グルメ | 新店舗オープン

ようこそ福岡へ! 小倉で評判のフレンチが福岡に移転オープン

2017年06月08日 12:00 by 木下 貴子

福岡の食通たちにとって願ってもないニュースが飛び込んできました。まだ「自然派ワインって?」と言われる頃から自然派ワインを提案し、さらには熟成肉ブームが到来する前から滋賀県にある肉の名店「サカエヤ」から仕入れた熟成肉を出す店として、その名を広めた北九州の『ルビー』が、福岡に移転オープンしたのです。

場所は「けやき通り」のビルの1F。けやき並木の景色とマッチした、お洒落でとてもセンスのよいお店です。フレンチということで少々緊張しながら扉を開いてみましたが、カウンター席も設けられた明るくカジュアルな雰囲気。こちらの様子を察してか、「うちは気軽に来ていただけるフレンチですよ」と奥様の清末加恵さんが笑顔で優しく声をかけてくれました。





『ルビー』は、清末タイチさん・加恵さんご夫妻が10年前に小倉の旦過市場近くにオープンしました。タイチさんは「KIHACHI」で8年間腕を磨いた後、ウエディングレストランで料理長を3年間務めたベテラン・シェフ。その料理の腕前に加え、前述した自然派ワイン、熟成肉によってその評判は福岡にまで伝わり、ここ数年は、福岡からわざわざ訪れるお客も多かったそうです。「新しいチャレンジをしたいという思いが募り、10年を機に福岡への移転を決めました」と話します。

お店同様に、優しく明るい雰囲気の清末ご夫妻。お2人ともソムリエの有資格者でもあります。




ではまずワインから見ていきましょう。フランス産を中心に、セレクトの基準は料理との相性はもちろん「生産者の想いが伝わるものを」と加恵さん。ワインは福岡だけでなく名古屋や北海道の酒屋からも仕入れ、福岡では見かけないような銘柄も揃えます。グラスは日替わりで赤・白合わせて5~6種類(750円~)を用意。自然派のグラスシャンパーニュ(1,000円)が飲めるのも嬉しいところです。


そして、名物料理ともいえる熟成肉。まだ熟成肉がブームになる5年ほど前に、美味しい肉を探して福岡と東京の店を食べ歩きしたという清末ご夫妻。東京のレストランでとんでもなく美味しい肉を発見し、即座にその肉の仕入れ先を聞き、問合せをしたそうです。それが「サカエヤ」であり、そこの社長・新保吉伸さんとの出会いでした。

いまや全国でも評判の店となり取引が狭き門となった「サカエヤ」。そこから仕入れる熟成肉を使った「新保さんの近江牛熟成肉のロースト」(100グラム2,400円)。福岡でこの肉を食べられるのは福岡では『ルビー』だけです。



豚肉も「サカエヤ」から仕入れる「愛農ナチュラルポーク」を使用。有機農業実践校・愛農学園農業高等学校の生徒が育てる少量生産の豚は希少価値が高く、こちらも九州で仕入れているのは『ルビー』ただ一軒。店では半頭を仕入れ、ソテーなどで出されるほか、ソーセージやパテなど自家製シャルキュトリーも手掛けられます。

シェフお手製の「お肉屋さんの盛り合わせ」(1,580円)。




ほか野菜料理、魚料理も揃えます。「旬のいい素材をシンプルに」というタイチさん。魚料理は、いまの時期は「アユのパテ」(780円)、「ハモのフリット」(780円)など。

「自家製スモークサーモン」(1,280円)。



「季節の焼き野菜」(780円)。野菜は有機野菜を使用。




「人参のラベ」といった一皿400円の小皿料理も多数あり、加恵さんがおっしゃるようにまさに“軽く一杯”の利用もできます。ふと行きたくなった時に、ふらりと訪問できるこの気軽さもいい! ハイレベルなフレンチを色々と、日常的に寄れるスタイルで味あわせてくれるお店です。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

Le Rubis(ル・ルビー)

住所 福岡市中央区赤坂2丁目1-8 ライオンズマンション赤坂1F
TEL 092-716-5773
営業時間 18:00~OS23:00
定休日 月曜、第1・3火曜
URL http://www.le-rubis.jp
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