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『ライフ・オン・ザ・ロングボード』の14年ぶり新作で、主演・吉沢悠が来福!

2019年06月09日 19:00 by 筒井あや

前作『Life on the Longboard』(2005年公開 大杉漣、小栗旬、勝野洋、他)から、14年の月日を経て、吉沢悠主演で公開された映画『Life on the Longboard 2nd Wave』。前作の情熱とマインドを引き継ぎ、同じく鹿児島県種子島を舞台に、サーフィンを通して成長する姿を描く人間ドラマ。

本作の主人公・梅原光太郎を演じた吉沢悠と喜多一郎監督が来福し、舞台挨拶が行われた。

喜多一郎監督:今日は一緒に福岡入りしましたが、福岡は特別な思いがありますか?

吉沢悠:仕事で来ることが多いですが、一番最初に福岡に来たのは、20代の頃、「福岡国際女子柔道大会」のトークイベントで来たことがあります。それが生放送だったんですよ。それで、タイトルを読む時に絶対に噛むだろうと思っていて、案の定噛んでしまって、いまだにそれが心の傷になっています(笑)。

喜多一郎監督:先週映画が公開して、約1週間経ちましたが、撮影自体が昨年の6月11日にクランクアップでした。撮影から1年、公開から1週間経ちましたけど、今のお気持ちは?

吉沢悠:期間中は、作品を盛り上げるために素敵なキャストのみなさんと撮影していたんですが、撮影が終わって1年経つと、この映画がどう受け入れられるのか期待と不安がありましたが、みなさんから「よかったよ」という温かい言葉を頂くので、すごくホッとしています。

喜多一郎監督:振り返ってサーフィンのシーンはいかがでしたか?

吉沢悠:種子島の海は、サーフィンをする人にとって憧れのポイントなんです。僕は普段からサーフィンをやっているので仕事を絡めてそういった場所でサーフィンができるといううれしさもあって、最初の10日間くらいは仕事なのか遊びなのか、みたいな素敵な時間を過ごさせて頂きました。種子島って縦に長い島なので、どこかしらでサーフィンができるんです。東側がダメだったら西に行こう、それでもダメなら南まで移動したら絶対に波がある、みたいなサーファーにとってはパラダイスみたいな場所なので、そういう場所で過ごすことが出来てうれしかったです。

喜多一郎監督:今日は初めて吉沢くんと二人のトークなので、普段聞いていなかったことを話してみようと思います。若い頃からやっていたサーファーの役が来た時ってどんな気持ちでしたか?

吉沢悠:趣味でやっていたので、俳優としてサーフィンに関わるのが初めてで、未知な部分はありましたが、映画って自分のライディングが残るじゃないですか。そういった部分の不安やプレッシャーみたいなものを初めて感じましたね。

喜多一郎監督:実はこの作品は14年前に大杉漣さんが主役の作品でした。大杉さんはサーフィンが出来なくていい役だったのですが、今回の吉沢くんが演じた光太郎という役は、サーフィンに関してはプロ同然というような設定ですが、脚本を読んだ時にプレッシャーはありましたか?

吉沢悠:最初に読んだ時は、サーフィンのシーンが多すぎて、思わず数えてしまいました(笑)

喜多一郎監督:脚本も僕が書いているんですけど、途中からオリンピックを絡めた作品にしようと思って調べてみたら、オリンピックは全部ショートボードだったんですよね(笑)。これは「ライフ・オン・ザ・ショートボード」にしないといけないのかな?と思っていましたが、途中から軌道修正して今作が出来上がりました。14年前に作品があって、パート2を演じるというのは、役者としてはどんな気持ちでしたか?

吉沢悠:前作は定年退職して種子島に行ってサーフィンに出会って第2の人生を歩んでいくという役を大杉漣さんが演じられていましたが、それを観た中高年の人がもう一度サーフィンをしたい。もしくはトライしてみたい、というムーブメントが起こったと聞いていたので、今回も何からしらのムーブメントが起きないと困るなと(笑)。大杉漣さんがさんは人間模様を演じたらピカイチの俳優さんです。今回も、世代を変えた若い人が、つまずいた人生をもう一度見直していくという内容になっているので、その芝居の部分を僕がきちんと演じきれるかという緊張感はありました。

喜多一郎監督:今回は、ドローンと水中カメラと陸から撮らせてもらって、素材としては本当にたくさん撮れたんだけど、回数を重ねる毎に吉沢くんの表情がサーファーになっていったんです。輝いてきたなという印象がありましたが、乗っていてもそういう感じはありましたか?

吉沢悠:おそらく今までの人生で一番サーフィンに向き合った時間がこの作品だったと思います。僕は東京からサーフィンをするために千葉か湘南に行くので、その通っている感じが自分自身をサーファーとは言えないなと、波に乗りに行っている人みたいな感じでしたが、今回は1ヶ月間種子島にいて、サーフィンと海と向き合っている中で、サーファーの人たちの感覚が自分にも芽生え始めたような気持ちがあったので、そういう意味では少しだけサーファーになれた部分があったのかなと思います。

喜多一郎監督:吉沢くんには種子島はどんな場所に感じられましたか?

吉沢悠:美しい海があるというのはもちろんですが、僕はサーフィンをするので、島にいる期間中は帰りたいとか休みたいなという気持ちが起きないくらい楽しい場所でした。食事も美味しいし、なんと言っても種子島にはJAXAがある。僕自身はさほど宇宙に興味がなかったのですが、行ってみると興味が出てくるんです。僕自身が知らなかった種子島と触れることによって、ここで過ごせるアクティビティが色々あるなと気づいて、もう一度行ってみたいという気持ちが自然に生まれる場所でした。

喜多一郎監督:最後に吉沢さんから一言お願いします。

吉沢悠:この映画は監督が14年前に1を撮って、これまでの年月を掛けて今回の続編が出来ました。それって本当に大変なことだと思います。そうして作られた作品を、より多くの方に観ていただけたらと思います。

 

『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』は絶賛公開中!

 

 

取材・文:筒井あや
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