グルメ | 新店舗オープン

平尾から春吉へ移転。カウンター越しに伝える筑穂牛の魅力

2019年03月28日 12:00 by 木下 貴子

平尾の「NIKUバル1028(イチマルニーハチ)」が、2月に春吉に移転し、名称も新たに『筑穂牛肉食堂1028(テツヤ)』となりました。

春吉のメインストリートの南寄りにある店は、落ち着いた雰囲気。カウンター席を中心に、2人掛けのテーブル席、8人までの個室が用意されています。「2人客での利用が多く、それにふさわしい立地でやりたくなったのもありますが、一番の移転の理由は、カウンターに立って店内全体を見渡すことができ、お客さんとも会話できるようにしたかったんです」とオーナーシェフ・早川哲哉さんは話します。


看板料理は変わることなく、筑穂牛がイチオシです。縁あって出合った筑穂牛の味に魅せられ、独立するにあたって筑穂牛を扱うようになったという早川さん。筑穂牛は福岡県内最古の歴史をもつブランド牛で、飯塚市(旧・筑穂町)で生産されています。「生産量が少なくなっているなか、農業と兼業しながら頑張って育てている生産者さんもいらっしゃいます。筑穂牛自体あまり知られていないのですが、肉質がすごくよくて美味しいんです。この魅力を発信することが僕ら料理人の仕事じゃないかなって」。移転したことでカウンター越しに、筑穂牛や生産者について直接自分の言葉で伝えられるようになった、と顔をほころばせます。

「内モモ」(60g1,404円・100g2,268円)の炭火焼き。筑穂牛はチルドで仕入れるため、冷凍を解凍する際に生ずるドリップがなく、旨味を損なうことがありません。塊で焼くのもその旨味を逃さないため。噛めば肉の美味しさが、ぶわっと口に広がり、至福!としか言いようがありません。


飼料の配合を調整したり、飼料にお米をまぜたりと、長年研究されてきた筑穂牛は、平均よりも脂の融点が低いのでサシの部分であっても割とあっさりいただくことができ、赤身は味が強い印象です。筑穂牛の炭火焼は、「フィレ」(100g3,564円)、「ざぶとん」(60g1,944円・100g3,132円)、「ランプ」(60g1,512円・100g2,484円)など6種類の部位が提供されます。

リーズナブルにお肉を食べたいという方向けに「オーストラリア産 牛ハラミ」(1,620円)、がっつりお肉を食べたいという方向けに「オーストラリア産 Tボーン」(4,212円)、また「厚切り牛タン」(写真・2,052円)や「古野農場 合鴨ロース」(2,052円)、「糸島豚肩ロース」(1,404円)なども炭火焼きで楽しめます。合鴨ロース、豚肩ロースは先に低温調理してやわらかく仕上げます。


「筑穂牛入手ごねハンバーグ」(150g1,080円・200g1,350円・250g1,620円)、自家製の「牛タンソーセージ」(写真・864円)、「猪肉のコンフィ」(1,620円)などの料理もあります。


旬の野菜を主体にした黒板メニューも充実しています。「下仁田ネギの黒焼き」(540円)は炭で外側をこんがりと、中は蒸し焼きにしてあってとっても甘いんです!


この日の黒板メニューより上から「生ベーコンとマッシュルームのアヒージョ」(810円)、「合鴨のタタキ」(1,058円)、「筑穂牛のカツレツ」(1,296円)。


パスタやご飯メニューもあります。早川さんのオススメは「銀シャリ」(540円)、「合鴨と牛蒡」(810円)、「筑穂牛と生姜」(972円)と3種用意されている「土鍋ご飯」です。写真は人気パスタの「ミートソース」(1,404円)。上に乗っている手ごねハンバーグを崩して混ぜていただくという、面白&贅沢な一品です。


早川さんは筑豊地方のご出身で、「筑豊の美味しいものを!」と、筑穂牛に限らず野菜やお米なども筑豊から仕入れています。

ドリンクはワイン、ビール、ハイボール、サワー、ワインカクテルなど。和食経験の長い早川さんは日本酒に詳しく、お肉とよく合うその日のおすすめの日本酒も提供しています。

ちなみにお通し(432円)は、「筑穂牛のタルタル」です。初端からテンションが上がりますね。


料理、空間、お酒の「美味しいもの」の三つ巴。ちょっと贅沢したい気分の時や、リラックスしながら記念日を祝いたい時などに思い出したいお店です。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

筑穂牛肉食堂1028(テツヤ)

住所 福岡市中央区春吉2丁目6-10 第一小財ビル1F
TEL 092-791-8973
営業時間 18:00~翌3:00
定休日 月曜

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