グルメ | 新店舗オープン

『食堂えぶりお』のさらなる躍進。1階が、天ぷらと肴のうどん居酒屋に!

2019年04月05日 12:00 by 木下 貴子

多彩かつ多才な創作和食と、心地よいおもてなしで人気を集める「食堂えぶりお」。2017年の夏に移転しさらなる寛ぎの空間を生み出し、また、今年1月には赤坂駅近くに姉妹店「饂飩おおた」を誕生させるなどと展開するなか、またもや新しい動きが見られました。「食堂えぶりお」の1階を改装し、『ニューえぶりお』としてリニューアルオープンしたのです!


「え?『食堂えぶりお』はなくなったの?」と嘆く必要はありません。2階はこれまでどおり「食堂えぶりお」として営業。テーブル席あるいは個室を利用して、寛ぎながら料理がいただけます。


『ニューえぶりお』は、季節のものを中心にした天ぷらと肴が楽しめる、うどん居酒屋です。料理人として名を馳せる店主・太田栄次さんが吟味した素材を使った天ぷらが一品108円からあり、肴はひと手間もふた手間もかけるにも関わらずすべて1品540円という、嬉しい価格帯で提供されています。うどんは「すっぴん」(432円)、「ゴボ天」(518円)、「トマト卵とじ」(702円)など16~17種類。「飲んだ後の〆を意識して」とうどんの麺も出汁も「饂飩 おおた」とは変えてあり、麺はもっちり感を強めに、出汁は鶏ガラをベースにしています。

お好みで単品をいろいろ食べるのももちろんいいのですが、「天ぷらコース」(2,862円)が俄然お得ということで、一も二もなくそれを注文しました。

最初に出てくるのは、ファンの多い「2種のじゃが芋ととろーり燻製卵のポテトサラダ」です。鼻腔を抜ける燻製の香り、黄身とポテサラの食感と甘みがたまりません。


出ました!『えぶりお』といえば何品もあるお通しで知られますが、コースでもそれが楽しめます。ここで満腹にならないように、少しずつ。手前右から時計周りに「あまおうとフルーツトマトのムース」「磯つぶ貝の浜ゆで」「じゅんさい」「自家製のレーズンチーズ」「もずくと大和芋のすり流し」「あまおうの白和え」「糸島のヤリイカの海苔酢和え」「自家製ツナ」です(写真は2人前)。


この時点で満足感はすでに高いのですがここからが本番。天ぷらのスタートです!

「ナス天」。この日は熊本の赤ナスを使っていました。大きくて分厚く、ふっくらしていてとてもジューシー! とても大きいので天つゆ、岩塩、抹茶塩と、順繰りで味わえました。


「お出汁で炊いたゴボウ天」は、繊維を感じないほど柔らかく簡単に噛み切れます。ゴボウの甘みと風味が豊か。


「車えび天」は、活きエビをその場で裁いて調理するという贅沢な一品です。


身は半レアの天ぷらに、脚はカラッと唐揚げに。鮮度抜群、豊潤なエビの旨味と香ばしさは、文句のつけようがありません。


「箸休めにどうぞ」と出してくれたのは、「アスパラのカルボナーラソース」です。茹でアスパラに、卵黄とバター、ワインビネガーで作ったソースをかけ、さらに粉チーズをふんだんに。美味しいのは言わずもがな、酸味が効いて口の中が爽やかに。​​​​​​​

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「本来ならアナゴを後でお出しするのですが、今日は手に入らなかったので……」と代わりに出してくれたのが「カキ」です。磯の香、プリプリの身、そして甘いスープに破顔してしいます。一方、「天ぷらは『焼き』と『蒸し』が同時にできる調理法ですから、実はカキがとても美味しくなるんです」と太田さんはしたり顔。​​​​​​​


エビとならぶ天ぷらの代表格「キス」の登場です!
玄海で獲れたキスは驚くほどにふわっふわ。特有の臭みがまったくないのは、丁寧に適切な保存と下処理を施している証です。​​​​​​​


もう一品、アナゴの代役として「ホタテ」の貝柱も出してくれました。写真を見てお分かりのように、こちらも半レアです。滴る貝のエキスを逃さないよう、さっと口に運ぶべし。直後にたまらない食感と味が訪れます。​​​​​​​


コースの〆を飾るのは、やっぱりうどんです。太田さんがその日に打った麺を、〆のタイミングに合わせてゆでてくれます。​​​​​​​


うどんは「ざる」「かまたま」「明太かまたま」「山かけ」「卵とじ」「すっぴん」「ぶっかけ」から好きなものが選べます(写真は温かい「ざる」)。麺は平たくもっちりしているけれど、喉越しはつるんつるん。「ざる」のツユは鰹ベースで出汁を効かせた薄めの上品な味わいが〆にぴったりで、ペロッと完食できました。​​​​​​​


一連の流れを知ってしまえば、いかにこのコースがお得かお分かりになられたでしょう? ちなみにプラス1,080円で刺身をコースに加えることもできます。また、コースを注文の方は、プラス1,728円で2時間飲み放題もできます。おすすめの地酒や自家製のレモンシロップを使ったレモンサワーなど、お酒も定評あるので、飲み放題も是非ものですね。​​​​​​​


『ニューえぶりお』は昼営業もしており、ランチや定食、丼物も用意されています。なお、「天ぷらコース」は昼間でも注文可能です。

これまでの『食堂えぶりお』の魅力を保ちつつ、『ニューえぶりお』でぐんと入りやすさが増しました。ハレの日でもケの日でも、いつでも、「その時々のご馳走」を。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

ニューえぶりお

住所 福岡市中央区春吉1丁目6-13 1F
TEL 092-762-0001(代)
営業時間 11:45~15:00/18:00~22:30(OS22:00)
定休日 火曜、第2月曜

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