんなことがありますか?
【働き方】
・仕事面では売上見込がたたないため、前がかりの営業活動をするようになった。
・テレワークの進展
・オンライン業務への移行の必要性。
・生産性が向上した。ストレスが減った。ワークライフバランスが改善した。
【日常生活】
・マスクの着用と手洗い、消毒が日常になってきている。
・人同士の距離感(物理的だけでなく心理的にも) 混み合う場所を避けるようになった。
・飲食スタイルが劇的に変化した。(持ち帰り、オンライン飲み会、間仕切り、おこもり消費)
【その他】
・企業や自身の将来(10年後)について考える機会ができた。

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