音楽

ガッキードラマの挿入歌「まっしろ」で注目度急上昇!ビッケブランカが新アルバムとともに全国ツアー

2018年12月20日 21:00 by 筒井あや

新たなポップシーンの革命児・ビッケブランカが、1年4ヶ月ぶりとなるセカンドアルバムを11/21にリリースし、来年1月から全国ツアーをスタートさせる。

この冬は、日本テレビ系ドラマ『獣になれない私たち』に彩りと奥行きをもたらした、挿入歌「まっしろ」を手がけ、更に注目度が急上昇しているビッケブランカ。新作アルバムや12月にZepp Fukuokaで開催される音楽イベント「BARIYOKA ROCK 2018」への出演、そして1月からスタートする全国ツアーについてインタビュー。透明感を持ち合わせた美しいファルセット・ヴォイスからは想像もつかないほど、フランクでユーモラスな話を聞くことができました!

――前作から1年4ヶ月ぶりのアルバムですが、ご自身の中でなにか変化したことや新しいチャレンジはありましたか?

ビッケブランカ:根本的な変化は実はそんなに無くて、やっていることは一枚目と同じなんです。ただ、やっていることは同じですが、違うものが出来上がるのが当たり前の作り方をしています。常に軸においているのはピアノとファルセットのふたつ。それ以外にルールはありません。自由で自在であるということをベースにやっているので、前作と違うのは僕自身が今やりたいこと、作りたい音楽をそれにプラスしているから前作と全く違ったものになったと思っています。

――アルバムにテーマは設けていたんですか?

ビッケブランカ:ひとつだけ「冬」というテーマはありました。ただ「冬」といっても、春のシングルも夏のシングルも入っていますから(笑)、テーマと言っても割とアバウト。それ以外は今自分が何を作りたいか、作るべきかみたいなことだけを考えて、一曲ずつ作っていく感じでした。制作期間中は一曲できたらすぐに次の曲を作りますから、同じような曲を作っていると退屈してくるんです。自分が楽しく新しく、新しい脳みそを回せるところで曲を作ろうと思って制作していくと、よりバラエティーになっていくという感じですね。

――新しくトライしたことは?

ビッケブランカ:9曲目と10曲目あたりのEDMっぽい「キロン」と「スマッシュ」は、今までは作ったことがなかったかもしれないですけど、それくらいかな。僕にとっては新しいチャレンジが当たり前だから、常にトライしている感じです。

――個人的には「Winter Beat」が大好きで、これから「まっしろ」に繋がっていく感じが特に好きです。

ビッケブランカ:この曲順は結構肝になっているところですね。僕一人だったらたぶん、もっとアップテンポな曲を序盤で続けるんです。でもスタッフのみなさんと話し合って、「Winter Beat」と「まっしろ」は曲調が違えど頭に持ってくるのが曲順としてはいいんじゃないかというアイディアがあったので、その曲順になったんです。そう感じでくれたのならやってよかったです(笑)。

ビッケブランカ / 「Winter Beat」試聴トレーラー

 

――今回はタイアップ曲も3曲入っていて、やっぱり気になるのは「まっしろ」です。ドラマを拝見していて、まさにドラマのアナザーストーリーがそこにあるように感じられます。歌詞はどのようなことに意識して書かれたのでしょう?

ビッケブランカ:タイアップというのは、自分の気持やメッセージを一切入れないというのが、僕の中の決まりごととしてあるんです。作品があって、タイアップしてこその曲だから、親和性があることが一番重要ですね。「まっしろ」は、ドラマの5話分くらいの台本を読んでから書いたので、いわゆる結末を知らないままに書いているんですけど、キャラクター性や、ラブとコメディーの塩梅を理解して制作しました。先方からのオーダーは挿入歌でバラードということだけで、あとは好きに作ってくださいと言っていただいたので、その世界に入り込んで作りました。

ビッケブランカ / 『まっしろ』(official music video)(日本テレビ系水曜ドラマ『獣になれない私たち』挿入歌)


インタビューの前に甘い物を食べたい!としばしおやつタイムを楽しむビッケさん。

――ビッケブランカさんの書かれる歌詞は、生活の中で聴いていて心地よい感じがある曲が多いなと感じます。そういうことは意識して書かれているんですか?

ビッケブランカ:唯一苦戦をしているのが歌詞なんです。曲は結構すんなり出来上がるんですけど、歌詞は頭を使って、ああでもないこうでもないとやってますね。意識しているのは難しい言葉をあまり使わないこと。間違っても四字熟語なんかは入れないですね(笑)。わかりやすい言葉でありながら、僕自身の心にも、聴いてくれる人の心にもちゃんと触れてくる言い回しを探したり、それをどういう順番で伝えていくかというのは、かなり建設的に考えています。

――ロジカルに歌詞が書かれているんですね?情景をイメージしながら描かれている歌詞なのかなと思っていました。

ビッケブランカ:歌詞に関しては結構ロジカルですね。時々感覚的にめちゃめちゃいい表現を思いついたりというのがスパイスであるくらい。

――曲はすんなりできると仰いましたが、ピアノで作られるんですか?

ビッケブランカ:ドラムやベース、ギター、ピアノもコーラスもまずは頭を考えて、どこでテンポを変えていくとか、大まかに頭の中で一曲分を作ってみて、これはいい曲だってなったら、コンピューターに落とし込んでいく感じです。

——頭で考えるんですか?イメージ的にということでしょうか?

