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EXILE ATSUSHIも認める実力! 期待のR&Bシンガー MABUにインタビュー

2020年01月04日 12:00 by 秋吉真由美

耳に優しく残るメロディーラインと伸びのある声。期待のR&BシンガーMABUが、愛する人へのもどかしさを切なく歌った「Heart On Fire」、実体験を盛り込んだ「瞳のイルミネーション」を2カ月連続でリリース。アップテンポの楽曲で魅せてきた姿とは一味違う、よりブラッシュアップされた歌声が詰まったスローナンバーに仕上がっています。福岡を訪れた、クールな見た目とは裏腹に、実はおしゃべり好きというMABUさんにインタビューしてきました。

―― 福岡に来られたことは?

MABU:仕事では良く来ています。天神の街をウロウロすることもありますが、女性がめっちゃ可愛いです!博多弁はズルいっす(笑)。

 

―― 「なんしようと~」とか?

MABU:ヤバいっす(笑)。女性の博多弁を目覚ましにしたいですね。「なんしようと?早く起きりー」とか(笑)。

 

―― では本題に(笑)。2曲とも、しっとりとした冬が似合うバラードでずっと聞いていたくなります。

MABU:「Heart On Fire」は、あいまいな関係なのに男は本気になってしまう…。上手くいかない恋なのに強がってしまう、弱い男の心情を歌っています。「瞳のイルミネーション」は、想いを寄せる女性との帰り道。別れるのが寂しくて、思わず抱き寄せてしまって驚く彼女の瞳にイルミネーションが映っていた。そんな印象的な出来事を歌にしました。彼女の瞳に映るイルミネーションが頭から離れなくて…。そんなロマンに溢れた楽曲です。

 

―― なんと! こっちまで照れてしまうエピソード!

MABU:恋多き男なんで(笑)。作曲家のUTAさんに「昨日こんなことがあって…」と、このエピソードを話したら、「とても素敵なことだから曲にしよう!」ってなって。その瞬間の“ひとめぼれ”から生まれた曲ですね。

―― 曲作りで大切にしていることは?

MABU:リアル。それだけかもしれません。僕の曲作りは、常に歌詞を書き溜めたりはしなくて。曲を作る、その瞬間の思いをそのままワードやコード進行に反映させていく。セッションをしていく中で自然とサビを口ずさみながら、“感覚”で進めていきます。その時、ムカついていたらふざけんなよ!という歌詞になったり、恋をしていたら好きな人のために歌う曲になる。心情がかなり反映されているので、ファンの方には僕の曲は“僕の日記”だと思って聞いてくださいと言ってます。「あ、今MABUムカついてる」とか「今は恋してるのかな?」と、そんな風に楽しんでいただければ嬉しいです。

―― MABUさんはダンサーからキャリアをスタートさせたそうですが、歌を始めたきっかけは?

MABU:ダンスを始めたのは18歳。歌ももちろん昔から大好きだったので、歌もいつかやりたいなとぼんやりとは思っていました。行動を起こすきっかけとなったのは、2014年にEXILE ATSUSHIさんのツアーでバックダンサーをさせていただいたことです。僕も自分で曲を作って表現できたらいいなと思わせてくれる、本当に尊敬できる素晴らしいステージで。バックダンサーの活動と並行して、2015年から自分で曲を作って、ミュージックビデオ(以下、MV)も作って、配信を始めました。

 

―― ATSUSHIさんの存在が大きかったと。

MABU:約半年、ツアーでご一緒させていただいたのですが、僕には到底できないプロフェッショナルさを持つ方でした。ストイックだし、1ステージに懸ける思いも想像以上で。その様子を目の前で拝見して、肌で感じることができたことは光栄でした。すべてが新鮮で、くらわされちゃいましたね。僕も1ステージ1ステージ、全力で踊っていましたけど、まだまだ足りないなと感じさせられました。忙しさを言い訳にせず、殻を破りたい、やりたかった歌をしっかりと始めようと思いました。

―― ダンサーとしての活動と楽曲配信の同時進行は、大変だったのでは?

MABU:とにかく夢中でした。ダンサーの仕事以外にMVの制作費を稼ぐためにファッションブランドを立ち上げたりしました。いろいろ手探りでやってましたね。ATSUSHIさんのツアーが終わって、インディーズで自主的に曲を作って配信する中で、ATSUSHIさんとは連絡先も交換させていただいていたので、「お忙しいとは思いますが、曲作ったので聞いてみてください」と曲ができるたびに送らせていただいていたんです。そしたら、「いいじゃんいいじゃん!」と返信くださったりして。そしてある日、「Time Is Over」と「Sex Only」という2曲を送ったところ、「もうこれ(配信)出してる?」と返信が来て。「明日、MVと配信しようと思ってます」と返すと、「MABUが良かったら、俺に歌わせてもらえないかな」と、すごく嬉しい返信が来たんです。でも、ATSUSHIさんの他のお仕事なども重なってしまったので、実際に歌っていただくことは叶わなかったのですが、MABUやりおるぞ!と、少し目に留めていただけたのかなと思っています。本当に嬉しい出来事でした。でもその後、インディーズ楽曲にもかかわらず、「Summer Won’t Be Back (feat. EXILE ATSUSHI)」でATSUSHIさんとコラボさせていただきました。

 

―― メジャーデビュー時にはATSUSHIさんから何か声をかけられましたか?

MABU:「よりMABUの才能を開花させてほしい」と、ありがたい言葉をいただきました。もちろんATSUSHIさんは目標ですが、僕はどう頑張ってもATSUSHIさんにはなれないので、MABUというブランドをしっかり持って、一人のアーティストMABUとして結果を出して、期待に応えたいと思っています。なので、頑張んないといけないんです。

―― 最後に今後の目標を教えてください。

MABU:福岡でワンマンライブしたいですね。ライブハウス、成功させたらホールが見えて、次はアリーナが見えるはず。1日でも早くビッグなステージに立って、応援してくれているファンの方と同じ景色を見たいです。

 

 

 

取材協力:ザ シティ ベーカリー(福岡市中央区天神2-2-43 ソラリアプラザ地下2階)

https://thecitybakery.jp/

 

●PROFILE 
東京都出身。プロダンサーとして、EXILE ATSUSHIやケツメイシなどのメジャーアーティストのバックダンサー・振り付け・演出などを手がける中、自身で作詞・作曲、PVを制作し、2015年にインディーズでアーティスト活動をスタート。2019年4月29日にLDH MUSICより、シングル「HOT365」でメジャーデビュー。同6月19日に2ndシングル「WHAT A DAY!」、3rdシングル「Summer Won’t Be Back feat.EXILE ATSUSHI ~EXILE MAKIDAI Remix~」の2作が連続でiTunes R&Bチャートで1位を獲得。EXILE ATSUSHI率いるバンド「RED DIAMOND DOGS」への楽曲提供なども行う。2019年11月22日には「Heart On Fire」、12月13日には「瞳のイルミネーション」を2カ月連続でデジタルシングルをリリース。

 

●RELEASE

デジタルシングル『Heart On Fire』

2019年11月22日(金)配信

デジタルシングル『瞳のイルミネーション』

2019年12月13日(金)配信

 

 

取材・文:秋吉真由美
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