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【新型コロナ 世界レポート】紛争続く中東の要・ヨルダン

2020年05月29日 12:00

世界中に蔓延した新型コロナウイルス。いつ終息するか不明で不安な日々が続いています。毎日のように耳にする諸外国のニュースがあるけれど、実際に海外で生活している人たちは?そんな声を聞きたいと思い、天神サイトではアンケートを行ってみました。

そして、最後の質問にはコロナが終息した後の希望も少し……。早く事態が収まり、世界中の人々が安全に暮らせる日が取り戻せますように!

●住んでいる国/地域と都市:ヨルダン/アンマン
●お名前(ニックネーム):ノーチ
●出身国:日本
●性別:男性
●年齢:42歳
●職業:国際NGO


【感染者数】704名(5月24日12時時点)

【公的機関から緊急事態宣言のような発令は?】
最初の感染者が確認されたのは3月2日。15日には教育機関が閉鎖。17日には国王令に基づき防衛法が適用され、陸路・海路及び空港を含む全ての国境が閉鎖されました。外出禁止令は3月18日から。企業活動制限、公共交通機関の停止も始まりました。19日から軍が出動、首都アンマンに出入りする全ての道路を封鎖。

【制限がはじまった際の様子は?】
最初の2~3日は数100名以上の外出禁止令違反者が出ました。逮捕拘束されて車両の没収や1年未満の禁固刑など、警察や軍の容赦ない様子がSNSで拡散されていました。そのせいか、街の様子はとても静かで穏やかな雰囲気。あまりにも静かすぎて、鳥たちの声がこんなにうるさく聞こえるなんて!という人生初めての経験をしました。今でも休息日となる金曜日は基本的に24時間完全外出禁止となっています。

【制限時の生活を教えてください。】
3月末からは「平日10時から18時まで食料品や医療品を入手するためなら徒歩のみ外出可能」となりました。4月中には周りの殆どの企業はリモートワークへ移行、教育機関もオンラインで授業やテストを行うようになりました。5月に入ってからは、車両での外出も許可されてナンバープレート末尾の奇数・偶数ごとに私用車含めタクシーやバスも運行が再開されました。今はラマダン中(※)なので、外出可能時間も8時から23時とだいぶ緩くなってきています。
※取材はラマダンの時期

【制限が緩和されてきた4月の様子を教えてください】
4月の中旬くらいからは生活用品店も再開。飲食店も持ち帰りのみですが営業再開しています。娯楽施設はまだ閉鎖継続中です。公共空間の状況は、社会的距離を確保することが求められ、スーパーマーケットの入店人数やバス・乗り合いタクシーなどの乗客数も制限されています。病院など一部を除いて、実際はこういった決まりごとには厳密に従わない人も多く、また他者を許容する人が圧倒的に多い社会なので、今は全体としてゆる~い雰囲気を感じます。

【勤務形態は?】
自宅兼オフィスですので、勤務形態自体あまり急激な変化はありません。仕事柄フィールドワークができない期間はかなり退屈を感じました。

【あなたの国の生活保障は?】
ヨルダン政府による労働者への生活保障の話は耳にしたことはありますが、私は対象ではないため詳細は不明です。

【自宅の生活は変化しましたか?何をして過ごしていましたか? 】
座ってる時間がものすごく増えました。日本にいる家族とのスカイプの頻度も増えました。自炊が増え、youtube の料理チャンネルを見たりしてスキルが向上しました。あとはスクワットやストレッチしたりと意識的に体も動かしています。

【海外渡航者(出国/入国)制限や措置はありますか?】
いまだに空港含め全ての国境は閉鎖されている状態です。一部例外を除いて人の往来は原則的にできない状況です。

【日本についての報道は?】
ヨルダン人のパートナーいわく、日本のニュースがほとんど流れないのでコロナ騒動に関して日本の状況を知る機会がないようです。しかし、日本の印象は「規律ある人たちの国」だそうです。

【コロナが終息したらやりたいことは何?】
もっと社会の役に立てるような行動ができる人になりたいです。

※この内容は2020年5月20日時点のレポートです



●ほかの国はこちらをチェック!「新型コロナ 世界レポート」
https://tenjinsite.jp/feature/covid-19/

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