音楽

【SCANDAL登場】両A面ニューシングル「マスターピース/まばたき」の制作の裏話をインタビュー!

2019年04月07日 10:00 by simoonu(シモーヌ)

昨年デビュー10周年を迎えたガールズバンド・SCANDAL。この記念すべき節目にプライベートレーベル「her」を立ち上げ、より彼女たちらしく表現できる場を設け、SCANDALの新たな章が幕を開けた。「her」設立後最初のリリースとなるのが、3月27日(水)に発売されたばかりの新譜「マスターピース / まばたき」。両A面シングルとなる力作だ。このリリースイベントとして、タワーレコード一日店長を務めるために来福した、SCANDALのギター&ヴォーカル・MAMIにインタビュー! プライベートレーベル「her」への思いと、ニューシングルの制作裏話を聞いてきた。


—— プライベートレーベル「her」を昨年始動! どんな経緯で立ち上げたのでしょうか?

MAMI:2006年にバンド結成して、昨年デビュー10周年を迎えたところで、「もう一度何か新しいことをやりたいよね」と4人の中で話していたんです。ただ何をするかは当初はっきり決まってなくて、みんなで話し合っていくうちに「自分たちでレーベルを立ち上げることが、次に向かって進んでいくことになるんじゃない…!?」という結論に至りました。

デビュー当時は自分たちで作曲してなかったたり、セルフプロデュースしはじめても何かしらコンプレックスはあったんですよ。でも10年間プロ活動を続けることでだんだんコンプレックスを肯定できるようになってきて、そんな今、自分たちの居場所を自ら作ってみようとチャレンジしてみました。


—— 「her」設立後、なにか変化はありましたか?

MAMI:まずは“気分”が全く違いますね(笑)! 自分たちのレーベルということで自由度が増しましたし、新しいことを始めること自体にもワクワクドキドキしています。
「her」という名前にした理由は、ガールズバンドとして女性らしさを大切にしていきたいから。この一言で女性アーティストのレーベルだってわかるし、字面やニュアンスがいいよねと。「she」でもなく、他の名詞でもなく、「her」がよかったんです。


—— 新レーベル設立後第1作目となる、両A面シングルが3月27日にリリース! 再デビューするような気持ちで作ったそうですね!

MAMI:「マスターピース」の作詞はドラムのRINAが担当し、これまでの10年があって今がある。ここからもう1回スタートを切っていくんだ! という思いを綴っています。すべてが一新し、再スタートを切るので、すごくフレッシュな気持ちです。
 


—— 「マスターピース」の冒頭『はじまりの合図はいつでも突然鳴り響いて 走り出す鼓動 もう止められないわ』という歌詞からも、SCANDALの今の心境が伺えますね。

MAMI:最近は自分たちの心境を歌詞に綴ることを、ほとんどしてこなかったんですよ。気持ちや状況を強要したくなくて。だから聴き手に委ねる歌詞が多かったんですけど、今回は今だから書ける歌詞だし、今しか書けない歌詞だよねって。自分たちのストーリーとみんなの日常が交わる曲になればいいなと思います!


—— 曲からも前へ突き進む勢いが伝わってきます!

MAMI:そうですね。自分たちの全てを詰め込んだ曲なので、演奏していると強くなった気分になります。
実はもともとは今の曲の感じじゃなかったんです。1年くらい前に私がメロディーとアレンジをすでに作り上げていたんですが、その時のアレンジはストリングスが入ったきれいなニュアンスで、今とは全く違う雰囲気でした。ただ、her設立後の第1弾シングルとして起用しようと話が出た時に、自分の中でウーンと悩んでしまって…。曲が完成して1年も経ってしまっていたので、当時と同じ気分で楽曲に向き合えないかも…と。メンバーとしても新しいスタートを切る大事な曲になるし、もう一度リアレンジをしようと決めました。

編曲は川口圭太さんに依頼して、「底抜けに明るいものを作りたい」「重めのリフで始まりたい」など細かくリクエストしました。川口さんはデビュー当時からずっとSCANDALを見守り続けてくれているので、私たちの思いや気分をうまく汲み取ってくれました!


—— レコーディングではどんなことにこだわりましたか?

