音楽

大原ゆい子ニューシングル『言わないけどね。』リリースインタビュー

2017年12月28日 12:00 by 筒井あや

アニソン界のシンガーソングライター・大原ゆい子が、2018年2月14日(水)に「言わないけどね。」をリリース。以前からファンだったというコミックが原作のTVアニメ「からかい上手の高木さん」オープニングテーマとなった今作『言わないけどね。』は、爽やかな青春をテーマにしたポップなチューンに仕上がった。

――前作の『煌めく浜辺』はムーンライダーズの鈴木慶一さんがプロデュースされていますが、最初に楽曲を聴いた時の印象はいかがでしたか?

鈴木慶一さんの作られる世界というのは私にはないものでしたし、人に曲を書いていただいてそれを歌うのは、すごく難しいなという気持ちが最初にありました。でも詞を読んだ時に「宝石の国」の原作に沿った素敵な内容だと感じたのと同時に、メロディーがとても不思議な感じだったので、どう歌ったらいいだろう?というのはずっとありました。レコーディングの時も鈴木さんに色んなアドバイスをいただきながら歌わせていただいたんですけど、この曲をきちんと伝えきれているのか不安でした。でもアニメのエンディングテーマとして、流れた時に、みなさんに聴いていただいて完結する楽曲なんだと改めて感じることができました。

――プロデュースしていただいたことで、気づいたことはありますか?

自分で曲を作って歌っていると、どうしても自分の型というか私自身が手に入れられる音楽からしか生み出せていなかったのですが、この楽曲を歌わせていただいたことで、自分の中になかった音楽を知ることができました。アニメソングというのは、これじゃないとダメだというものはないんです。でも作品に沿って曲を作ることで、アニメを観てくださった方に作品がより浸透していくものなんだと教えていただきました。

――新曲の『言わないけどね。』は、ポップで可愛らしく青春の甘酸っぱさが感じられる歌詞が、アニメ作品への理解度を深めてくれました。どんなことを考えながら楽曲制作に向かわれたのですか?

私はいつも人に寄り添った歌を歌いたいと思っています。私自身の人生ももちろんですが、聴いてくださった方の人生の一部になるような楽曲を作りたいという気持ちが、もともと自分の中にもありました。アニメソングというのは、どうしてもアニメに寄ってしまいます。もちろんそれが良いところなんです。だからこそ今回は、作品自体に自分の青春や思い出を重ね合わせてもらえるように、聴いてくださる方に寄り添った楽曲制作をさせていただきました。

――作詞をされる時に、気をつけていることはありますか?

自分の言葉じゃない言葉は絶対に使わないのと、全体を通して歌詞を読んだ時に、まとまりがある詞であることは、心がけています。詞だけを朗読した時の流れやバランスは気にしますね。

――例えばアニメ以外の楽曲を自分で作ってアルバムに入れるとかはあるんですか?

カップリング曲は自由に作らせていただいているので、こういう曲をやってみたいとか挑戦させていただいたりしています。例えば『煌めく浜辺』のアーティスト版は、最後に収録されている「「さよならの行方」」がフェードアウトで終わるのですが、ひとつのアルバムを物語を読むように聴いていただけるような流れにしたり。そんな風に、自分のやりたいことをカップリングなどではやらせていただいていますね。

――今後、やってみたいことはありますか?

曲を書くのはすごく辛いこともあるんですけど、完成して聴いていただけるのがものすごくうれしいので、たくさん2018年も書いて歌っていきたいですね。でももっとたくさんの方に聴いていただきたいので、ライブもできたらいいなと思っています。関東以外でライブをする機会があまりないので、できたら全国の色んなところでライブが出来たらいいなと思っています。

 

品番:THCS-60205 / POS:4988104115058
収録時間:未定 / 収録曲数:4曲 / セット数:1枚組
価格:¥1,300+税

<仕様>
・アーティスト撮り下ろしジャケット
・ジュエルケース
【収録曲】
1.「言わないけどね。」(TVアニメ「からかい上手の高木さん」オープニングテーマ) 作詞・作曲:大原ゆい子 編曲:吉田 穣
2.「木星バット」 作詞・作曲:大原ゆい子 編曲:吉田 穣
3.「言わないけどね。」(Instrumental)
4.「木星バット」(Instrumental)

取材・文:筒井あや
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