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水谷豊初監督『TAP -THE LAST SHOW-』舞台挨拶でタップショー!

2017年06月19日 18:00 by 筒井あや

水谷豊が40年間あたためてきた企画を自身の監督で製作した『TAP -THE LAST SHOW-』。映画の公開に先駆けて、『TAP THE PREMIUM NIGHT』が開催され、映画の特別先行上映、キャストによるタップダンスのパフォーマンスやトークショーが行なわれました。

映画上映後に行われたきゃストによるタップショー。圧巻のステージに観客は固唾をのんで見入ってしまっていました。

――初監督としていかがでしたか?

水谷豊:これまでは俳優として現場に入っていたので、僕のバッグを持ってくれる人がいたんです。監督になったらバッグはずっと自分で持てるんだと思って(笑)、これがスタップの一員ということなんだなと思いました。監督として最初に気づいたことでしたね。
普段は俳優として作品に関わる時は芝居をやる側なんです。だから監督も演出をやる側なんだと思っていました。もちろん撮影前にもどういう世界にいきたいのか、というのをスタッフ全員と打ち合わせしていたんです。現場に入るとみなさんが打ち合わせをしていた内容で作業をしてくださる。監督の仕事というのはそれまでなんです。だから監督の仕事というのは、みなさんによって監督をやらせてもらっている、という感覚でした。

――映画に参加してみて

HIDEBOU:水谷豊監督のおかげでタップに焦点を当てていただき、ラストは24分のショーが映し出されます。これが映画なのか、タップのショーなのか解らなくなるくらいです。僕たちが振付けをしたり、踊ったりしているんですけど、試写を拝見すると作品が全く別世界の客観的なもので、違う人たちがやっているものに見えるくらいの感動がありました。

岸部一徳:タップダンスは自分でやったことも、観たこともありませんでした。この映画に出演して、初めて生のタップダンスを体験しました。ラストダンスの撮影の時は、横で拝見させていただきましたが、あのシーンを生で観られただけでもこの映画に出演して良かったと思います。それぐらいダンスが素晴らしかったですね。

――最後にひとことお願いいたします。

HIDEBOU:私は6歳からタップダンスをやっていて、40年以上前ですね。私がタップダンスを始めた頃に、監督はこれを思いつかれたそうです。タップダンスが映画になって、多くの方に観て頂けるのはとてもうれしいことです。一人でも多くの方に、観ていただきたいと思います。

岸部一徳:この映画を通して、タップの素晴らしさが全国に広まればいいなと心から思っております。もうひとつは水谷豊さんが初めて監督をしました。素晴らしい作品ができたなと僕も思っているので、たくさんの方々に観ていただきたいと思っております。

水谷豊:僕は今から40年前にひとつの夢を見ました。いつかタップをテーマにした、ダンサーの生活をテーマにした映画を作りたいということでした。最初にこの夢を見た時には、手に届く夢だと思っていました。ところが、何年経っても実現しない、だからこの夢は手に届かない夢だったのかなと思い始めていた頃、あるプロデューサーに茶飲み話みたいに話したことから作品がスタートしました。そして今回、岸部一徳さんをはじめ、素晴らしいキャストのみなさん、スタッフのみなさんが、僕がこれまで観て来た以上の夢をこの映画でみさせてくれました。どうかこの夢が全国のみなさんに届くことを願っています。

 

『TAP -THE LAST SHOW-』は、6月17日(土)よりT・ジョイ博多ほかにてロードショー。

取材・文:筒井あや
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