グルメ | 新店舗オープン

日本酒に合う美味しい肴を、少しずついろいろと、贅沢に

2019年12月03日 12:00 by 江月義憲

『御御御』と書いて「おみお」と読む。大将の上別府将輝さんは「敬意を表する『御』の字を3つ重ねて、お客様への感謝の気持ちを表したかった」と、その店名に込められた思いを語ります。場所は昭和通りに面した舞鶴2丁目のビルの1階で、約1月ほどのプレオープン期間を経て、12月3日にグランドオープンを果たしました。周囲には飲食店が少ないないので、この辺りに勤めている人には朗報です。



縦に細長い店内は手前が古民家風の掘りごたつ式座敷になっており、中ほどにオープンキッチンとカウンター、さらに奥には完全個室があるという造り。お一人様からグループでの宴会、ビジネスの会食や家族の集まりまで、幅広いニーズに応えられるように考えられています。



カウンターやテーブルに使われている木材は、なんと上別府さんのお祖母さんの自宅の庭に生えていたクスノキの古木を伐採したものだとか。建具職人による細やかな彫刻が施された引き戸や丸窓障子など、随所に和の風情が感じられる設えです。



「肴めし」と謳うように、料理は日本酒に合わせた肴が中心です。この日のお通しは「椎茸出汁の茶碗蒸し」と「椎茸佃煮の手まり寿司」(495円)。出汁にもこだわり、椎茸や昆布、鰹節などの出汁を、食材や調理法に合わせて使い分けています。



「旬の刺盛り」(1人前1,210円※写真は2人前)は、全国から取り寄せた新鮮な魚が盛りつけらます。写真は長崎産のマグロの赤身、真サバ、穴子、イサキ。天草産の鯛の昆布締め、シマアジ、愛媛産のタイラギ貝の炙りなど。日によっては姪浜漁港の釣り船から直接届けられることもあるそうです。



「お酒に合わせて美味しいものを少しずつ、いろいろ食べていただきたい」と、写真の「合鴨ロースの西京焼き」(572円)など、料理はポーション控えめで低価格に設定されています。他にも「石川産カニ味噌の天ぷら」(1枚275円)、「対馬産穴子の湯引き」(440円)、「自家製赤エビの塩辛」(528円)、「霜降り和牛のネギトロ巻き」(1貫385円)、「薩摩赤鶏の刺身」(935円)などなど、お酒が進みそうな料理が用意されています。



日本酒のラインアップは「醸し人九平次」(愛知)、「三井の寿」(福岡)、「乾坤一」(宮城)、「出雲富士」(島根)、「六十餘洲」(長崎)など、全国の銘酒がすべてグラス440円、一合990円。日本酒好きなら、ぜひ檜の香りが漂う升になみなみと注がれた「升盛」(990円)で。焼酎もいろいろと揃っていますが、大将の地元・薩摩川内市の芋焼酎「蔵の神」(グラス385円)がイチオシです。



〆のご飯ものもひと手間かけた逸品が揃っています。写真は「和牛のにぎり」(1貫352円)と「穴子のタレ焼き酢めし添え」(1貫275円)。ツルッと食べられる温かい「鴨南蛮つけめん」(792円)、さらにデザートの「至極の手作り杏仁豆腐」(308円)まで食べれば、満足感はマックスに!



食べて良し、飲んで良しの『御御御』。これから年末年始にかけての忘新年会シーズンに向けて、心強い店の誕生です。

取材・文:江月義憲
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プレイス情報PLACE

肴めし 御御御(OMIO)

住所 福岡市中央区舞鶴2丁目1-6 勇眞ビル1F
TEL 092-712-7272
営業時間 17:00〜翌1:00
定休日 日曜

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