音楽

メジャーデビューを果たした あの“最強ゴスペル女子高生” 鈴木瑛美子にインタビュー!

2019年10月04日 08:00 by 秋吉真由美

「よろしくお願いしま~す!」と人懐っこい笑顔で現れた鈴木瑛美子さん。楽しいおしゃべりにケラケラ笑って、くるくる変わる表情からは想像できないパワフルな歌声。「イモ~イモ~♪」とソウルフルに歌い上げるCMやバラエティー番組では“最強ゴスペル女子高生”として話題となったアノ彼女がついにメジャーデビュー。デビューシングル「FLY MY WAY/Soul Full of Music」を引っさげて福岡を訪れた彼女に話を伺ってきました。

―― 福岡へようこそ! 福岡の印象はいかがですか?

鈴木:福岡は、以前仕事で訪れて以来2度目なのですが、方言がかわいいですね! 福岡出身の友人に博多弁を習いましたよ~。おっとっととっとってっていっとったとになんでとっとってくれんかったと? あれ? おっとっととっとっていっとったとに… あれ? 合ってます?(笑)

―― 大丈夫! 合ってます(笑)

鈴木:街をゆっくり観光する時間はなかったので、次回は天神や博多でショッピング、あと太宰府天満宮にも行ってみたいです。水炊きも食べたいし…。でもさっき、早速ホテルで明太子を食べました。マヨネーズを付けて(笑)

―― パワフル(笑)。そんな豪快さが歌声に表れていますね。

鈴木:ありがとうございます(笑)

―― デビューシングルは2曲ともパワフルさの中に心地良さがあり、鈴木さんの声にとっても似合う楽曲のように感じました。

鈴木:2曲とも自分で作詞作曲をしました。メジャーデビューが決まった頃、家族や友人たちから「嬉しいけど、遠くに行っちゃう気がして寂しい」って言われたことがあったんです。「FLY MY WAY」は、そんな人たちに向けて「どこにも行かないよ? だから寂しく思わないで」という思いを込めて作りました。大好きな人たちと一緒にデビューしちゃえ~みたいな気持ちで、姉やゴスペル仲間にはコーラスで参加してもらったり、ミュージックビデオには高校のクラスメイトやバレーボール部の仲間たちにも参加してもらいました。

―― 「Soul Full of Music」は、また違った雰囲気で魅力的。

鈴木:私は、幼い頃から男勝りな部分があって。中学生の頃なんかベリーショートで男の子に交じって遊ぶような活発な子でした。中学では部活でバレーボールをしていたんですが、一生懸命すぎて腰の骨を折っちゃうくらいで。でも諦めずにリハビリして、バレーは高校でも続けました。音楽についても、これからもっといろんなジャンルの曲を歌っていきたいし、舞台や趣味の写真など、歌以外の仕事もしてみたい。「Soul Full of Music」には“やりたいことがいっぱい! こうして生きていきたい!”という自分の貪欲で自由で、ワガママな部分を歌詞に詰め込みました。ちょっと子どもっぽい歌詞になっちゃっていますが(笑)、ビッグバンドの大人っぽいアレンジとのギャップを楽しんでいただければと思います。この曲が完成した時は、頭の中がこんなにはっきりと形になるんだと驚かされ、達成感がありましたね。

―― 小さい頃から音楽に囲まれて育ったそうですね。

鈴木:父がミュージカル俳優やゴスペルを教えたりしていたので、小さい頃から音楽に囲まれた環境でした。本当に歌が大好きで、1歳の頃から2つ年上の姉と父の部屋でレコーディングごっごして歌って遊んでいたくらい(笑)。2歳の私が歌うゴスペルの音源も残ってますよ。

―― 7歳の時には作詞作曲もしていたとか。

鈴木:ある音楽発表会に向けて、チャレンジと思って作ってみたんです。好きな言葉を書いて、父に手伝ってもらいながら作曲もして。タイトルは「I'm 7years old」(笑)。歌詞は、「my name is Emiko仲良しのお友だちたくさんいるよ!」という、7歳らしい歌詞でした(笑)。

―― では子どもの頃から歌手になるのが夢だった?

