グルメ | 新店舗オープン

とりかわをアテにサクっと飲めるのが魅力の一つ。でも、つい長居しちゃいそう…

2020年01月22日 12:00 by 木下 貴子

専門店だけでなく、焼鳥や居酒屋でも出されるようになった「とりかわ」は、いまや福岡の名物としてゆるぎない人気を誇っています。そのとりかわをユニークなスタイルで味あわせてくれるお店『とりかわ一本勝負』が春吉に誕生しました。

春吉の中央を縦横する通りに建つ「ホテルWBF福岡天神南」の角を西に曲がった、裏路地にあります。立ち飲みと聞いていたのでコンパクトな店を想像していましたが、思ったよりも広々としています。


奥には、グループ・団体向けのテーブル席も用意されています。プロジェクターは要相談でプライベートでの利用も可能だそうです。


お気づきでしょうか? カウンターに一定の間隔でビールサーバーがいくつも設置されているのを。実はこちらの店は、ドリンクをセルフスタイルで行っており、このサーバーを使って自分で生ビールを注ぐのです。


「セルフだと注文の必要がないので、待つことなくご自身のペースで飲んでいただけます。また、注ぐ毎に上達していき、エンターテイメント的に楽しんでいただいているお客様も多いんですよ」と店長の松尾康史さん。


ハイボール、レモンサワーのサーバーは壁際に設置され、こちらもセルフで注ぐスタイルです。その近くに置かれたペットボトルのソフトドリンクも、自由に飲めます。つまりドリンクはセルフスタイルの、飲み放題30分854円という設定で、延長もできます。

料理はもちろん、とりかわがメインです。王道の「タレ」に加え「塩」「醤油」が味わえます。各種3本セット(429円)で提供され、タレ・塩・醤油がそれぞれ1本ずつ味わえる「ミックス」(429円)もあります。
とりかわとひとえにいっても、それぞれの店で違いがあります。『とりかわ一本勝負』では、4日間の下焼きを経て、5日目に本焼きを施します。注文が入ってから本焼きし、最後に味付けされています。


とりかわだったら本数いけるだろうと見越して、3種類とも頼みました。左から「醤油」「タレ」「塩」が3本ずつ並びます。


「3つとも味わうなら、味の薄い方から食べていただくと違いが分かりやすいですよ」という松尾さんの助言に従い、まずは「塩」から。最初に訪れたのはサクサクの食感、その後にふんわりした柔らかみ、続いてじわじわと旨味が口に広がっていきます。「このバランスを生むために下焼きは素焼きにし、本焼き含め焼きは5日間に決めました」と松尾さん。また、首皮だけを使っているため弾力があり、味に深みを感じます。


本焼きの後に醤油にくぐらせ、もう一度焼き上げる「醤油」は抜群の香ばしさです。


甘辛の「タレ」は、本焼き後に漬けダレに1度くぐらせるだけなので、思ったよりもあっさり。これならいくらでも食べられそう!


3種類のとりかわを味わい満足しているところに、松尾さんが言ってきた「実は、掟破りの『とりかわ』があるんです」との言葉。なんとここでは「変わり種とりかわ」と称して、「南蛮」「チーズ」「辛ウマ」「たこやき風ソース」の「とりかわ」も提供しているんです(各種3本セット528円)。

「南蛮」はチキン南蛮のようにタルタル仕立てかと思いきや、魚の南蛮漬けのように甘酢に漬けたとりかわに野菜スライスをトッピング。冷えても美味しいし、また甘酢を吸ってむっちりした食感になり、ひと味違います。


変わり種含め7種類の味が揃うとりかわですが、他にも日替わりで10種類ほどの小鉢が用意されています。ケースに並べられた小鉢(各種302円・418円)もセルフで選べます。取材時は「ポテサラ」「もろマヨきゅうり」「タマネギスライス」(各302円)、「肉じゃが」「ナポリタン」(各418円)などがありました。

30分単位のシステムだから気軽にさくっと利用でき、0次会など待ち合わせや、2次会や3次会にもうってつけです。もちろんゆっくり味わいたいとなれば、その場で延長もできるので、気分に合わせて使い分けできます。美味しいとりかわをアテに、気兼ねなくマイペースでお酒を注いで楽しんでいると、あっという間に30分。楽しい時間は速く過ぎ去るというのはまさにこのこと……やっぱり延長ですかね。
 

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

とりかわ一本勝負

住所 福岡市中央区春吉3丁目23-3
TEL 092-406-4280
営業時間 17:00~翌1:00(金・土・日曜は16:00~)
定休日 火曜日

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