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映画『OVER DRIVE』6/1(金)の公開直前舞台挨拶に東出昌大、新田真剣佑、羽住英一郎監督が来福!

2018年05月31日 21:00 by 筒井あや

公道を全開走行で駆け抜ける最も過酷な自動車競技『ラリー』。メーカーの先端技術の結晶である車輛、モンスターカーを操るドライバー、チームを支えるメカニック、まさに人車一体の公道の格闘技。そんな世界を基に、若者たちの熱い愛と絆を描いた映画『OVER DRIVE』。
本作でメガホンを取った羽住英一郎監督、主人公・檜山篤洋を演じた東出昌大、その弟であり、天才ドライバー・檜山直純役の新田真剣佑が、福岡の舞台挨拶に登場!

またラリーの最終地は北九州を舞台に熱い熱戦が繰り広げられている。羽住監督は、2010年から北九州市文化大使を務めていることもあり、さらに北九州との縁が深まった作品となった。

登壇するやいなや東出の「帰ってきたよ〜!」の一言で、会場は大盛り上がりをみせ、舞台挨拶がスタート!

——今作はラリーがテーマのひとつにあります。東出さんは、メカニックとしてどんな準備をして撮影に向かわれたのでしょうか?

東出昌大:準備というか、監督がクランクインの1ヶ月半前に、実際の車をバラして組み立てるというのを、メカニック全員でやろうという感じでスタートしました。車は全然わからなかったですが、やってみて楽しくなってハマりました。

羽住英一郎監督:映画で使用した車は世界選手権の南アフリカのチャンピオンマシンなんです。それを実際に映画で使用しているのですが、そのラリーカーを実際にバラして、組み立てて体験してもらいました。それは映っていない部分ですが、実際にメカニックとして全てやれるようにしていました。

——新田さんと東出さんは兄弟役ですが、撮影中、お兄さんとしての東出さんはいかがでしたか?

新田真剣佑:兄貴としての兄貴は、最初は人見知りで取っ付きにくい・・・人かなと思ったんですけど、仲良くなるにつれて一緒にふざけてくれました!

——兄から観て弟の新田さんはいかがでしたか?

東出昌大:レーサーとメカニックというのは、陰と陽だと思うんですけど、その陽の部分を担当してくれた本当に太陽のような存在でいてくれました。

——二人で兄弟の絆を強くするためになにかやられたことはありますか?

東出昌大:四六時中一緒にいた感じですね。ずっと。おはようからおやすみまでずっといっしょにいる感じでした。ちょっとBL系と思われそうだけど、そうじゃないですから!(笑)。なんならバチバチにやり合っているので安心してください!

——北九州での撮影をされていましたが、どれくらい滞在されていたんですか?印象に残っていることはありますか?

新田真剣佑:1ヵ月以上いましたね。チャチャタウンに行きましたよ。北村匠海くんと森川葵さんと兄貴で観覧者に乗りました。

東出昌大:狭くって(笑)

新田真剣佑:兄貴が大きいから、観覧者がすごく小さく見えるんですよ(笑)。

——東出さんは北九州の思い出はありますか?

東出昌大:お世辞ではなく、北九州で撮った映画ではなく、北九州じゃないと撮れなかった映画だと思います。今日のお客さんも盛り上がったくださっているんですけど、映画のエキストラの方々も、炎天下の中、ずっとお付き合いくださって、レースというのは熱狂するところがあるので、そこを一緒に盛り上がっていただいて、本当に素晴らしい福岡の方々といっしょに撮影ができたなと思っています。

——監督は今回の撮影で新たに感じた北九州の魅力はありますか?

羽住英一郎監督:今回の映画は全国で転戦している設定の中の、最終ラウンドを北九州に設定したんです。僕は北九州の工業地帯の風景が好きなんです。映画の中に込められているものづくり精神や、そういう想いを改めて感じました。北九州の地で、最終ラウンドを戦っている。ラリーは走り出すともう見守ることしかできない。そこをみんなの想いが繋がって走っているんだということで、工場のものづくりのモチーフにして撮影したんです。やっぱり北九州って画になるなと思いますし、あとは参加してくださった方々です。みなさんがこの映画を楽しんで参加してくれた。尊敬の念を込めて言いますが、今回はラリーバカ、メカニックバカ、いっぱいいましたけど、僕らも北九州で映画バカ、役者バカになって、そして北九州の人たちも一緒にバカになってくれて、映画作りに参加してくれたなと思いました。

——北九州で役者バカになったと監督が仰いましたが、お互いに役者バカだよなと思った部分は?

