グルメ | 新店舗オープン

カツオ節料理などユニークかつ幅広い料理が満載。大人の社交場的小バコ

2019年08月26日 12:00 by 木下 貴子

薬院六つ角と薬院大通りの間を繋ぐ大正通りに、炭火焼き料理、ハムやベーコンなど自家製の燻製、そして削りたてのカツオ節を使った料理を三本柱にしたお店『チャコールNAKAO』がオープンしました。

古民家を改装した店内は、落ち着いた雰囲気をもちつつも秘密基地のようでもあり、ちょっとワクワク。気分が高まります。


木を主体に使い壁は黒が基調、ガラス扉には博多織の模様が施されています。カウンター席のみで、上手に楽しく飲める大人の社交場といった印象です。



料理を手掛けるのは、長年フレンチで腕を磨いてきた高崎雄介シェフ。三本柱の料理をはじめ、ビストロ料理から刺身や小鉢のような和食まで、幅広い内容で楽しませてくれます。

「黒豚の田舎風テリーヌ」(972円)。レバーはつなぎに使う程度に留め、ほぼ肉で仕上げているため、肉感がしっかり! ちょっと力を込めてナイフを通さないといけないほどに固められているのに、口に入れると柔らかく口どけがいいことに驚きます。添えられたマスタード、オリーブとペッパー、キャベツの酢漬けを薬味にしながら味変を楽しんでいると、いつの間にやらお皿がからっぽに。



塩をまぶして1日寝かし4~5時間コンフィした後に、炭火で焼き上げる「スペアリブのコンフィ」(1,404円)。


こんなに分厚いのに、お箸で切れるほどの柔らかさです。骨からも簡単に身を外すことができます。コンフィによって旨味を逃がさず、肉の甘さが際立ちます。また、添えられている「クレソンしょうゆ漬け」がいい仕事をするんです。クレソンのみの単品もあるので、お酒のアテにもどうぞ(324円)。


炭火焼きは他に、「宮崎 赤鶏の串焼」(1本302円)、「宮崎 赤鶏のもも肉焼」(842円)、「厳選和牛」(100g・1,782円)などがあります。

それぞれの料理に高崎シェフのオリジナリティを感じますが、ひときわユニークなのが、削りたてのカツオ節を使う料理です。

注文が入るとカウンターに置かれた削り器を使って、カツオ節を削るところからはじめます。


削りはじめると、カツオのいい香りが漂います。


試しに削りたてのカツオ節をいただいてみました。本枯節を使っているため、風味がとても豊か。このままでアテになりそうです。


ふんわり羽のようなカツオ節。厚さはなんと0.02ミリだそう。



このカツオ節を使った傑作の一つ、「パルミジャーノとカツオ節のパスタ」(1,512円)をいただきました。カツオ節がふんだんにのっかっています。


パスタにカツオ節?と一瞬思いましたが、食べてみてびっくり。チーズの熟成×カツオ節の熟成、さらに具材に使われている自家製ベーコンの燻製×カツオ節の燻製と、互いの相性がとてもよく、味に奥行きを与えているのです。和風の味を予想していましたがそんなことはなく、ワインにもとても合います。

カツオ節を使う料理は他に「ジャガイモのヴィシソワーズとかつお節」(421円)、「焼きなすとパルミジャーノ、かつお節」(313円)、「かつお節たっぷりの卵かけごはん」(626円)など。いろいろ試したいですね。


ドリンクはひと通り揃いますが、おすすめはワインです。2階に設置してあるセラーには、ワインのエキスパートであるスタッフの森山さんがセレクトしたワインが並びます。


世界的に高い評価を得ているイタリアのワイナリー「ラディコン」のワインがずらり。


リーズナブルなワインから高級ワインまで、いろいろ揃っています。ボトルは4,320円からあり、もちろんグラスも用意されています(756円~)。




小バコサイズでカウンター席のみゆえ、さっくり呑むような酒場的な店と思いこんでいましたが、その逆で、じっくりと腰を据えて料理とお酒を味わいたいお店でした。お酒中心に楽しみたい方向けに、小鉢12~13種類のおまかせも提案しています。

ちなみに2階は、近々、別の新しい系列店がオープンするとのこと。こちらも要チェックです。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

チャコールNAKAO

住所 福岡市中央区薬院2丁目1-14
TEL 092-791-7721
営業時間 17:00頃~24:00
定休日 火曜

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