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【天神に期待】イムズが先駆者!?一等地に花屋!天神と花の関係に注目

2019年07月31日 18:00

福岡天神のエリアマネジメント組織「We Love 天神協議会」主催のイベント「天神まちづくりカフェ(以下、まちカフェ)」が、パルコ新館5Fの「The Company」で行われました。今回のテーマは「なぜ天神は”女性”を惹きつけるのか?」。日本全国の中でも屈指の若い女性比率を誇る福岡市において、その女性たちを惹きつけてきた”天神”にあって、他の街にないものとは何なのか?今回も楽しくなりそう!

今回の参加者はまちカフェでは過去最高の40名越え!しかも、いつも以上に女性の参加者が多いという、天神らしい顔ぶれでした。

まちカフェでお馴染みの「じてんしゃおいなり」と、参加企業キリンさんからの差し入れのビールが配られ乾杯とともに、ゆる~くスタート。

司会進行役は、福岡テンジン大学 学長の岩永 真一さん。ゲストには、上原 真之さん(福岡市 一人一花推進課)と、住吉 桂子さん((株)日比谷花壇 BtoC事業統括部)。

岩永 真一さん:様々な天神の街の資料を見ていると、天神の小売業で働く女性、中央区に住んでいる女性や一人暮らしの割合と、とにかく女性の割合が多いのです。ずばり女性が天神の象徴と言っても過言ではないかもしれません。

―と、そこで生まれる疑問が「なぜ天神は女性を惹きつけるか?」という事。―

岩永 真一さん:何か女性を惹きつける魅力が天神にあるのでは?という仮説の元、様々な資料を調べていたところ面白い情報を発見しました!来店行動の最後の一押しとして期待される移動中の情報刺激(買い物しようか迷っている時に街中で見かける看板や、路面店などを見てお店に入ろう、買い物しようと思うもの)についての資料の情報によると、2011年恵比寿駅西口改札出た入口に「ヒビヤカダン」が出店し、その後、次々と都市部(繁華街)への出店をスタートさせていたようです。
ここで一つ思ったことが!いやいや待てよ、福岡にはすでにあるぞ。30年前のイムズ開業時に、1Fに日比谷花壇さんがオープンしていました!

ここで、今回のまちカフェに参加されていたイムズの大森さんに話をバトンタッチ。

イムズ大森さん:岩永さんが言われたように、イムズは30年前のオープン当初からずっと、1Fに日比谷花壇さんに入店いただいています。福岡市の土地を取得して「市民の皆さんが喜んで役に立つビルにしてほしい」というオーダーのコンペのもとに建った施設なので、皆さんにおもてなしができる、喜んでもらえる施設にするべくテナントさんに出店してもらいました。不動産価値でいくと一般的には、1Fはテナント料が高いためジュエリーや洋服のお店に出店いただく事が多いのですが、1Fの入口は日比谷花壇さんのお花、ザッハトルテで有名だったウィーンのカフェ「オーバーラー(現在は退店)」など華やかな雰囲気でお迎えするという流れの中で日比谷花壇さんに出店いただきました。

↑現在のイムズ1F「ヒビヤカダン スタイル」

岩永 真一さん:イムズさんのお話しを踏まえ、今回の仮説ですが「女性が天神に惹きつけられる理由は”花”なのではないか?」と思っています。今回のイベント開催前にWLT、福岡市さんと話し合っている時に、「他の街にこんなに花屋って多くないのでは?」「天神には人が集まる所(繁華街や待ち合せ場所など)に花屋が所々ある気が…」という話が出ました。

ここで、「一人一花」の立役者、福岡市 一人一花推進課 上原 真之さんに天神の花がある風景についての話へバトンタッチ。

上原 真之さん:天神で花や緑がある風景と言えばこういう事ではないでしょうか?(写真↑)イムズや、福銀本店広場(前は芝生だったのが去年から花を植えているのだそう)、アクロス福岡、建物の中(インフォメーション)などにも増えてきています。

また、福岡市はコンパクトで住みやすいと言われています。そんな中、天神ビックバンをはじめとしたハード整備も進んでいますが、そんなハード整備だけでまちの価値は高まるのかと考え、さらにいい未来のまちづくりのためのツールとして選んだのが花でした。花は見るのも育てるのも老若男女・国籍問わず誰もが楽しめる究極のツールと思っています。花を使って市民の皆さんと共創により、まちに彩りや潤い、人のつながりや心の豊かさを生み出し、まちの価値を高めようと始まったのが「一人一花」の運動なのです。

その一つとして天神・博多駅などの都心部では、まちを彩るおもてなし花壇を作り、160を超える企業からご協賛をいただき、多様な人々が行きかう場所をシンボリックな花壇で演出することができています。

岩永 真一さん:31年前のイムズさんの事例って他の都市、他の商業施設にありましたか?

住吉 桂子さん:イムズさんの正面玄関への出店ですが、一等地への出店は都内でも殆どなく、イムズさんの事例を皮切りに今ではどんどん広がっていき、一等地への花屋の出店は全国でも当たり前になっています。

岩永真一さん:それって凄いことですよね!?

住吉 桂子さん:凄いことだと思います!それまでは、お出迎えという玄関の場所への出店はほぼなく、徐々に増えたのはイムズさんからだったということになります。

岩永 真一さん:ほかに天神で花屋ってどこかありますかね?

「イムズ1F、天神TOIRO(西鉄福岡天神駅出口)、ソラリアステージ1F(ソラリアビジョン前)三越1F、ショッパーズ、西鉄グランドホテル1F、パサージュ広場」など、会場からは沢山の声が上がりました。

住吉 桂子さん:また、ウィークエンドフラワー(週末に花を飾ろう)といった取り組みや、サブスクリプション(お花の定額サービス「ハナノヒ」)なども始めています。そういったサービスを通して、お客様とお花について会話ができることがとても嬉しいのです。
お花を通して皆さんの生活が潤ったり、気持ちが明るくなったり、悲しみの時も喜びの時も花が傍にある喜びを感じてもらえたらなと思い、店頭に立たせていただいています。

最後に、今回の話を聞いて新しい発見、生活の中に結び付いた事などについて、グループで自由にディスカッションを行いました。

今回のタイトル「なぜ天神は女性を惹きつけるのか」。まちカフェで見えてきたのは、他の街と比べても天神は花に触れる機会が多く、きっとそれは街の魅力の一つなのです。また、ディスカッションを聞いていると女性だけでなく男性も花に惹きつけられている事が分かりました。女性だけでなく男性も花のある暮らしや、花を贈る習慣が身近になったらいいですよね。

まちカフェのレポートはいかがでしたか?今回のまちカフェでは、各テーブルにお花が生けられていて、いつも以上に華やかな雰囲気の中行われました。

次回はどんな会が行われるか、気になる方も多いのでは?是非、次回のレポートにも期待してくださいね。

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