鈴木:実は歌手になりたいと思い始めたのは最近で。今から1年くらい前、友人の大原櫻子ちゃんのライブに行ったんです。それがすごく楽しそうに自分のライブを作っていて。ステージを走り回って、ファンも目一杯楽しんでいる。そんな空間を前にして、自分ならどんな曲を歌って、どんなライブにしたいかな? そう思ったのがきっかけです。

―― バラエティー番組にも出演されて、話題を集めていたので意外です。

鈴木:テレビ(2016年9月に放送の「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」)に出た時は、普通の高校生で学業を優先していました。いつか音楽に関わる仕事をしたいなという思いはありましたが、歌手になろうとは思っていなかったんです。大学に通っていた時に櫻子ちゃんのライブを見て、好きな音楽に時間を使おうと大学を辞める決断をしました。

―― 今、実際にメジャーデビューを叶えていかがですか?

鈴木:自分の声がテレビから聞こえたり、街から聞こえたり、お店から聞こえたりすると不思議で。お店に自分のCDが置いてあったり、ポスターが貼ってあるのを見ても、誰か違う人みたい。なんか不思議な感覚です。

―― どんなアーティストを目指していますか?

鈴木:小さい頃から聞いていたマイリー・サイラス、デミ・ロヴァート、チーター・ガールズ、そしてクリスティーナ・アギレラ、ジェシー・J、トリー・ケリー。それぞれにその人の色があります。憧れの人はいっぱいいますが、その人たちのようになりたいわけではなくて、「鈴木瑛美子ってなんかカラフルだよね」と言われるような、何色にも染まれる、どこにもいない唯一無二のアーティストになりたいです。日本人なので和楽器の音色を取り入れた楽曲なんかも作ってみたいと思っています。1歳の頃から触れていたゴスペルも聴いてほしい。大学でスペイン語を習っていた時期もあったので、ラテン音楽も! そしてロックも! やりたいことが多すぎて(笑)。私は自分のことを“表現者”と呼んでいますが、ただ歌を上手く歌うだけではなくて、聴いている人が歌詞の内容を自分の経験とリンクできる、その手助けができる表現力を磨いていきたいですね。それには、いろんな音楽を歌って、さらに歌以外のことにも挑戦していかないといけませんね。

―― 来年3月には早速ミュージカルにも出演されるそうで。

鈴木:日本初演のミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~」(東京・日生劇場)で演技に初挑戦します! 初の演技に不安ですが、それ以上に本当に楽しみです!

―― 最後にメッセージを。

鈴木:デビューシングル「FLY MY WAY/Soul Full of Music」は、2曲とも違った魅力がある曲なので、ぜひ聴いてみてください! 次はツアーでまた福岡に来られるのを楽しみにしています。いつかヤフオクドームでもライブしてみたい!!
 

●PROFILE
1999年千葉県出身。7歳の時から作詞・作曲を始め、様々なステージやテレビ出演、CD音源収録などに参加。高校1年生だった2015年7月に「全国ゴスペルコンテスト(ゴスペル甲子園)」のボーカル部門で優勝。2016年9月、テレビ朝日「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」で“最強ゴスペル女子高生”として話題に。2017年2月に「湖池屋」ポテトチップスTVCMに出演。同7月にLINE RECORD第一弾アーティストとしてカバー曲「みんな空の下」を発表。2018年5月、映画「恋は雨上がりのように」主題歌「フロントメモリー」(カバー曲)を歌唱。2019年8月にシングル「FLY MY WAY/Soul Full of Music」でメジャーデビュー。
・オフィシャルサイト https://avex.jp/suzukiemiko/

●RELEASE
デビューシングル『FLY MY WAY/Soul Full of Music』
2019年8月28日(水)発売 
CD+DVD 1,800円(税込)/CD 1,000円(税込)

 


取材協力:hus(福岡市中央区天神2-10-3 VIORO7階)
https://hus-vioro.owst.jp/

取材・文:秋吉真由美
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