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アチケン展 “実験室の窓 Vol.2” が開催
2017年11月12日 08:00
天神3丁目のart space 貘にて、アチケン展“実験室の窓 Vol.2”が開催されます。
第一期「考察」:12月12日(火)~12月17日(日)
第二期「再検証」:12月20日(水)~12月27日(水)
アチケンは、福岡県在住のアーティスト、ナカムラキミヤス・宮野英治・安倍智子の3人によるアートユニットです。既存の美術的な表現にとらわれず、日常に含まれる問題を取り上げ、それらを対象に実験的な作品を発表しています。「表現者」というよりも、自分たちを「研究者」と称し、また展示会を「研究発表」と位置づけ、発表を行っています。
前回の企画展「実験室の窓」では、会期を2期に分け、各アーティストが、「仮説」から「検証」へと研究テーマを発展させていきました。そして、その様子を窓越しに鑑賞者に覗いてもらいました。
今回のVol.2では、前回検証した研究内容を、あらためて「考察」し、「再検証」していきます。それぞれの研究者の、それぞれの研究室の変化を楽しんでください。
●ナカムラキミヤス/アチケン主催
建築デザイン、美術展のキュレーションなど幅広い経験をもとに、絵画、ドローイング、写真、彫刻的なマケットを用いた作品を発表。記録・集積をテーマに作品制作を行っている。
今回は、初期ルネサンス芸術における、数的比例の調和と人体の解剖学的アプローチに着目し、「空間内に存在する人々」の在り様を、立体作品、絵画作品として発表。
●宮野英治
版表現、ドローイング、インスタレーションを中心に発表。「人間とは何か」という根源的な問いに対し、思索、表現を繰り返す。
今回は、個と集団(社会)との関係性、個と個の関係性、己と他者の関係性を、「ことば」をツールに、解き明かしていく。鑑賞者参加型のインスタレーションを発表。
●安倍智子
大学時代より、植物を用いた立体作品、インスタレーションを中心に発表。
現在、自然の中に身を置き、農家として生活を送る傍ら、生命の循環をコンセプトとした美術作品の制作を行う。めぐるいのち。みな死に、土に還り、次の生命を育む。日々の畑仕事から生みだされるイメージを、空間に表現する。


アチケン展 ”実験室の窓 Vol.2”EVENT
期間 | 2017年12月12日(火)~2017年12月27日(水) |
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時間 | 11:00~20:00 |
主催者URL | http://achiken.jp/ |
会場 | art space 貘 |
会場URL | http://www.artspacebaku.net/ |
※18日(月)・19日(火)は展示替えの為、休廊 |
プレイス情報PLACE
屋根裏 貘/アートスペース貘
住所 | 福岡市中央区天神3丁目4−14 高栄ビル2F |
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TEL | 092-781-7597 |
営業時間 | 11:00~24:00 |
定休日 | なし |
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