グルメ | 新店舗オープン

立ち飲みも座り飲みもご自由に。笑ってくつろげる「ネオ大衆酒場」

2019年02月27日 12:00 by 木下 貴子

「思ったよりもずいぶん広い!」と、まず驚きました。立ち飲み酒場と聞いていたので、勝手に狭い店かと思っていたのですが、扉を開くと予想に反して、広々した空間が現れました。


警固本通りに2月に誕生した『踊る肉だんご』は、スペイン料理で長く経験を積み重ねてきた坂田健三郎さんが、一転してはじめた大衆酒場です。「何年か前、大名の立ち飲みスペインバルで働いたときに、その立ち飲み酒場というスタイルがすごく気に入って」と坂田さん。「独立して立ち飲み酒場をはじめようと考えた時に、立っても座ってもいい店ってあるようであまりないなぁと思ったんです。それに僕自身、体格が大きくて狭いとくつろげない経験をしてきたから、広めの店にしました」と話します。

立ち飲みでさくっと飲むだけならなんら気になりませんが、長く飲み続けた場合「ちょっと座りたいな」って思ってしまうのが人の常です。「そういった気配をお客様から感じたら、さりげなく座る席をご案内しています」と坂田さんは朗らかに笑います。

カウンターには椅子を置いてあります。


奥に作られた個室も座って過ごせます。


また「女性でも入りやすいように」と「ネオ大衆酒場」を掲げ、間口を広げ空間を明るくし、テーブル下に荷物置きのスペースを大きくとるなど、細やかな配慮が見られます。

店名からもお分かりのように看板メニューは「名物肉だんご」です。肉だんごときくと、つくねのようなもの?あるいはミートボールのようなもの?とまず思い浮かべたのですが、品書きには「踊る肉だんごの煮込み」と書かれていました。

野菜と一緒に味噌スープで煮込んだ肉だんごが出てきました。坂田さん曰く「モツ煮込みのモツが、だんごになったものですね」。合挽肉で作った自家製肉だんごはふんわり。浸みこんだと野菜と味噌の旨みもあわせて、その美味しさが口に広がります。3個421円、5個540円。同じ味付けで「踊る鳥だんごの煮込み」(3個421円、5個540円)もあります。鳥だんごは、例えば春はロールキャベツになるなど、シーズンで内容を変えていくといいます。


料理はいまのところ「ポテトサラダ」「たこわさクリームチーズ」などの「冷つまみ」(各421円)、「かまぼこバター」「せせりネギポン」などの「温つまみ」(各529円)、「とりからあげ(手羽中)」「フライドポテト」などの「あげもん」(各529円)といったラインナップです。今後、メニューを徐々にふやし、「ラタトゥユ」「オリーブ」というような洋食系のおつまみも出す予定だそうです。

ドリンクはビール、ハイボール、日本酒、ワインなどひととおり揃えるなか、坂田さんのオススメは「サワー」です。基本の「踊る!博多レモンサワー」(421円)を筆頭に、「宮崎日向夏サワー」「博多いちじくサワー」「熊本トマトサワー」など、九州各県のご当地サワーが楽しめます(各529円)。ドリンクは全て+216円でメガサイズに変更でき、さらにサワーはプレーンサワーがおかわりできる「ナカ おかわり」(216円)も用意しています。


生ビールでは、「プレモル極小」(205円)というものがあり、いわゆる日本酒用の小さなグラスにビールを注いでくれます。これは意外に一口だけ飲みたい……と需要があるかも!?


「いい酒、いい飯に加え、お客様が大爆笑したり、時には愚痴をこぼしたりできるような、身近に感じてもらえる店にしたいですね」と坂田さん。気配りはもちろん、時に冗談を言っては笑わせてくれる坂田さんの存在もまた、心地よく過ごせる大きな要素の一つなのです。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

ネオ大衆酒場 踊る肉だんご

住所 福岡市中央区警固2丁目12-19
TEL 092-406-2916
営業時間 17:00~翌1:00
定休日 日曜

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