東出昌大:全部!マッケンはずっと直純だったので、ゾーンに入って撮影してたなと思うし、そういう弟を見ているのはうれしかったですね。それにレースを命かけてやっているんだなという感じが日々していました。

新田真剣佑:1ヵ月以上、北九州にいて生活を共にしていたので、いつ直純で行っても、篤洋で受け止めてくれるので、僕は安心してお芝居ができました。

東出昌大:今、エキストラで参加してた人がいらっしゃったんですが、他にエキストラで参加して頂いた方は……すごいいますね!!(笑)

新田真剣佑:お陰でいい映画になりましたよ~!

——実際に出来上がった映画をご覧になって、どんな感想をお持ちですか?

新田真剣佑:たぶん僕ら世代は、こんな映画見たことがないと思います。監督の言う、「海猿」超え、じゃないですけど、本当にハリウッド映画を観ているような感じがして、鳥肌が止まりませんでした。

東出昌大:たくさん宣伝の機会もあって、色々お話をするんですけど、この後見てくださるので、正直ここまで来ると言葉はいらないなと思います。清々しい気持ちで帰っていただけると思います。

——色んなシーンがあると思いますが、この部分を観てくれたらと思うシーンはありますか?

新田真剣佑:間違いなく観終わった後に、兄弟が欲しくなります。それは自信を持って言えます。

東出昌大:ね、かわいい弟でしょ(笑)。題材がラリーという聞き馴染みのない言葉だと思うんですけど、でも先入観を持たず、構えないで大丈夫です。ラリーを知らない人にも必ず届く映画なので、新しい扉が開かれると思います。僕はそれがすごくうれしいです。

——ラリーの映画として見る時に、楽しみのポイントがあれば。

羽住英一郎監督:モータースポーツを僕自身がすごく好きなので、きちんと描こうと思いました。なので好きな人には、本物が描かれているのでたまらない映画だと思います。逆に知らない人にとっては新鮮に映ると思いますし、そしてたった0.1秒でも相手より早くゴールするために、一所懸命バカみたいに頑張っている。一所懸命やる姿は、カッコイイと思います。そういうカッコイイ男たちを描きたかったので、そこは見ればわかってもらえると思います。

——男性キャストがたくさん出演されていますが、この人の演技を見て欲しいと思う俳優さんはいますか?またはこの役には注目して欲しいという男性など

新田真剣佑:(北村)匠海ちゃん!匠海の目のお芝居が素晴らしいんです。台詞を言っているシーンではないところでも、いい目をするんです。大好きなんです。僕らはヘルメットを被っているので、目の部分しか映っていないことが多くて、そこでお芝居をしていたんですけど、北村匠海は素晴らしい魅力の持ち主です。

東出昌大:今回は本当にラリーカーを走らせているシーンも多く、冒頭にラリーカーが砂利道を疾走するシーンでも本当に走っているんです。そこに観戦に行った要潤さんに「撮影いかがでした?」と聞いたら「超痛かった」と言われたので、どこが痛かったのかを聞いたら砂埃がすごくて、石が巻き上げられて痛かったらしいんです。そんなことないだろうと思っていたんですが、出来上がった映画を観たら、これはヒドいと思いました(笑)そこもすごく迫力がありましたね。

——共演する前と後ではお互いの印象は変わりましたか?

東出昌大:共演する前の印象というのは、お互いに持ち合わせていなかったと思います。ただマッケンが言ってたのは、台本を読んだら早く兄貴に会いたい言って、その時から兄貴像を作ってくれていて、僕も台本を読んで弟・直純像があったので、その延長でやれたのは良かったですね。でも今後縁があって共演した時に、この作品に対する思い入れがスゴイから、逆にこれが邪魔にならないといいなと思います。

新田真剣佑:それくらい、ずっと兄弟でいました。僕は初めから知っていた感じがするんですよ。

東出昌大:今回長男役として演じていたのですが、実生活では二人兄弟の末っ子なので、兄貴ってこんなに大変なんだというのを感じました(笑)。

新田真剣佑:逆に僕は長男で弟がいるんですけど、弟ってこんなにやりたい放題できるのかって(笑)。

——最後に東出さんから一言お願いします。

東出昌大:言い残したことはありません!面白かったら、まわりの友人に勧めてください。みなさんの心の中でこの作品が走り出すのが、すごくうれしいです。

 

映画『OVER DRIVE』は6/1(金)全国ロードショー

 

 

取材・文:筒井あや
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