グルメ | 新店舗オープン

東京で人気を博すビストロが福岡にやって来た!

2017年10月30日 08:00 by 木下 貴子

今泉に10月5日にオープンした『かしわビストロ バンバン 今泉店』。店名に「かしわ」とつくため福岡発の店と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は本店は、東京にある実力派のワインバル。渋谷区神泉の住宅街にあって常に賑わいを見せ、星の数ほど飲食店がある東京で、キラリ☆と強い存在感を放つ人気店なのです。さらに「ミシュランガイド東京2017」にも掲載された「リゾットカレースタンダード」の姉妹店と聞けばもう、自ずと期待が高まります。

オーナーの高城直弥さんは滋賀県出身。「福岡と同じく、関西の方でも鶏のことを『かしわ』って呼ぶんです」。なるほど、それで…でも、なぜここ福岡に出店を決めたのでしょう?と尋ねてみたところ、「東京の店に福岡からいらっしゃる方が多く、僕の方からも一度訪ねてみようと福岡に来てみたんです。そしたらあれよあれよと福岡の飲食業界の方々とご縁をいただき、僕もとっても福岡が大好きになって、あれよあれよという間にオープンすることになりました」。

オーナーの高城さん。「福岡で店をやろうと思った決め手は、人ですね。同じ飲食業界でライバル同士なのにみな温かくて、先輩方はとても可愛がってくれます。東京で忘れかけていたものを、思い出させてくれました」。

店の場所は凸版印刷近くの路地。「感度が高い人が訪れるようなエリアですし、東京から来るんで格好良く見せないと思って(笑)」と高城さん。外観も内装も、東京店よりもさらに「バチっと決めました」と話します。スタイリッシュな内装に、ハイチェアーとハイテーブルを設置。古材も上手に活用し、心地よさも生み出します。

それでは、気になる料理をご紹介しましょう。
名物料理の「地鶏のかしわ焼き―たれ―」(950円)。高城さんご出身の滋賀県高島市には、味噌ダレに漬けこんだ鶏肉を焼いて食べる料理、曰く「高島市民のソウルフード」があるそうで、それがベースとなっています。これこそが『バンバン』の原点!東京店では滋賀産の近江黒鶏を使用していますが、「せっかく福岡に出店したのだから」と地元の鶏を色々試し、博多地鶏を使うことに。味噌ベースでややスパイシーなタレと、ぷりぷりの鶏肉から溢れる甘い肉汁が相まって絶妙な美味しさ。かしわ焼きは「たれ」の他に「塩」、「アボカド」があります。


「バンバンオリジナルポテトサラダ」(410円)。ん?上に何か乗っています。カレー風味に味付けられたソレは、噛みつづけると馴染み深いあの味に。さて何だと思います?答えは…お店でお確かめあれ。


「さつま知覧鶏のカルパッチョ盛り合わせ」(842円)。福岡では鶏刺は馴染みありますが、カルパッチョとはなかなかユニーク。甘露醤油ベースのソースと、たっぷりレモン果汁をかけていただきます。ササミ、ムネ、モモと部位ごとに食感と味の違いをお楽しみあれ。ボリューミーなので2~3人で十分シェアもできます。


そして、ミシュランに掲載された「リゾットカレースタンダード」の看板メニュー「リゾットカレー」(950円)。ご飯ではなく、チーズリゾットにチキントマトカレーがかかっております。高城さんのご指南を受け、まず1口目はチーズリゾットをパクリ。アルデンテのライスに優しくチーズが絡まります。2口目はルーのみをパクリ。トマトの酸味が生きたコク深い味わい。最後にリゾットとルーを一緒にパクリ。むむむ!これはとってもクリーミーに変化するではありませんか! 1品で3度味わえる驚きのカレー。〆のメニューですが、濃厚な味わいで、ワインのお供にもなります。


ワインはヴァン・ナチュールを中心に。ほか、ビールや「超炭酸レモンサワー」などお酒も各種揃います。


その他、ほとんどのメニューがこのように一捻りも二捻りもしたアイデアが満載。「スタンダードではなく、新しい提案をしていきたくて」と高城さん。ありそうでなかった一品一品が目新しい、創作イタリアンを提供してくれます。さすが第一線の東京で人気を誇るだけのことはあります。それでいて「福岡に根付くお店にしたい」と全員地元のスタッフで固め、東京発の距離感を感じさせない、明るい接客で迎えてくれます。それもあってかオープンから間もないうちに、早くもたくさんの人で賑わう光景が見られます。旬な話題を逃したくない方はお急ぎを!

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

かしわビストロ バンバン 今泉店

住所 福岡市中央区今泉1丁目3-1 TYビル今泉1F
TEL 092-519-8092
営業時間 18:00~24:00(OS23:00)、金・土・祝前日は~翌2:00(OS翌1:00)
定休日 不定
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