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映画『関ヶ原』岡田准一、平岳大、原田眞人監督が舞台挨拶に登場!

2017年08月08日 18:00 by 筒井あや

戦国史上最大の合戦「関ヶ原の戦い」。これまで映画、ドラマでは何度も取り上げられてきた天下分け目の決戦だが、真正面から戦い自体を描いたのは日本映画史上初めての挑戦となる。原田眞人監督によって、司馬遼太郎原作の大ベストセラーが遂に完全映画化。

主演の石田三成を演じた岡田准一さん、島左近を演じた平岳大さん、原田眞人監督が舞台挨拶に登場。

――岡田さんはよく福岡にいらっしゃっていますが、福岡の印象で一番に思い浮かぶのは?

岡田准一:今日は石田三成役で来たので言いづらいですけど……。やっぱり縁の役柄を……名前は言わないですけど、その役を演じた時に何度も足を運ばせていただいたりしていたので、その印象は強いですね。
食事も美味しいですし、街の色んなところを歩かせてもらったんですけど、すぐ行けば縁の…場所があるので。その思い出が強いですね。

――石田三成役のオファーが来たときには、どう思われましたか?

岡田准一:来たか、と思いました。前の作品で……もう言っちゃいますけど(笑)黒田官兵衛を演じた時に、石田三成を演じていた田中圭くんと石田三成って本当はこういう人ではないんだよね、みたいな話をしていました。歴史好きとして色々調べると、少し違う一面があったり、敗戦の武将というイメージが強いですけど、(ドラマで描かれていた)三成は実は違うんだよねみたいなことを話したのを覚えています。その時に結構ディスってたというか……(笑)なので、今回演じる時に(三成が)怒ってないかなと心配しました。史実の人物を演じる時に役柄に好かれたいと思うんです。でもディスったりしていたので、役柄に嫌われていないかなとか、三成公に嫌われてないかなと心配で、お墓参りをして「あの時はすみませんでした」って謝ったり…三成公に喜んでいただける、石田三成像を作って来ますと約束して来ました。

――平さんは島左近のオファーをどのように受け取られましたか?

平岳大:島左近の方が全然年上なので、違うんじゃないかな?と思って「僕ですか?」って(笑)。本当に自分ができるのかなという不安だけでした。でも色々監督にヒントを頂いて、キズを作ったり髪の毛とか、外見のところから役作りを手伝っていただいて、それから内面を探していったという感じですね。

――監督は今「関ヶ原」を撮ることにこだわりがあったのでしょうか?

原田眞人監督:岡田さんが、黒田官兵衛をやったから石田三成は嫌だよ、と言ったらこの企画自体が無くなっていたと思います。そこは要でした。僕自身も60歳過ぎた辺りから、石田三成が理解できるようになって、そして司馬先生の原作にまた惚れ直した、みたいなところもありました。また、自分自身の経験則として、「駆込み男と駆け出し女」で初めて時代劇をやったり、「日本のいちばん長い日」で戦争映画をやったり。それがないと「関ヶ原」の話は無かったんじゃないかと思います。自分なりの作品歴と岡田さんが完璧な石田三成をやってくれて、そういう歴史的な流れとタイミングが重要だったと思います。

――この作品の見どころは?

岡田准一:とてもわかりやすいと思います。細かい物語の内容と言うよりも、台詞にたくさん情報が入っていて、その場にいるかのような、歴史上の話なので本当の話はわかりませんが、「関ヶ原」という合戦では、本当にこんなことが起こっていたんじゃないかと思えるような体験ができる映画になっていると思います。合戦の流れとか、この人とこの人が仲が悪いんだなとか、映画の中にいる人の感情を体験できる映画になっていると思います。

平岳大:簡単に言うと、西と東が闘う話です。どっちが西でどっちが東かがわかれば楽しんで頂けるかと(笑)。

――合戦のシーンも見どころのひとつかと思いますが、岡田さんは乗馬のシーンも多いですよね。

岡田准一:三成は乗馬の達人だったという史実が残っているくらい乗馬がうまかったんです。そこに監督はすごくこだわられていて、僕が馬を乗るシーンもたくさんありますので、楽しみにしていてください。

平岳大:島左近の戦いは、剣さばきが美しいものではなくて、殴り合いのような合戦なので、迫力があると思います。本当に命と命のぶつかり合いのような、そんな迫力は伝わるかと思います。

原田眞人監督:合戦のシーンは、一番こだわりました。黒澤明監督の「七人の侍」の合戦のシーンに思い入れがあるので、実は衣裳風俗はそれと似ているんです。黒澤監督の「七人の侍」に追いつこう、少しでも近くに行こう、そういう気持ちと、僕自身が50年代、60年代のそういう歴史スペクタクルで育っているので、昔のヨーロッパの戦争映画、合戦映画を観て、そこで印象に残っているシーンを思い描いたりしました。あとは「ラストサムライ」に出演した時の記憶で、こういう風に撮りたいなと思っていたことを今回は自分でやっています。

――最後に岡田さんからひと言お願いします。

岡田准一:福岡の武将も登場していますので、ぜひ福岡から映画「関ヶ原」を盛り上げていただけたらうれしいです。どうぞとくとご覧あれ!

 

『関ヶ原』は、8月26日(土)より全国ロードショー。

取材・文:筒井あや
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