グルメ | 新店舗オープン

博多のブランド鶏を使った、立ち食いそば&立ち飲みの店

2019年05月03日 15:00 by 江月義憲

福岡市は、鶏肉の購入量が全国県庁所在市の中でナンバーワンということをご存じでしょうか? もはや、「かしわ(鶏肉)なしでは生きていけない」というほどに鶏肉ラブな人が多く、水炊き、がめ煮、かしわ飯、焼き鳥等々、鶏肉料理は常に身近な存在です。
そんな中で福岡産の鶏肉にこだわり、つけめんタイプの「鶏つけそば」を提供する店としてオープンしたのが『博多鶏つけそば とりの時』です。

そして、この店のもうひとつの顔は、立ち飲みスタイルの角打ちでもあること。
壁に貼られたポスターで、"Which do you prefer?"(飲むのと、食べるの、どっちがいい?)と問いかけてきます。もちろん、どちらもOKですが、まずはメインの「鶏つけそば」から、ご紹介しましょう。

立ち食いの「鶏つけそば」は、こちらのメインカウンターで。

店内には立ち飲み用のハイテーブルが置かれています。

麺は博多や久留米のラーメンではポピュラーな低加水の細麺。歯切れが良く、つけ汁によく絡むのが特徴です。

つけ汁は、福岡産の二大銘柄鶏「はかた地どり」「はかた一番どり」の鶏ガラをブレンドして使い、香味野菜(玉ネギ)と煮込んだスープに醤油ダレを加えたもの。見た目は白濁してコッテリした感じですが、玉ネギの甘味がじんわりと染み出たやさしい味わいです。
トッピングは鶏チャーシューに味卵。別皿に薬味として有明海苔と赤柚子ゴショウ、レモンが添えられています。
茹でたてを冷水でシャキッと締めた麺を、熱々の汁につけて、いただきます!


まず最初は、シンプルに麺をつけ汁に入れて食べます。程よい固さに茹でられた細麺の歯応えと、鶏ガラスープによるあっさりした風味のつけ汁のハーモニーを楽しみましょう。
二口、三口食べたところでつけ汁に海苔を投入すると、強烈な磯の香りが漂ってきます。こちらは有明産の一番摘みを使った「紫彩」という海苔で、強い香りと旨味が特徴。少しずつつけ汁に入れてどうぞ。
お好みでレモンを麺を絞ればサッパリとした酸味を、赤柚子ごしょうを入れればピリッとした辛味を味わうことができます。
このように、食べ進めるごとに味の変化が楽しめるのも、「鶏つけそば」の魅力です。
麺を食べ終わった後は、残ったつけ汁をスープで割ってフィニッシュ!
レギュラーサイズの「鶏つけそば」は799円で、大盛は907円。「替え玉」(162円)に、「鶏チャーシュー」(216円)「有明海苔」「味玉」(各108円)など、トッピングの追加もできます。


立ち飲み酒場としても多彩なドリンクが揃っていますが、何といってもオススメは久留米を中心にした筑後の日本酒と、自然派ワインのラインアップ。
日本酒は「旭菊」「庭のうぐいす」「山の壽」「独楽蔵」「三井の寿」「若波」などの蔵元から、ほとんどの銘柄が一杯378円(90ml)、一合734円(180ml)〜。
自然派ワインは常時15〜20種類ほどが用意され、こちらもグラス540円〜、ボトル3,240円〜というリーズナブルな価格で提供しています。
日本酒、自然派ワインとも、メニューに「辛い〜甘い」「軽い〜重い」など味の傾向がチャートで示されているので、オーダーの参考にしてください。


お酒に合わせたおつまみメニューにも工夫があります。
中でもイチオシは、「はかた地どり」「はかた一番どり」を使った写真の「ごまどり」(626円)。博多名物のゴマサバをアレンジして鶏のタタキを黒ゴマダレで和えた一品で、日本酒にもワインにもよく合います。鶏のおつまみは、「とり海苔わさ」(410円)「ささみのみりん干し」(410円)など。他にも「スパイシーポテサラ」(518円)「じゃこアボカド」(518円)「おまかせ3点盛り」(702円)などが揃っています。



店内には、立ち食い&立ち飲み女子をイメージした、福岡在住のイラストレーター・鎌田かまをさんのオリジナル作品が。
場所は国体道路から2本入った、春吉大通りと寺町通りを結ぶ路地にある飲食ビルの2階。
1軒目として立ち飲み利用するのもよし、最後に立ち食いの「鶏つけそば」でサクッと〆るのもよし。飲食店が群雄割拠する春吉にまた一軒、気になる店が増えました。

取材・文:江月義憲
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プレイス情報PLACE

博多鶏つけそば とりの時

住所 福岡市中央区春吉3丁目22-7 天神プロスペリタ天神Ⅰ-2F
TEL 092-753-9901
営業時間 17:30〜0S24:00
定休日 日曜

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