ビッケブランカ:頭で考える方が楽なんです。コンピューターで作り始めたら例えばちょっと違うなと思ったら物理的な作業やらなくてはならないのですが、頭の中だったら違うなと思ったらさっと消して、すぐに違うものを持ってこれる。バイオリンのフレーズやハモリの感じとかドラムのビートのスネアの音色とか声のバランスとか、ある程度できた状態でパソコンに向かいます。だから僕の脳内作曲は、想像されるよりも曲として出来てるかもしれないです。

——全国ツアーが来年1月からスタートしますが、曲同様、頭の中に演出プランなどはありますか?

ビッケブランカ:パフォーマンスのアイディアはありますね。EDMっぽい曲はDJのセットでやって、バラードの時の美術イメージはこんな風にとか。アルバムのテーマが「冬」なので、吹雪の中の寒い中にあるあったかいコテージみたいな設定の飾り付けにして、そこにいる人間が、本当に人間なのかウィザードなのかみたいな。そんなぼんやりとした世界観みたいなものは頭の中にあります。ライブに関しては実際に演奏してみてからですね。みんなで話し合って決めるのですが、何でもありみたいな感じにしたいなと思っています。

――12月26日(水)には福岡の音楽イベント「BARIYOKA ROCK 2018」にも出演されますね。

ビッケブランカ:楽しみですね。でも僕はロックバンドみたいな感じじゃないから、どんなフェスに呼んでいただいても基本は浮いてるんです(笑)。まあ僕自身がアウェイな場所でやるのが好きだと言うのもあるし、自分を知らない人たちの前でやる方が、気持ちがいいという考え方ですから、フェスはいつも楽しくて、アウェイな感じを楽しんでいます。それにフェスは、僕のことを好きになってくれる可能性がある人が
いるかもしれないし。それも含めて楽しみです。

——ビッケブランカさんにとって福岡はどんな場所ですか?

ビッケブランカ:第二の故郷だと思っています。ライブでもラジオでも言っているんですけど、それを言うのは札幌も同じなんですけどね(笑)。札幌と福岡に関しては本当にそう思っています。でも福岡は、最初に来た時から今もすごく優しい人たちという印象が大きいです。ライブでのウェルカム感も強くて、登場した瞬間に拍手してくださるんですけどそれが長い!(笑)それにゴマサバが美味しい!福岡に来たらずっとゴマサバを食べています。でもちょっと前はうどんがブームだったんですよ。薄味のあのうどんが美味しくて。だから尽きないですね。ホントに料理もおいしいし街のサイズもちょうどいい。品もあって空港も近いし言うことないです。だから恐ろしい街ですよ(笑)

——ではライブを楽しみにしているみなさんに一言お願いします!

ビッケブランカ:楽しい時間がそこにあるので何も考えずにワクワクして見に来てくれればいいかなと思います。初めてライブを生で見てくれる人がワンマンライブだとアルバムとのキャラのギャップに驚いてしまうかもしれない(笑)。でもそれも一興でいいんじゃないかなと思います!

 

●PROFILE
ビッケブランカ
2016年10月にメジャーデビュー。強烈な個性と普遍的なグッドメロディの交錯が織りなすジャンルレスな作品性と、美麗なファルセット・ヴォイスが魅力のシンガーソングライター。人柄がにじみ出る派手なライブパフォーマンスも話題の今後の音楽シーンを彩る最重要人物。11月21日リリースの2ndアルバム「wizard」収録曲「まっしろ」が日本テレビ系 水曜ドラマ『獣になれない私たち』挿入歌で話題沸騰。
・オフィシャル HP https://vickeblanka.com/
・アルバム「wizard」特設HP https://vickeblanka.com/wizard/

●TOUR
ビッケブランカ「WIZARD TOUR 2019」
1月19日(土) 福岡・DRUM LOGOS 
OPEN 17:00 / START 18:00
(問)キョードー西日本 TEL.0570-09-2424(11:00〜17:00/日曜日、祝日休み)

●EVENT
"BARIYOKA ROCK 2018"
2018年12月25日(火)、26日(水)Zepp Fukuoka
OPEN 13:00 / START 14:00
https://bariyokarock.com/
※ビッケブランカの出演は12月26日(水)17:20頃~を予定しています

 


●RELEASE
ビッケブランカ 2nd Album「wizard」2018-11-21 ON SALE!


【初回生産限定】(CD+DVD)AVCD-96009/B/¥3,800(税別)


【通常盤】(CD)AVCD-96010/¥3,000(税別)
[CD]
1. Wizard
2. Winter Beat
3. まっしろ ※日本テレビ系 水曜ドラマ"獣になれない私たち"挿入歌
4. Lights Out
5. ウララ
6. Black Rover ※アニメ"ブラッククローバー"4月クールオープニング曲
7. Buntline Special ※アニメ"DOUBLE DECKER! ダグ&キリル"エンディング・テーマ曲
8. 夏の夢
9. キロン
10. Smash(Right This Way)
11. WALK(long ver.) ※アニメーション映画"詩季織々"主題歌
12. Great Squall 

[DVD] ※初回生産限定のみ
"ULALA TOUR 2018"@SHIBUYA TSUTAYA O-EAST
1. Get Physical
2. Natural Woman
3. Bad Boy Love
4. Your Days
5. TARA
6. Black Rover
7. Moon Ride
8. Slave of Love
9. ウララ

▼配信はこちら:https://avex.lnk.to/Vickeblanka_wizard

取材協力:ラスールオーバカナル 天神店(ソラリアプラザ1F)

 

取材・文:筒井あや
このライターの他の記事を読む

プレイス情報PLACE

ドラムロゴス

住所 福岡市中央区舞鶴1丁目8−25
TEL 092-751-3811
PAGE TOP