グルメ | 新店舗オープン

おいしさは、やさしさ。からだが喜ぶお酒とお料理を

2019年02月04日 12:00 by 江月義憲

無農薬有機栽培の野菜や自然な環境で飼育した鶏の有精卵など、生産者の顔が見える食材を使って、身体にやさしく、おいしい料理を提供してくれるお店が『博多うろり』です。場所は舞鶴の細い道沿いにあるマンションの1階で、老舗のフランス料理店や蕎麦の名店があることで知られる一画に2018年12月にオープンしました。その人気メニューを、ランキング形式でご紹介します。


まず第3位は、10種類以上の野菜を彩りも鮮やかに盛り付けた「うろりサラダ」(702円〜)。好気性微生物を使った完全無農薬、無化学肥料栽培によるものを中心に、糸島や唐津から取り寄せた旬の野菜は、大地のミネラルがたっぷりと含まれています。宗像大島の甘夏ドレッシングの甘酸っぱい香りと爽やかな味わいが食欲をそそり、野菜不足を一気に解決できそうです。


第2位は、金太郎たまごの「納豆オムレツ」(918円)。那珂川市の背振山の麓にある「フジノ香花園」では、広々とした鶏舎で独自配合した飼料に有用微生物を混ぜて赤鶏を飼育しています。その有精卵「金太郎たまご」は栄養たっぷりで、一個一個に卵の旨みが凝縮されています。「金太郎たまごのかけ醤油」をかければさらに美味しく、納豆が苦手な方はプレーンオムレツか出汁巻きでどうぞ。


フジノ香花園特製の「金太郎たまごのクリーミィマヨネーズ」(864円)、「金太郎たまごのかけ醤油」(486円)も販売しています。


堂々の第1位は、「豚ネギしゃぶ」(1人前1,026円)です! ネギは大分県中津市の弦本農園で育てられた「つるちゃんねぎ」。化学肥料不使用の減農薬ミネラル栽培なので、普通は切り落とすシッポのヒゲまで余すことなく食べられます。


まずは、昆布と鰹、醤油と塩で味つけしたシンプルな出汁にネギを投入します。


豚肉は鹿児島産の茶美(チャーミー)豚。出汁にくぐらせ、程よく火が通ったところでネギを巻いてあっさりポン酢で食べれば、ネギの甘みと豚の旨みが絶妙のハーモニー。薬味皿にはモミジおろし、オリジナルブレンドのスパイス、柚子胡椒、対馬産藻塩の4種類が用意され、さらなる味のバリエーションが楽しめます。


そして「豚ネギしゃぶ」の人気のヒミツは、これだけではありません。具材の旨みがたっぷり染み出た出汁で作る雑炊は、金太郎たまごを黄身と白身に分け、さらに白身はメレンゲ状に泡立ててご飯にオン!


ひと煮立ちさせて、よく混ぜ合わせるとこの通り。金太郎たまごのトロフワ感がたまりません。


以上、人気ランキングベスト3でした!

「からだが喜ぶお酒とお料理」のコンセプト通り、全国の酒蔵から厳選した日本酒もセレクト。日本酒によく合う酒肴も充実しています。写真はあっさり味で柔らかく炊いた「牛すじの煮込み」(540円)と、米油でサッと揚げた自家製「ポテトチップス」(388円)。自然派ワインも用意しています。


また、鹿児島の芋焼酎をはじめとした九州の本格焼酎もズラリと揃っています。


ちなみに店名の「うろり」とは聞き慣れない言葉ですが、漢字で「雨露離」と書きます。弓道の心得の一つで、「葉に溜まった雨露が落ちるように、自然な心で矢を放つ(離す)」という意味だそうです。邪心のない素直な気持ちで、四季折々の自然の恵みを食べるという料理の極意に通じるものがあるかもしれません。


店を切り盛りするのは、店主の山口りえさん。福岡近郊の生産者とのつながりを大切にしながら安全で安心な食材を仕入れ、化学調味料や添加物を一切使わずに、心のこもった料理を手作りしてくれます。「そんな考え方に賛同してくれるお客様が増えてくれると嬉しいですね」と、山口さん。おいしさは、やさしさなのだと改めて感じることができました。

取材・文:江月義憲
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プレイス情報PLACE

博多 うろり

住所 福岡市中央区舞鶴1丁目3-31 ハイラーク舞鶴1F
TEL 092-753-6888
営業時間 17:00〜24:00
定休日 日・祝日
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