
グルメ | 新店舗オープン
ブランド地鶏「伊達鶏」の美味しさを噛みしめる
2019年07月10日 12:00 by 江月義憲
今泉の通称「三角公園」のすぐ近くに掲げられた、白地に朱文字で「と」の暖簾。将棋のルールを知ってる人ならご存じかと思いますが、これで「と金」と読みます。「歩」が敵陣に入ると「金」に成ることから、競争の激しい天神・今泉エリアで人気の店になりたいという決意が込められた店名です。

料理長の石井功一さんは、長年和食の店で腕を磨いてきた料理人。今回、焼鳥店を任されるにあたって、全国の産地から選び抜いた鶏が福島県産のブランド地鶏「伊達鶏」でした。
石井さんによると「ブロイラーの柔らかさと地鶏の旨みをあわせ持った焼鳥には最適の肉質」で、鶏の臭みもなく程よい歯応えがあります。関東では人気の鶏だそうですが、九州にはほとんど入荷されていないといいます。

そして、この鶏に合わせて選んだのが、パキスタン産の自然ミネラル岩塩。ピンク色の塩にはナトリウム、カリウム、カルシウムなどの豊富なミネラルが含まれ、減塩・デトックス効果もあるとか。これらの厳選素材を使って、備長炭でじっくりと焼き上げています。

まず席に着くと出てくるのは、お通しの「伊達鳥手羽元の唐揚げ」。串に刺したキャベツの甘酢漬けと一緒に食べれば、ビールがグイグイと進みそうです。

こちらはワラで燻して蒸し焼きにした「鴨の藁焼き」(350円)。他にも明太子やカンパチ、カツオ、穴子、中トロなど、魚介の藁焼きもあります(各580〜1,400円)。

さて、いよいよお待ちかねの焼鳥です。写真は左から「伊達鳥ササミ」(190円)、「伊達鶏もも」(220円)、「鶏皮」(90円)、「牛ねぎタン」(190円)。「モッツァレラチーズ春巻き」や「とまと巻き」(各250円)などの巻物も人気です。

さらにカンパチ(850円)や本マグロ(980円)、鯨ベーコン(980円)などの刺身から、鮎塩焼(680円)、鰻白焼(時価2,500円〜)などの焼き物も揃っています。



新装開店したばかりの真新しい店内は12席のカウンターをメインに、奧にはゆったりと配されたテーブル席も用意されています。今泉エリアでは珍しく、朝5時まで開いているのも頼もしい存在。深夜にしっかり食べたい時や締めの一杯を飲みたい時には、白地に「と」の字の暖簾を目ざしてください。
取材・文:江月義憲
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プレイス情報PLACE
焼鳥 と金
住所 | 福岡市中央区今泉1丁目9-19 BuLaLa102 |
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TEL | 092-731-9100 |
営業時間 | 17:00〜翌5:00(OS3:45) |
定休日 | 不定休 |
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