グルメ | 新店舗オープン

鶏だしおでん×焼鳥×あらゆる日本のお酒。こだわりの味と提案

2019年06月26日 12:00 by 木下 貴子

久留米にある鶏料理と濁りおでんの店『酉どうあん』が、福岡に進出! 激戦区・春吉に店を構えました。


入ってすぐは賑やかなカウンター席。奥は個室のテーブル席になっています。


春吉店では「鶏だしおでん」をメインメニューに掲げ、定番の約40種類もの具に加え、旬の具が味わえます。


鶏ガラを長時間炊いてとった鶏白湯に昆布出汁を加え、とろみをつけるために米を少々。出汁の旨味が存分に出ているため、塩以外の調味料は使っていません。毎回、鶏白湯を継ぎ足すため、いろんな具のエキスが混り、醤油を使わないのにやや茶色がかったコク深いスープが生まれるのです。別名「濁りおでん」と呼んでいます。

おでんの定番「厚揚げ」「たまご」(各194円)、「大根」(248円)も、いつもと違う鶏だしだと、ひと味違います。3日3晩煮込んだ「しみしみ豆腐」(194円)や「炒め葱巾着」(248円)、牛スジのまさにスジだけを使った「アキレス」(248円)などオリジナリティに溢れたネタ、老舗店「豊島蒲鉾」(東区吉塚)の練りものや、食感を生かすため別炊きで提供する野菜やキノコ類などバラエティ豊かです。写真は「大根(山椒もろみ添え)」と「がんも」(各302円)。迷ったら「どうあん盛り(良いトコどり5種)」(1,134円)、「大将のおまかせ(きまぐれ5種)」(1,080円)の盛り合わせを頼めば間違いありません。


おでんの鶏だしを使った「鶏だし濁り炊き餃子」(680円)、「鶏だし黄金ラーメン」(702円)もぜひお試しを。

おでんに続いておすすめなのが焼鳥です。『酉どうあん』では博多地鶏を丸鶏で仕入れており、希少部位とされる「ソリレス」(324円)や「ハラミ」(324円)や、モモ肉の中でも赤い部分だけを抜き出して串にした「あか」(324円)などツウ好みのネタもメニューに並びます。

手前から「もも」「ぼん尻なんこつ」(各270円)。


「つくね」(324円)。


そのほか「名物もも焼き」(734円)、「大根の唐揚げ」(637円)、「鶏レバ刺し」(648円)などの一品料理も充実しています。

おでんも焼鳥もマニアックに攻めていて、かなりユニークです。聞けば、『酉どうあん』を手掛けているのは、福岡を拠点に様々に魅力的な飲食店を展開している「OBU Company」だそう。さすがの手腕です。

ドリンクメニューも特徴的。「どのお酒も国産でしたら、おでんや焼鳥ともよく合うんじゃないか」と店長の森脇将聖さん。国産ウイスキーを中心とするハイボール、ワインはすべて日本ワイン、さらに国産のジンやラムなども揃えています。なかには、福岡が世界に発信する麹ウイスキー「菅原14年」のハイボール(750円)など、他店ではなかなか味わえない銘柄も。日本ワインのリストには、なんとOBUの自社ワインもあります。

「美味しいだけでなく、おもしろさも提案したい。メニューも内容もこれからさらに充実させたいし、またワイン会などのイベントも提案していきたいです」と森脇さんも意欲を高めます。あらゆる面で高いクオリティを感じさせてくれますが、それでいて気軽にふらっと立ち寄れるおでん居酒屋。全国的にも食のレベルが高いとされる福岡に、また一つ、ウワサになりそうな店が誕生しました。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

酉どうあん 春吉店

住所 福岡市中央区春吉3丁目22-25
TEL 092-707-0654
営業時間 17:00~翌2:00(OS翌1:00)
定休日 なし

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