MAMI:SCANDALのレコーディングはいつも、楽器だろうが歌だろうが、みんなで互いにディレクションし合って、ベストな形を探っていくスタイル。「マスターピース」のレコーディングに関しては、昨年末のライブで披露していましたし、ライブ感そのままのグルーブで録りました! 歌に関してはちょっと無邪気さもありつつ、明るく軽やかに。大好きなライブ曲をずっと作りたかったので、ぴったりな作品ができて満足です♪

 



—— もう一曲の「まばたき」は、「マスターピース」と対照的に女の子らしくて可愛い楽曲ですね♪

MAMI:「まばたき」はドラムのRINAが作詞作曲、アレンジは私が担当しました。歌詞とメロディーとリズムをRINAがボイスメモで送ってくれて、最初から彼女の中で明確なイメージがあったんですよ。曲のアレンジにも具体的なリクエストがあり、あまり派手になりすぎないように意識しました。女の子のふわふわした揺れる気持ちを表現するために、楽器のフレーズをループさせたり、キーボードを使ったり、“隙間”が気持ちいい音楽になるように。

でも私って、アレンジ盛りがちなんですよね(笑)。いつもみたいに楽器でクレッシェンドをつけないように、100の状態をまず作って、そこから引き算していきました。キーボードとか自分たちが鳴らすもの以外で構成していくアレンジを今までやってこなかったので、そこは個人的に新しい取り組みでした。このアレンジを褒めてくださる方が多くて嬉しいです!



—— 初回限定版Aに付いている「"her" Magazine」について教えてください。

MAMI:ナチュラルな4人の姿を見てもらいたくて、撮り下ろしの写真と、herについてのインタビュー、個人のインタビュー、あとは性格診断表もあって「あなたはMAMIタイプ」などのチャートも掲載しています。とにかく今回はかつてない豪華版にしたくて(笑)。 初回限定版BにはTシャツが付いてますよ。

(初回限定盤Aには、全36ページの雑誌「"her" Magazine 」を付属。特集記事のインタビュアーはロッキンオン編集長・小栁大輔さん)


—— デビュー11年目、今の心境はいかがですか?

MAMI:新レーベル「her」からいい音楽をずっと届けていきたいです。あとライブが大好きなバンドなので、ツアーを絶やさずにやっていきたいなとも思います! 6月からは全国ツアーが始まって、6月22日(土)にはZepp Fukuokaでライブをするので、ぜひ今のSCANDALを体感しに来てください!


—— 福岡でのライブ、楽しみにしています! ちなみに、今バンド内で流行っていることは何ですか?

MAMI:「しゃり蔵」っていうお煎餅ですかね〜(笑)。めちゃくちゃ美味しい! 出汁が効いたプレーン味のほか、いろんな味があるんですが、中でも「海苔わさび味」が好き。期間限定味が出るたびにメンバーと情報交換して、わいわい食べてます。こういうお菓子のシェアで盛り上がることが多いです♡



—— MAMIさんといえばトレンドリーダー! ファッションのマイブームは?

MAMI:お洋服のマイブームは原色かな。今日はイエロー! 最近はこの髪色もあって、ブルーのウエアを選ぶことが多いかな。基本は青・赤・黄が多いです。そういえば、以前髪色がピンクだった時はファッションもピンクめいてましたね〜。


—— 何度も来福しているMAMIさんにとって、天神の楽しみとは!?

MAMI:やっぱり食が楽しみ! 福岡ってうなぎ屋さんが多くないですか? 路面でよく見かける気がして、そういえば私も福岡で鰻を食べる機会が多いなと思いましたし、実は今日のお昼も鰻でした(笑)。夜は「かわ屋」へ行く予定。ず〜っと気になっていて、どうやら東京店は味が違うって聞いたので本家本元の味を食べてみたい! 
あと、福岡ってうどんが有名なんですよね。6月のライブで来福するときは、うどんにチャレンジしたいな♪



●PROFILE
SCANDAL(スキャンダル)
2006年大阪・京橋で結成したガールズバンド。2008年「DOLL」でメジャーデビュー。翌年には「少女S」でレコード大賞新人賞受賞。2015年SCANDAL史上最大世界9カ国41公演の初の単独ワールドツアーを行い、2016年8月に結成10周年を迎え、結成地大阪にて野外コンサートを開催。2018年プライベートレーベル「her」を始動、名実ともに日本を代表するガールズバンド。
・オフィシャルサイト  https://www.scandal-4.com

●RELEASE
『マスターピース / まばたき』
両A面シングル3月27日(水)発売
(写真左から)初回限定盤A 1,944円(税込/CD+雑誌)、初回限定盤B 3,780円(税込/CD+Tシャツ)、通常盤 1,080円

●TOUR
SCANDAL TOUR 2019 "Fuzzy Summer Mood"
6月22日(土)福岡・Zepp Fukuoka
前売:1Fスタンディング 5,940円(税込、1ドリンク別)
(問)キョードー西日本 TEL.0570-09-2424(11:00〜17:00/日曜日、祝日休み)

 

取材・文:simoonu(シモーヌ)
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