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秋元才加がMarvel初参加!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

2017年05月09日 18:00 by 筒井あや

5月12日(金)公開ジェームズ・ガンが監督を務める『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の日本語吹替版で新キャラクターのマンティスを演じた秋元才加さん。秋元さんはディズニー配給でMarvel作品には初参加。声でキャラクターを作り上げることの難しさ、Marvel作品への思いなどを語って頂きました。

――ディズニー配給で、Marvel作品での初めて参加されたお気持ちは?

実はこれまでMarvel作品には触れてこなかったのですが、昨年コミコンに初めて行って、グルートとロケットが気になったので前作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をちょうど見終えた矢先で、このお話をいただいたので、すごくうれしくて、ご縁というか運命を感じてすごく興奮しました。
なので、私のMarvel作品デビューは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だったんです。もちろん、「ぜひやらせていただきたいです!」とお返事させていただきました。

――その時は演じられるキャラクターは決まっていたんですか?

マンティスで声のテストをやらせていただきます、ということでした。でも絶対にこのチャンスは掴みたい!と思いました。

――そのマンティスで演じられた声は、普段の秋元さんからは想像できないくらい全く違った印象を受けました。マンティスの声のトーンはどうやって決められましたか?また演じるにあたって苦労されたことはありますか?

マンティスというキャラクターはひと言で言うと「不思議ちゃん」でした。それにフワッとしていてピュアな感じを出したいというリクエストがありました。私の地声のままだと大人っぽ過ぎるということだったので、自分の中でかなり声のキーを上げて、その中でも強くなりすぎないでフワッと聞こえるように、自分の中でも声色を探してみました。それに私は普段早口で喋るんですけど、マンティスを演じている時は、体感時間の2~3倍くらいゆっくり話しました。他は勢いよく喋るキャラクターが多いのですが、普段の自分とは違う音色、スピード感で喋っていたので、録っていた時は何が正解なのか自分ではジャッジできなかったです(笑)。


©Marvel Studios 2017

――実際に演じてみられて、マンティスはどんな女の子だと感じられましたか?

3歳児のようなピュアさを持っている、そういう感じを声の表情で出したいなと思っていて。ピュアさの中にも、初めての経験に対して常に好奇心を持っている。ガーディアンズに接する時も、そういった好奇心やピュアさをなるべく出していきたいなと思っていました。そういう魅力的な女性だなというのは感じました。

――録っている時に、難しいリクエストだなと思った事はありましたか?

マンティスは空気が読めない不思議ちゃんなんですけど、いざという時にはすごい能力を発揮するというシーンがあるんです。そういった部分の強さとか、マンティスの芯の強さを現す時に、私の地声が出ちゃうと急にキャラクターが変わっちゃうので(笑)、マンティスの声色のまま、強弱をつけるというのがすごく難しかったですね。普段よりもかなり高いキーで喋っているので、その中で感情の表情を出すというのが大変でした。

――高いキーなのに、トーンを抑えて喋られているので、難しそうだなと思いながら拝見していたんです。

すごい絶妙なテンションでしたね(笑)。もっと高いテンションだったらキーを上げたまま勢いでいけたと思うんですけど、そこまでではないし。でもこの声が、他のキャラクターたちの中に入ったら、マンティスとしてキャラクターが際立っていて、こうなるようにディレクションしていただいたんだなと思いました。でも録っていた時は、すごくゆっくり喋っていて、これはちゃんと噛み合っているのか、ズレているのか、それとも自分の間が悪いだけなのかが解らなかったんです(笑)。なので出来上がりを見るまではすごく不安でしたね。このガーディアンズの流れに乗った方が楽なんだろうと思ったり(笑)。そういうことで言うと馴染まないキャラクターを作る大変さは感じました。
今回の経験をして、本当に声優さんというのは職人技だなと思いました。私達はお芝居をしている中でも、動作や顔の表情込みで、観ている方に届けることができるんですけど、声だけで届けるというのは本当にスゴいなと。遠藤憲一さんも「つい、動いちゃうんだよ。グルートが走ると俺も走っちゃうんだよ」って。それで監督に注意されたと仰っていましたが、まさにそんな感じでした(笑)。動かずにスケールの大きなアクション、吹っ飛ばされたりとかもあるので、そういった声を出すというのは自分が思っている以上に、声を出さなくてはいけないし。声を出すって、エネルギーが必要なことだなと思いました。

――今回の声の出演を経験して気づいたことはありますか?

声優さんたちの素晴らしさを痛感したと共に、吹き替え版で私たちの声だけで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』をご覧になる方もいらっしゃる。だから声を吹き込むということは、キャラクターに命を吹き込むことなんだということをすごく感じて、作品にとって声というのはとても重要な役割を担っているんだなと改めて思いました。だからこそ大変でしたがすごくやりがいを感じました。
Marvel作品は、次回作にもこれまでのキャラクターが出てきたりするので、マンティス死なないで!と思っているんです(笑)。このキャラクターがこれからも続いたらいいなと思っています。そう思える作品に出会えたというのもすごくうれしいです。

――マンティスのおすすめのシーンは?

マンティスは天然なんですけど、ドラックスも天然なんですね。天然同士で、全然会話が噛み合ってないシーンが、すごく面白いので、ドラックスとマンティスのシーンにぜひ注目して観て頂きたいと思います。

――秋元さんが感じられている、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の魅力はどういったところでしょう?

このお話が決まってから、色んなMarvel作品を見始めて今『アベンジャーズ』まで観たんですけど、この作品は一番ヒーローっぽくないんですよ(笑)。人間味があって親近感があるというか。前作は友情や仲間の絆が描かれていましたが、今回は家族の絆が描かれていて、ふざけてばっかりに見えるんですけど(笑)、最後に泣いちゃったんです。だから見応えのある第二弾になっていると思います。

 

取材・文:筒井あや
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