まち

【脳内TRiP〜ニューヨーク編〜】書を捨てよ町に出よう!YES!I am ホームレス!(前編)

2018年10月12日 21:00 by しののめ

気がつけば、グッと寒さを感じるようになった福岡CITY...。秋もそろそろ終わり、冬の気配すら感じ始めましたね。こんな寒くなる時期に、度々私が想いを馳せるのはNEW YORK CITY。今週は、来週の後編と共に、私のニューヨークの思い出と、旅への想いを綴ります。

ニューヨークはJFK空港。入国手続きを終えた頃、時刻はまもなく午前0時。初めて訪れる、友達Paul(ポール)の自宅アドレスを握りしめ、空港をあとにいざ出陣!

こうやって旅をして毎度思うことは、今だかつて、行ったことも聞いたこともないあんなところやこんなところに、どうして私はいつも辿り着くことができたのだろう、、ということ。

旅してるときは自分のことを、すごーい!だなんて全く思わないけれど、よくよく振り返ってみたら、自分で自分を褒めてあげたいっていう有森さんの素晴らしい言葉を、いとも簡単に自分のものにしてしまうほど、過剰に自分を讃えたりする。

だって考えてみてもご覧なさいよ。

JFK空港から行ったこともないポールの家まで行く方法を編み出すだけで至難の技。切符の買い方や駅のシステムもよく分からないまま、地下鉄の駅でうろうろうろ...。たくさんの乗り継ぎであわわわわ...。だってここは福岡CITYじゃないのよっ。"ニュー””ヨーク””CITY"なのっ!

しかも気付けばもう、夜中の2時じゃんっていうね。さらにねニューヨークだからって、はりきって持ってきた荷物が超重いでやんの。

で、駅内でもエレベータを全然見つけられなくて階段地獄 with 無駄にでかいスーツケース。電車乗り継ぐ度に訪れるめくるめく階段地獄。もうここでいい。野宿の場所はここでいいです。って心底思っては、通りすがりの優しい人々に助けられ、どうにか次に乗るべき電車のホームに到着。

しかしそういうときに限って、電車の乗り場が急遽変更になったりして、でも英語のアナウンスとか100%聞き取れるわけじゃないから、え?今なんて言った?ちょ待てよ!って心のキムタク登場。

どうにかこうにか、初めて耳にするBorough Hall駅(ポールの家の最寄り駅)まで辿り着くも、地上に出て進むべき方向が前後左右どちらなのか分からない。暗闇の中立ちつくすしかない。もちろんWi-Fiも繋がってない。

事前にGoogle MAPでスクリーンショットしていたものだけが私の頼りだったが、今考えてもどうやってBorough Hall駅からポールの家に辿り着いたのか…。あたりは真っ暗で、もう歩いてる人もいないのに、お店も開いてなくて聞く人もいないのに。N to N。ナゾからナゾ。

で、やっぱり思ったのがこれでしかない。よっ天才!私が天才すぎる!もうそれでしかない!

ただね、ポールの家と思われる(確信はない)マンションの下に到着して安心したのも束の間、すごく気になってたことがあったの。
JFK空港に到着した頃、Paulから”何時くらいに着きそう?”って一度電話があったのだけど、もうその時の電話越しの雰囲気や声の様子から、うすうす、というかはっきり気付いちゃってたことがあって、

あれ?ポールってば、すげー酔っぱらってる?

マンションの下で、私はまさにF on F。不安に不安を重ね、ポールへ電話をプルルルルル…

プルルルルルルルル…

プルルルルル…ル、ル、ル、?

ル?

きたーーまさかのまさかのそのまさかーまさかの事件がやってきたー。ポールが完全に酔っぱらって熟睡してしまっているーー!

夜中の3時。気温は0度。確信は100パー。

パンパカパーン!本気と書いてマジな野宿 in NYCがこの度決定!

はーん!せめて、せめてこの”98”の中に入りたい!涙 ”98”よ開けごまーー!って鍵かかってるやないかーい!ペシッ、っていうノリツッコミ、をしてる場合ではない。

私は天才…。天才だと思う。夜中の3時、気温は0度でこのような状態になるとは。もう天才を超えて奇才なのさ。

ニューヨークはブルックリン…私の旅はホームレスになることから始まった。

(↑奇跡が起こってなぜかマンション入り口のドアが開いた。ただし二重になってるふたつめのドアは開かず、やはり中には入れなかった。)

〜〜〜来週の後編へ続く〜〜〜

取材・文:しののめ
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