
グルメ | 新店舗オープン
古小烏の古いビルから、スペシャルティコーヒーとプロダクツを発信
2020年02月25日 12:00 by 江月義憲
薬院から六本松方面に抜ける城南線沿いにある、築50年以上の昭和レトロな外観のビル。その1階に昨年末オープンしたカフェが『ラウンドカウンター』です。
元は歯科医院だっという約30坪の店内中央にカウンターが設えられており、その半円状のカタチが『ラウンドカウンター』という店名の由来です。



オーナーの久保光太郎さんによると、この物件を借りる際に前の歯科医院から設備や家具等も含めて引き継いだとのこと。天井の下地材をそのまま活かし、待合室のソファー、診療室のパーテーション、年代物のスチールロッカーやエアコンなどを残しながら上手にリノベーションしています。新築物件の「レトロ風」では、この味は決して出すことができません。


久保さんは福岡の服飾専門学校を卒業後、国内大手のデニムメーカーで6年にわたってパタンナーとして勤務。その間にコーヒーへの興味が高まり、帰福して地元福岡のスペシャルティコーヒー店「RECコーヒー」でバリスタとして働いた経験の持ち主。ハンドドリップで淹れる一杯立てのコーヒーをはじめ、エスプレッソにラテアートを施したカフェラテまで、平日は朝8時から香り高いコーヒーを提供しています。



オリジナルブレンドをはじめ、「RECコーヒー」で焙煎するコーヒー豆は店頭でも販売しています。


フードはコーヒーに合うパンを使ったスタンダードな「バタートースト」(275円)、「ハニートースト」(308円)をはじめ、写真の「ダブルエッグ」(528円)の他、「チリビーンズ」(605円)、「ソーセージ」(748円)などをトッピングしたトーストメニューが充実。
クッキーやケーキなどの手作りスイーツ類の他、厳選したクラフトビール(858円)も用意されています。



そしてもう一つの顔が、元パタンナーである久保さんが自らがプロデュースとプロダクトを手がける、オリジナルのアパレル商品。
「コーヒーウェア」としてWEBショップでも販売しているエプロンをはじめ、刺繍用のミシンを備えた店内の工房ではオーダーメイドも受け付けています。


「将来的には自社焙煎も手がけていきたい」という久保さん。古小烏の古いビルから、スペシャルティコーヒーとオリジナルプロダクツの2本立てで、新しいムーブメントを発信しています。



【ラウンドカウンター】
●住所:福岡市中央区古小烏町70-2
●営業時間:火・水・金曜8:00〜24:00、月・木曜8:00〜22:00、土曜10:00〜24:00、日曜10:00〜22:00
●定休日:不定
取材・文:江月義憲
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