グルメ | 新店舗オープン

もも焼きを筆頭に、「焼き」「逸品」「揚げ」の鶏づくし!

2018年11月06日 21:00 by 木下 貴子

「やっ鶏ます」。営業中を知らせるプレートにまで「鶏」を入れるとは、芸が細かいです。10月にオープンした『とりビアー』は読んで字のごとく、鶏とビールが主体の店。ちなみにプレート裏面も仕込中を意味する「仕込ん鶏ます」と書いてあります。

国体道路沿いの「カフェ・ベローチェ」の角を今泉側に曲がってすぐ。表も中も明るい印象です。


奥には半個室的なスペースもあります。


『とりビアー』は10年ほど前に東京に誕生し、現在は都内に16店舗を構える人気店ですが、「西日本でも展開していきたい」と西日本営業部長の菊池由朗さん。その拠点として福岡に西日本第1号となる店舗をオープンしたと話します。そもそも『とりビアー』の母体は、養鶏場も営む宮崎の会社です。満を持しての九州初出店でもあるのです。

品書きをみますと「焼き物」「逸品」「揚げ物」と、鶏料理がずらりと並びます。「野菜」「ちょいちょいおつまみ」とお通し代わりに用意された軽めのメニューもありますが、これらをのぞいたメインの料理は鶏オンリー。自社で育てた鶏を使用するため生産者の顔が見えて安心であり、コストも抑えられ安価にて提供されています。なおかつ宮崎から朝締めの若鶏が毎日届くため、鮮度も抜群です。

新鮮な若鶏はアクが少なく、上品な旨味。「肉そのものの味を楽しんでいただけるように、シンプルに『焼き』で召し上がっていただきます」と菊池さん。いわゆる焼鳥なのですが、『とりビアー』では一般的な串焼きではなく、塊肉を焼き、カットして皿盛で出しています。「塊肉で焼いた方が、旨味が逃げないんです」。


もも、せせり、やげん軟骨、砂肝、ハツ、レバーという6種の部位が盛り合わせになった「ミックス焼き」(734円)は一番の人気メニュー。甘くジューシーなせせり、コリッコリでさっぱりめのやげん軟骨、レバーのとろり感……などなど、部位ごとに焼いているからそれぞれの味と食感がうまく引き出されています。



鶏好きだったら押さえておきたい看板メニューの「特大もも焼き」(734円)。外側はカリッカリに香ばしく焼かれ、中はふっくらやわらか。鶏特有の臭いがないため、甘みが際立ちます。



特製の塩ダレを使って焼くので、味はしっかり。そこで欲しくなるのが……やっぱりビールですね! この組み合わせこそ『とりビアー』の真髄。鶏とビール、ビールと鶏、とやめられないとまらない状態になってしまいます。それを見据えてか中生(518円)は500mlの大きめのジョッキに注いでくれ、さらに男前ジョッキ800mlを使った大生(626円)も提供しています。サワー、ハイボール、焼酎、日本酒などビール以外のお酒ももちろん揃えます。

味に変化が欲しい方は、先にあげた野菜やつまみを注文するか、あるいは「もも焼き」にオリジナル味噌タレがついた「くわちゃん焼き」(626円)、「鶏みそホイル焼き」(626円)、「手羽甘唐揚げ」(3本626円)など変化球メニューをどうぞ。


「〆のメシ」も鶏を使ったご飯ものが数種あり、なかでもぜひ食べてもらいたいのが「名物!生親子丼」(410円)です。むね肉のタタキと生の黄身をご飯に乗っけた、まさに「生親子」。黄身とわさび醤油のタレにからまって、肉がしっとり。親子丼というより海鮮丼に近い感じの「こんなのはじめて!」的な丼です。アクセントの天かすと、下に隠れた三つ葉もいい仕事しています。



「美味しい」という感想に、「美味しいいただきました~!」と元気に返してくれるスタッフたち。ご飯ものを注文するとグループ全員に鶏ガラスープを出してくれるなどサービスもよし(スープは2杯目からは108円)。美味しく明るくサービスもよく……鶏肉消費量トップクラスの激戦区・福岡において、勝負していける素質ばっちりです。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

とりビアー 今泉店

住所 福岡市中央区今泉1丁目19-12 サキタ今泉ビル1F
TEL 092-707-2866
営業時間 17:00~翌3:00
定休日 不定
URL http://toribeer.co.jp/
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