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シンプルな中にあるちょっとした驚き選ぶなら、そんなギフト/クリチーバ代表・デザイナー 坂下 和長さん

2016年12月26日 08:00

――坂下さんと言えば、やはりものづくりですよね。作品の中からクリスマスや年末にしっくりくるギフトを教えてください。

〈CRITIBA〉からご紹介させてもらうと、まず「shallows」ですね。水中のように見えるこの花器には、表面張力の水の膨らみもあり、「これってどうなっているの?」とドキドキさせるチカラがあります。買ってきた切り花や枝もの以外にも、道端に生えている草花を根っこごと挿すのもアリですよ。もうひとつは、「BIRD on the book」です。これはいつも料理をつくっている人に贈りたい。もともとレシピ本を見る時のペーパーウエイトとしてデザインしたのですが、使っていない時にごろんとキッチンに転がっていても、不思議となじむんですよね。

――そんな坂下さんが、自分へのギフトを天神で選ぶなら?

キャンプやアウトドアが大好きですから「nanamica」「THE NORTH FACE」をチェックしたいですね。あとは大学を卒業して3年ほど勤めていた「THE CONRAN SHOP FUKUOKA」を覗いてみたい。最初に店を訪れた時からずっと影響され、デザインとは何かを教えてもらったショップですから。

――2017年、手がけてみたいデザインはありますか?

実は無類の釣り好きでもあるので、ルアーを作ってみたい、なんて考えています。

●SHALLOWS -FLOWER BLOOMS IN A PUDDLE-
「SHALLOWS」は今、国内外で注目を集める花器。水の表面張力を効果的に利用したクリスタル製である。円柱の真ん中には、直径20mm・深さ100mmの花を生ける穴があいていて、花器の最上部にはお椀型の浅瀬がある。この浅瀬が、水の表面張力を効果的に発生させるポイントになっている。表面張力でぷっくりとたたえられた水は、生けられた植物の生命感を表現。水そのものを表面のテクスチャーとして活用しているので、花器と水、そして植物が融合したかのように見え、まるで水柱が立っているかのような佇まいだ。2016年春には、シンガポールのデザインレーベル<industry+>よりshallowsの海外仕様バージョンがリリースされた。



思いのほか軽く、また耐食性にも優れたアルミ鋳物製コースター1,620円。福岡で見かけたことのある人も多いはず。



キャンドルホルダーだけでなく、お香立てとしても使用できる。KAGIANA 3,780円。


釣りとアウトドアが大好きな坂下和長さん。一児のパパ。



2006年GOOD DESIGN AWARDを受賞した、ROW-楼-bench 180,000円



山口県のCAPIME coffeeのために作った、コーヒー豆を10g計るためのスプーン。



BIRD on the book ブロンズ7,560円、アルミ5,400円。


●Kazunaga Sakashita
1976年福岡生まれ。1999年西南学院大学商学部卒業後、コンランショップ等を経て、2006年、CRITIBA Design+Direction <クリチーバ>として活動開始。素材の特性と異素材との関係性、そのモノの持つ背景やストーリーをふまえ、シンプルだが奥行きのあるデザインを目指す。2006年グッドデザイン賞受賞、2007年D&ADグローバルアワード最終セレクション(UK)、2015年 red dot award受賞(ドイツ)。2016年シンガポールのデザインレーベルindustry+よりミラノサローネ出展。
http://www.critiba.com/
 

【「クルーム博多」で坂下さんの作品を展示中!】
1月31日(火)まで、JR博多駅からすぐの「西鉄ホテル クルーム博多」のロビーにて、坂下さんの作品を展示中。入場無料。ラウンジでは100円でおいしいコーヒーも飲める!


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